まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう の商品レビュー
【第1章】デジタルで世界はどう変わっていくか ・デジタルの向こうにあるもの ・デジタルは、人と人をつなぐのがコアバリュー ・「リモート」から「共通の場所」の時代へ ・デジタルのある世界では、誰もがメディアの一員 ・自分はメディアであり、プラットフォームである ・インターネット上の...
【第1章】デジタルで世界はどう変わっていくか ・デジタルの向こうにあるもの ・デジタルは、人と人をつなぐのがコアバリュー ・「リモート」から「共通の場所」の時代へ ・デジタルのある世界では、誰もがメディアの一員 ・自分はメディアであり、プラットフォームである ・インターネット上のコメント欄の設計も、大切な政治の一つ ・心得は「ガラスのハート」にならないこと ・AI は「Assistive lnte=igence (補助的知能)」か 「AuthoritarianInteligence(権威的知能)」か ・AIと付き合っていくために ・デジタルは社会をどう変えるか? ・台湾の「デジタル民主主義」 ・選択権を市民に委ねてこそ、民主的だと言える ・台湾政府内で推進した「デジタルトランスフォーメーション(DX)」 ・3つのFーー「Fast(速さ)」「Fair(公平さ)」「Fun(楽しさ)」 ・市民には、政府に個人情報を監視されているかどうか、確認する権利がある ・日本のDX「2025年の崖」をどう乗り越えるか ・デジタルが分断を加速させる? ・主流しかない世界は恐ろしい ・大切なのは、社会の一人ひとりが「素養」を持つこと ・警笛を鳴らす人 ・16歳で出合った「ハッカー精神」 ・デジタルによって世界中がオープンになり、連携していける 【第2章】これからの「社会」の形を考えるーー「ソーシャルイノベーション」を通じて、皆が参加できる社会へ ・「ソーシャルイノベーション」とは何か ・「ソーシャルイノベーション」で世界になかった概念を生み出す ・誰でもアイデアを出せる〈総統杯ハッカソン〉 ・皆の社会参加が不可欠 ・自分一人で解決しようとしても永遠に一部分しか解決できない ・台湾を変えた〈ひまわり学生運動〉 ・〈g0v〉に参加するシビックハッカーたち ・台湾で「ソーシャルイノベーション」に取り組む若者たち ・イノベーションに必要なのは「これまで見たことがないもの」を受け入れること ・「ソーシャルイノベーション」を支える在り方・コミュニケーション ・協業するためのコミュニケーションスキル ・アイディアを短い言葉で表現する ・意見の合わない人とどう付き合うか ・公衆のなかでは、事実を共有することが大事 ・携帯電話があれば誰でも社会に参加できる ・「私が投票しなかったら落選していたかもしれない! 」 ・社会を変えるのは「投票」だけではない ・誰も取り残さない社会をつくる ・「ソーシャルイノベーション」は地方にこそ必要 ・オープンにすればする・ほど、政府と市民が近づく ・言論や報道の自由と、フェイクニュースの問題 ・自分自身をオープンにする 【第3章】世界と私たちの未来 ・世界が連帯して未来を創る時代 ・誰も取り残さない「インクルーシブ」という考え方 ・「〈SDGs〉は本当に達成できるか?」への答え ・〈GDP〉も大事、でもその他も大事 ・〈SDGs〉を語る時、〈GDP〉はその一つの項目でしかない ・社会や環境の破壊は、経済損失よりも大きな痛手である ・私たちは何かを手放さなければ〈SDGs〉を達成できない? ・〈SDGs〉は世界共通の価値観 ・ソーシャルイノベーションで広げる ・SDGsに必要な素養とは? ・インクルーシブな社会に必須の「オープンガバメント」 ・多様性を持つ人々が政策制定に参加するために ・公共サービス手続きのデジタル化よりも大切な理由 ・「オープンガバメント」で世界と連帯する ・〈限界費用〉がゼロに近づいていく ・100年後の世界のためにできること ・私たちが世界規模の問題に向き合う時、どのように歩みを揃えるべきか 【第4章】これからの未来を創る皆さんへ
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電子書籍で読みました。 すこし、ページをめくると…… 著作権で保護されてるから、 勝手に使わないで! →そうだよね。と同感。 さらにページをめくると…… Aタンは、 著作権フリーだからどんどん使って! →えっ!!!となりました。 出版社と作者の意識の違いが面白いです。 デ...
