水無月家の許嫁 の商品レビュー
父の葬式にやってきたのは、本家の当主。 いきなりの花嫁宣言と、淡々と進むような話。 本人の過去を考えると納得ですが 最近流行な感じか、と思ったら、違いました。 ちゃんと理由(?)あり、な虐待でした。 危険はありましたが、結構周囲に温かく見守られて 心休まる日々、な感じです。 ...
父の葬式にやってきたのは、本家の当主。 いきなりの花嫁宣言と、淡々と進むような話。 本人の過去を考えると納得ですが 最近流行な感じか、と思ったら、違いました。 ちゃんと理由(?)あり、な虐待でした。 危険はありましたが、結構周囲に温かく見守られて 心休まる日々、な感じです。 そこをひっかき回しに来たような、母親。 こちらは分かりやすいのですが、よくわからないのが 片割れの方。 法律上は、こちらが長女になるのでしょうか? 単なる『お人形』なのか、何かしたいのか。 1冊、長いプロローグ、な感じでした。
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#読了 羽衣伝説の天女の末裔の一族が主人公。妖怪だの神様だのは読んだことあったけど、天女(異星人)ってのは初めてかも。SF的な要素もあって新鮮だった。 主人公の六花の生い立ちは厳しいものだったし、これからも一族の醜い相続争いに巻き込まれるのは大変だろうなーと思うけど、許嫁の文也は...
#読了 羽衣伝説の天女の末裔の一族が主人公。妖怪だの神様だのは読んだことあったけど、天女(異星人)ってのは初めてかも。SF的な要素もあって新鮮だった。 主人公の六花の生い立ちは厳しいものだったし、これからも一族の醜い相続争いに巻き込まれるのは大変だろうなーと思うけど、許嫁の文也は優しくて誠実だからお似合いで俄然応援したくなる。生真面目カップルは良いですね……。 文也の弟妹や親族たちのキャラクターもよくて、今後の展開がものすごく楽しみ。
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面白いし、きゅんきゅん♥ 世界観が好き!出てくる月毬河童可愛すぎる( ˶˙Θ˙˶ฅ)キュウリ! 文也さんと六花には幸せになって欲しいな✨
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世界観がとても好きでした。 シリアスな場面もありますが、心が暖かくなる場面もあり、続きがとても気になります。 河童が可愛いです。
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導入部がシリアスだけど、意外とテンション高めのお話だった。3兄弟や親族たちのキャラが濃くて楽しい。主人公の自己肯定感は低いので、落ちるときは落ちるけど…… 続くそうなので、一足飛びに婚約した二人が恋人になる様が楽しみ!
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最愛の父が死に際に残した言葉に絶望し、生きる意味を無くした水無月六花。だが、16歳の誕生日に本家の当主と名乗る青年・水無月文也が現れ、六花とは許嫁同士だと告げる。 水無月家は天女の末裔だと言い、父が亡くなった原因は月帰病だと判明する。そして文也との出会いが六花の運命を変えてい...
最愛の父が死に際に残した言葉に絶望し、生きる意味を無くした水無月六花。だが、16歳の誕生日に本家の当主と名乗る青年・水無月文也が現れ、六花とは許嫁同士だと告げる。 水無月家は天女の末裔だと言い、父が亡くなった原因は月帰病だと判明する。そして文也との出会いが六花の運命を変えていく… 水無月家の因縁や六花と文也の距離が少しずつ縮まっていく過程が凄く期待しています。 そして、六花の本家の血筋が今後どの様に展開していくかも楽しみです。
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六花も「鳥居…」の千歳もそうだけど、友麻さんの作品には、親から愛されなくて自尊感情が低い主人公がとても美味しそうなご飯を作る。 素朴だけどきちんと丁寧なご飯は美味しそうで、主人公の人柄を感じられて、読んだら食べたくなっちゃいます。 今の六花にとって文也達と皆で一緒に囲む食卓は、お互いを知り絆を深める行為でもあるんだろうなと感じます。 竹取物語や羽衣伝説をモチーフにしたお家騒動であり、文也と六花の許嫁という古い因習から始まる恋愛物語であり、心の成長物語でもある。 とてもクセが強めな水無月家の人達ですが、六花の母親もかなり拗らせた毒親です。 不穏な空気を醸す水無月一族に、悪気無さそうな顔をして何かヤラかしそうな六美も気になる所。 今後の展開が楽しみです。
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母は毒親だし、父も最期に最悪の言葉を吐いて去ったため、肉親からの愛が圧倒的に足りていない六花。 そんな彼女の次の居場所が、暖かい場所でよかったと思う。 文也の弟、妹は好意的に受け入れてくれたし、祖母もやり口はさておき、ちゃんと立花を受け入れてくれた。 例え、今の居場所は水無月家の争いの只中にあり、命の危険性さえあったとしても。 羽衣伝説に輝夜姫、月絡みの伝説を交えつつ、ノアの方舟的話も登場する作中の設定が興味深かった。 ファンタジーでもあり、SF的でもあり。 舞台は京都の嵐山だが、貴船で見た天の磐船を思い出すようなシーンもあり、個人的に京都の空気を感じた瞬間だった。 マニアック。 政略結婚(婚約)ながら恋を始めた六花と文也。 今回は二人の関係性が少し進んだところまでで、お家騒動の件は始まったばかり。 分家の人間たちはややこしそうだし、二人が精神的に落ち着けるのはまだまだ先になりそう。 シリアスな雰囲気ながら、笑えるシーンやほっこりできる場面もあり、読みやすかった。 カレンさんの竹を割ったような性格と月鞠河童たちが特にお気に入り。 満足でし!(口調うつった)
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京都嵐山、歴史ある旧家を舞台に、現代とは思えないような息苦しさと重く淀んだ静寂の中で寄り添って生きる家族のお話。 月毬河童ちゃん達はかわいいし、お料理も美味しそう。 お薦めです。
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