センス・オブ・何だあ? の商品レビュー
「初めて」そのものが何につながるかはわからない。でもそれが「ある」からこそ、そののちの感覚と生活を大きく変える可能性がある。 集中にはいくつか種類があり、精神面まで作用する「深みのある」集中が子供には必要。
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本屋で「センス・オブ・ワンダー」の場所を尋ねた時、店員さんにお薦めしてもらったので併せて購入。 感覚を研ぎ澄ませて、全身で自然・暮らしを感じる著者。著者は「シーンレス」だけど、私よりずっと身の回りのものに対する解像度が高い気がする。 子どもにたくさんの入口をつくってあげて、一...
本屋で「センス・オブ・ワンダー」の場所を尋ねた時、店員さんにお薦めしてもらったので併せて購入。 感覚を研ぎ澄ませて、全身で自然・暮らしを感じる著者。著者は「シーンレス」だけど、私よりずっと身の回りのものに対する解像度が高い気がする。 子どもにたくさんの入口をつくってあげて、一緒にワクワクできるといいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
福音館の絵本『おいしい おと』で独特だなあと思い、『でんしゃは うたう』で視覚障害をお持ちらしいと知り、更に『センス・オブ・ワンダー』をもじったタイトルが気になっていた。 図書館の年末最終開館日、借りたかった本が貸出中で、ほかに何かと書架をぶらぶらしていて目にとまった。 4歳のときに「シーンレス」(全盲、作者の和製英語)になった作者の、感じることの豊かさを綴ったエッセイ集。 福音館書店の「こどものとも年少版」折り込みふろく(2018年4月号〜2020年3月号)に連載した「センス・オブ・何だぁ――感じて育つ」に加筆修正を行ったもの。 優れた人なんだなぁ、という印象。 見えるとか見えないとかは関係がなく。 三宮さんは、鳥の鳴き声を200種以上聞き分け、留学経験もあり、翻訳ができる。 ご両親や教師、まわりの大人に恵まれ、かつ、ご本人が優秀で努力家だからなのだろう。 本を読んでから、フライパンで料理をするとき、目をとじて焼ける音に耳をすませてみたけれど、少し違うかな?くらいで、それがどれほどの焼け具合なのかは分からないから、やっぱり試行錯誤が必要。 雨の音や「隠れた音」、街の響きの違いも意識したことがなかった。 私もにおいは分かるほうだと思っていたけれど全然だったし、葉桜や紅葉のにおいを感じたこともなかった。 これを期に一つ一つの感覚を意識したい。 あと今度雨が降ったら、傘の内側に手のひらを当てて、雨粒を丸い形のまま触りたい。(備忘録)
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私には、三宮さんのような音に対して敏感さはありませんが、それでも季節の変わり目など、感じる事はあります。金木犀などは解りやすいですね。花が出る二、三日前から香ます。今年は、またまた、金木犀の木の下に入ることがあり、花芽が、開く直前を目にする事出来ました。香る前でした。自然は、移ろ...
私には、三宮さんのような音に対して敏感さはありませんが、それでも季節の変わり目など、感じる事はあります。金木犀などは解りやすいですね。花が出る二、三日前から香ます。今年は、またまた、金木犀の木の下に入ることがあり、花芽が、開く直前を目にする事出来ました。香る前でした。自然は、移ろい流れていく。その一点一点の一つで合う。それが楽しい。三宮さんは、もっともっと沢山、出会っているのでしょう。わたしも、色々なところに目をやったり、耳を澄ましてみたいと思う。
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こどものともという幼児教育誌の付録に連載したエッセイとのことで、幼児期からの経験の大切さを軸に書かれている。麻由子トーンに変わりはなく、五感の視覚以外を駆使して周囲を捉えていく。匂いで季節を感じたり、逆に反響で電車を捉え損ねたり。 そういえば朝ドラで遠景に向かって叫んでいるのに室...
こどものともという幼児教育誌の付録に連載したエッセイとのことで、幼児期からの経験の大切さを軸に書かれている。麻由子トーンに変わりはなく、五感の視覚以外を駆使して周囲を捉えていく。匂いで季節を感じたり、逆に反響で電車を捉え損ねたり。 そういえば朝ドラで遠景に向かって叫んでいるのに室内の反響があったのには違和感があった。
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4歳で視覚を失った著者の暮しの中で出会う鳥の鳴き声、雨の音、キッチンの音、匂い、足の裏の感触、手に触れる質感。ひとつひとつが様々な情報を伝えてくれていることを改めて思い出させてくれる。 外に出たら、音や匂いや風に意識を向けてみよう。いつも見過ごしてしまっている素敵な出会いに気...