電子書籍で読みました。 すこし、ページをめくると…… 著作権で保護されてるから、 勝手に使わないで! →そうだよね。と同感。 さらにページをめくると…… Aタンは、 著作権フリーだからどんどん使って! →えっ!!!となりました。 出版社と作者の意識の違いが面白いです。 デジタル技術を理解して使うと 「こんな明るい未来もありますよ」 と教えてくれた一冊です。
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何もかも新しい時代、という感じでとても良かった。 こんなに風通しが良くて思い遣りに満ちた未来。 例え小さなことでも、自分に何か出来るのではないかと思えた。
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オードリー・タンから感じるのは、ある種の柔らかさだ。私は「しゃべる」オードリー・タンの姿を知らないのだが、彼女の語り口や思考のあり方は非常に柔軟で、その柔軟さは決して優柔不断さではなく「柔よく剛を制す」に通じる知性の豪胆さとつながっているように感じる。ここに収められた彼女の発言を...
オードリー・タンから感じるのは、ある種の柔らかさだ。私は「しゃべる」オードリー・タンの姿を知らないのだが、彼女の語り口や思考のあり方は非常に柔軟で、その柔軟さは決して優柔不断さではなく「柔よく剛を制す」に通じる知性の豪胆さとつながっているように感じる。ここに収められた彼女の発言を読んでも、「社畜」を頭ごなしに悪いと見なしたり個人が無力なcowardに陥ったりする陥穽を鋭くかわし、その個々人に内在する可能性/potentialを引き出そうとしていると思った。彼女の持つカードは手強い。体制に巣食うアナーキー!
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臺灣でのコロナ対策の一環としてマスク在庫管理システム等、デジタル制作担当委員として活躍されているオードリー・タンさん。感情を表に出して我武者羅に業務をこなしていくというよりかは、常に一歩引いて物事を俯瞰しながら適切に対処していくという感じがしました。 日本と比べ、既得権益やしがら...
臺灣でのコロナ対策の一環としてマスク在庫管理システム等、デジタル制作担当委員として活躍されているオードリー・タンさん。感情を表に出して我武者羅に業務をこなしていくというよりかは、常に一歩引いて物事を俯瞰しながら適切に対処していくという感じがしました。 日本と比べ、既得権益やしがらみが少ない臺灣だからスピーディにIT化が促進された事が否めないと思うのですが、オードリー・タンさんの、「自分はメディアであり、プラットフォームである」という言葉に、オードリー・タン自身が「世界を良くしていく」というの強い意志を感じました。
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今までの本を読んでいればいいかな。 以下参考になったこと。 オードリーはデジタルが世界を便利にする、幸せにすると考えている。 aiの理想はドラえもん。 台湾は田舎から通信の最新設備を整える。 台湾では市民の意見が集まれば国会で討論される仕組みがある。 オードリーの議事録は全部公...
今までの本を読んでいればいいかな。 以下参考になったこと。 オードリーはデジタルが世界を便利にする、幸せにすると考えている。 aiの理想はドラえもん。 台湾は田舎から通信の最新設備を整える。 台湾では市民の意見が集まれば国会で討論される仕組みがある。 オードリーの議事録は全部公開されている
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最後のQAは必読です。「自分で考えたら?」と思うような問い、具体的には社畜、未来•現状維持•高齢者社会への不安などなのですが、これに対して真摯に回答しているオードリーの人の良さが出ています。 テクノロジーの発展に伴って、限界費用が0になるともいう。そんな社会が理想ですね。
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social innovation, 3つのFなど、一個人がどう社会に貢献できるかを示唆し励ましてくれる良著 インクルーシブで、どんなときにも想いやりにあふれるオードリーさんの人柄がにじみ出ています。元気が出ました!
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