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世界裁判放浪記 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の体験談、疑問に思ったことの解決など膨大すぎて読むのに時間がかかった。文字が小さいし専門用語や国名などがあったため、思ってた5倍くらいの時間をかけた。 ケニアですら、2003年に生理用品にかかる税金を廃止してる。他にも日本人が思う"発展途上国"で裁判がデジタル化していたりと、日本がまだまだ遅れていることが数多くあることがわかる。

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2023/12/19

筆者が作中で説明している通り世界の裁判傍聴をテーマにしたエッセイ。裁判と放浪という組み合わせの妙と、きちんと教育を受けた頭のいい人の書いた文章だと感じるが、タイトル以上に惹かれるものはなかった。

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2023/06/24

弁護士さんが裁判傍聴をメインとして世界各国の放浪の旅に出る。旅系の本はあまり読んだことがなかったので新鮮でした。生活も裁判所もすべてが国によって違う。自分は本当に小さい世界で生きているというか、世界は広いんだなと感じた。

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2023/06/15

「世界裁判放浪記」というタイトルに惹かれて本書を手に取った。世界120か国を超える国を旅してまわった著者が、一般の日本人にはなじみのないような国で現地の裁判所を訪れ、裁判の様子や裁判所の情景を描く。その意味で、確かに本書は「タイトルに偽りなし」なのだが、実際に読んでみて感じるのは...

「世界裁判放浪記」というタイトルに惹かれて本書を手に取った。世界120か国を超える国を旅してまわった著者が、一般の日本人にはなじみのないような国で現地の裁判所を訪れ、裁判の様子や裁判所の情景を描く。その意味で、確かに本書は「タイトルに偽りなし」なのだが、実際に読んでみて感じるのは物足りなさだ。著者が弁護士であることを思えば、各国の裁判制度の違いを解説したり、「同じような事件が国によってまるで違った判決結果に至る面白さ」などが登場することを期待していたのだが、そうした内容はまったくなかった(私が勝手に「裁判傍聴記」を期待していたのだった)。 私は次の記述を読みながら大いに頷いた。「その国の言語も、法律の仕組みも分からないまま裁判傍聴をすることにも、裁判を見ることを「観光」の枠の中に作り替えてしまっていることにも、飽きているのかもしれないと」。だから、本書をもっと違った書き方にできたのかもしれないと、少し残念に感じる。

Posted byブクログ

2023/03/12

裁判の内容はほぼ無く、旅エッセイだけど作者の想いを描写している割合が多い。 裁判所を訪ねながら、という珍しい切り口なのは面白い。ただ、旅エッセイに泥臭さを求める私には合わなかった。

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2023/01/09

弁護士である著者がイスタンブール、パリからトンガまで、言葉が通じる国も通じない国も、裁判所へ行って裁判を傍聴していきます。 「裁判放浪記」なので、もっと裁判の内容が多いのかな、と思っていたけれど、なんでこの地味な表紙???と思うぐらい、生き生きとした人々の営みと町の息遣いを感じ取...

弁護士である著者がイスタンブール、パリからトンガまで、言葉が通じる国も通じない国も、裁判所へ行って裁判を傍聴していきます。 「裁判放浪記」なので、もっと裁判の内容が多いのかな、と思っていたけれど、なんでこの地味な表紙???と思うぐらい、生き生きとした人々の営みと町の息遣いを感じ取ることができる旅行記です。 ああ、旅行に行きたい! 327.9

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2022/09/06

くつろいだ気分で読める良い本だった。あと私の中で傍聴のハードルが多少下がった。 地域性の強い事件の話が続くのかなと思ったけれど、どちらかというと全体としては旅行記で、現地で裁判所に入っても内容はよく分からない場合も結構あった。しかし裁判所の雰囲気や建築、裁判官らの服装(あと性別)...

くつろいだ気分で読める良い本だった。あと私の中で傍聴のハードルが多少下がった。 地域性の強い事件の話が続くのかなと思ったけれど、どちらかというと全体としては旅行記で、現地で裁判所に入っても内容はよく分からない場合も結構あった。しかし裁判所の雰囲気や建築、裁判官らの服装(あと性別)から見えて来るものもあるので、裁判の内容だけが大切ということもないのだった。

Posted byブクログ