おだんごころころ の商品レビュー
6分くらい。 女の子がお団子を持って山へ芝刈りに。食べようとしたお団子がころころ転がって鬼の家に。鬼がお団子美味しいから作ってよって言われて作るんだけど、鬼たちが満腹で眠った隙に逃げ出した! 原題「鬼のお玉」 高知県幡多郡西土佐村に伝わる昔話 『高知・西土佐村昔話集』より
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女の子の昔話えほん〜日本のおはなし MICAOさんの絵に刺繍と布が加わって見ていても楽しめる。 むすめがおだんごを食べようとするところころころがって、追いかけて走ったら山をこえて向こうの山の鬼の家まで行ってしまう。 おににおだんごを食べられて、うまいだんごをもっと作ってくれと言われたむすめは、おそろしくてたまらなかったけれどおだんごを作ることに…。 粉がなくなったけれど おにのおたまでかけばいくらでも粉は増える。 そうしてお腹いっぱいになったおにが寝てるうちにむすめは、おたまを持ったまま逃げ出した。 川を舟で渡っているとおにが追いかけてきて 川の水を飲み始め、引き戻されそうになったがおにのおたまでかくとどーんと川の水が増えて帰ることができた。 「おむすびころりん」が思い浮かんだが、鬼の家まで行きおたまを使うというのも面白い。 冒険ものでもあり、鬼の宝であるおたまを持ち帰り良い暮らしをするというのもおだんごを作った代わりに…ということだろう。
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