4歳で視覚を失った著者の暮しの中で出会う鳥の鳴き声、雨の音、キッチンの音、匂い、足の裏の感触、手に触れる質感。ひとつひとつが様々な情報を伝えてくれていることを改めて思い出させてくれる。 外に出たら、音や匂いや風に意識を向けてみよう。いつも見過ごしてしまっている素敵な出会いに気づいていきたい。ホントだよ。
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4歳の時に光を失った作者が、触覚、聴覚、嗅覚などで感じることの大切さを綴ったエッセイ。視覚ばかりに頼りすぎ、多くのことを見過ごしてしまいがちな日常を振り返るきっかけをくれる。"失敗や間違いを肝を据えてそのまま受け止め、細かくしっかり感じとることも同じく「センス・オブ・ワ...
4歳の時に光を失った作者が、触覚、聴覚、嗅覚などで感じることの大切さを綴ったエッセイ。視覚ばかりに頼りすぎ、多くのことを見過ごしてしまいがちな日常を振り返るきっかけをくれる。"失敗や間違いを肝を据えてそのまま受け止め、細かくしっかり感じとることも同じく「センス・オブ・ワンダー」に欠かせない「大切なデータ」“という最後の一文は特に心に響いた。
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【きっかけ】 こどものともの絵本のコラムに、『センス・オブ・何だあ?』のタイトルを発見し、その言葉のセンスに感電した。これほど上手いもじりある??? 本屋B&Bで書籍を見つけて買った。 普段の本屋なら絶対見かけなかっただろう。本の配置の仕方がよかったよ… 【感想】 『センス・オ...
【きっかけ】 こどものともの絵本のコラムに、『センス・オブ・何だあ?』のタイトルを発見し、その言葉のセンスに感電した。これほど上手いもじりある??? 本屋B&Bで書籍を見つけて買った。 普段の本屋なら絶対見かけなかっただろう。本の配置の仕方がよかったよ… 【感想】 『センス・オブ・何だあ?』のコラムを書いていた人は目の見えない人だったことに大変驚いた。 苦労したこともたくさんあっただろうに、この本で書かれていたことは、匂いや音を感じ取る楽しさばかりであった。 また、改めて子どもの「感じる」力の強さが分かった。 トンネルで大声で「あーーーっ!!」と叫ぶこと。 葉っぱをおもいっきり蹴飛ばしてガサガサ音を立てること。 どれもつい、恥ずかしいから、迷惑がかかってしまうから、と大人の都合で止めてしまう。 なんてもったいないことをしてしまったのだろう。 子どもの楽しさ発見アンテナは天才級である。 自分も子どもに教えてもらうことがたくさんありそうだ。 ところで、子どもって「音」の描写がめっちゃ好きだよね… こぐまちゃんのホットケーキなんか、ずーっと「ぴちぴちぴち、ぷつぷつ…」のページを何回も何回も読んでいた。 【心に残ったところ】 ◉“私は四歳の終わりごろ、目の手術によって光と完全にさよならしました。麻酔から覚めたら、さっきまで見ていたはずの窓の外の光も身の周りのものも、両親の顔も、すべて目の前から消えていました。眼帯を取ったときの感触を、うっすら覚えています。目を開いても開いても、何も見えませんでした。そこで四歳の私は、おぼえている限りの「見える」記憶を頭の引き出しにまとめてフリーズドライしたようです。おかげでいまも、「見える」というのがどんな感じか思い出すことができます。…(略)…この状態を、私は「シーンレス」と名づけました。” ◉“子どもたちに豊かな「初めて」を見逃さない暮らしを心がけたいものです。そうすれば、子どもたちの「初めて」にも自然に心が届き、一緒にワクワクしながら発見、冒険することができるのではないでしょうか。” ◉“「正しい道を何度往復しても、本当には頭に入りません。間違いをどんどん経験してください。その感覚がわかってくれば、正しい道順に自分で軌道修正できるようになっていきますから」” 【あらすじ】 季節の変化は匂いでわかるし、料理のできあがる過程は音の変化で楽しめる。四歳の終わりに目が見えなくなり、「シーンレス」となった三宮さんが語る、身の回りの様々な情報を全身で感じる楽しさを味わう一冊。
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あたりまえのようにあるこの世界。目が見えない三宮さんは、それをシーンレスといって、楽しむ姿がある。何でも見えている気になっている自分が何かを「レス」することを恐れている気もする。自分自身を見つめ直すきっかけになる一冊。
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これを読んで「味わう」ことを疎かにしていたなと反省した。つい隙間時間はスマホを触ってしまう。 でもなんにもない時間にこそ豊かさはあるのだと教えてもらった。 音を聞く、匂いを嗅ぐ、感触を楽しむ。もちろんご飯もたっぷり味わう。 大事なことを教えてもらった。
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