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2030年の東京 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2024/05/05

河合雅司さんと牧野知弘さんの対話形式で、読みやすい。 「家族」「街、住まい」「暮らし」「老後」等に分けて可視化。暗くなってきますが、実際には高齢者人口がピークとなる2040年代初頭が日本にとって正念場。それに向けた改革は遅くとも2030年からスタートさせなければ間に合わないと。

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2024/03/24

ジョブ型雇用の浸透や年功序列の廃止やニュータウンの高齢化など、どんどん現実味を帯びてきているなあと感じた。老後のことも考えながら人生設計していくことが大事。

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2024/03/07

地方からの若年層流入による拡大をベースとしていた東京の成功モデルが成り立たなくなる それは、仕事・街・住まい・生活あらゆる面に及ぶ

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2024/01/20

This book made me sad for the future when I will live in Japan.

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2024/01/14

2030年の東京もこうなるだろうと予測される地方の現状が書かれていたと思います。 読んでみて地方の現状も自分が思っていたのと違うと感じました。実際に東京、地方の現状を知る必要があると感じました。

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2024/01/08

It made me feel fairly serious to see the specific breakdown of demographic numbers...

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2023/11/26

著書河合さんのほんが読みたくて、選んだ本。不動産屋との対談になっていてシナジーがおもしろい。もう一度読みたい本。また、昭和のおじさん達に読ませたい本。

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2022/08/24

2025年に東京の総人口がピークアウトする。人口が減ると活気がなくなる。高齢化が進むと今までの経済モデルが通用しなくなる。未来に対する望みも希望も見えない。 日本が世界第3位の経済大国などといつまでも過去の栄光にすがっている場合ではない。 不思議に思うのは、都...

2025年に東京の総人口がピークアウトする。人口が減ると活気がなくなる。高齢化が進むと今までの経済モデルが通用しなくなる。未来に対する望みも希望も見えない。 日本が世界第3位の経済大国などといつまでも過去の栄光にすがっている場合ではない。 不思議に思うのは、都心の再開発で次から次へと高層ビルを建てたり、計画していることだ。企業は収益を追求しているので、計算してもとが取れると想定しての事業だと思うが、コロナ禍の前の頃を前提にしていると思うので、ウイズコロナ時代に見合ったものか疑問だ。 リモートワークが推奨されていて、オフィスで働く人を中心に進んでいる例も見受けられる。 東京を国際金融センターにしようと政治家が考えているが、東京に外国企業が殺到するとはならない。 2021年9月にイギリスのシンクタンクZ/Yenグループが発表した「世界金融センター指数」を取り上げている。1位ニューヨーク、2位ロンドン、3位香港の順になっている。東京はどうかというと、8位北京の次、9位というアジアにおける存在感は低い。 著者は東京にある外資系企業の多くは日本法人で、代理店のようなものと指摘している。 再開発が止まらない理由に付いて、成長・拡大を前提としたモデルで、東京はまだまだ成長すると考えている人が多いと指摘している。 不動産業界はマーケティングをしないとあり、それは客が永遠に存在する時代の発想を引きずっていた。 昔をひきずると言えばこの人たちもそうだな。札幌オリンピック・パラリンピックを招致しようとしている人たちや、東京オリンピック・パラリンピックを招致した人たちは、昭和のまま思考停止していたのかな。過去の成功体験を捨て去ることができずに税金をジャブジャブつぎ込んで、いい迷惑だ。 2030年なんて先だと思っていてもあっという間にやってくる。どうなるのか不安が希望よりも大きいなあ。

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2022/06/25

人口が減少していく近未来の東京を予測した一冊。高齢化が進んだ町では、買い物難民が増え、病院は運営側の人材不足、設備が不十分で、大病して手術が半年待ちになるなど、暗い未来を予測している。 全てが本書のようにはならないことを願うが、最悪の事態を想定してプランBを考えるという一助になる...

人口が減少していく近未来の東京を予測した一冊。高齢化が進んだ町では、買い物難民が増え、病院は運営側の人材不足、設備が不十分で、大病して手術が半年待ちになるなど、暗い未来を予測している。 全てが本書のようにはならないことを願うが、最悪の事態を想定してプランBを考えるという一助になる一冊。

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2022/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2030年。ちょうど団塊ジュニアの世代が定年(60歳)を迎え始めるころ。準備のないまま、10年後を迎えると、今より酷い現実が待っているかもと、語る。 戦後75年、日本は右肩上がりの成長を続けてきた。その中心が東京で、若者が集まり、経済が活性し、高層ビルが立ち並び、世界有数の街へと成長してきた。 しかし、ここ数年その成長は鈍化し、都市としてのランク(国際価値)も低迷したまま、と。 原因は、少子高齢化と説く。そして、この問題は解決しないと。 今の東京、あるいは日本を考えたとき、一度リセットすべき、と考えるのは私だけではないと、考える。 老害と指さされても、席にしがみつく高齢役員や政治家。先細る年金で貧困に陥る高齢者。介護や老人福祉で、貴重な人材を割かれる労働力。増える空き家と住めないタワマン。現金決済が減れば強盗もなくなるのに進まないキャッシュレス化。 誰が、日本に明るい未来を描けるのだろうか。きっと、今の日本の、東京の仕組み(働き方、生き方、考え方)がきっと、窮屈なんだと思う。 必ずしも成長が全てではない。必ずしも日本型が全てではない。戦後の日本の流れの中で窮屈だった部分、理不尽だった部分が噴き出して、成長戦略を崩し始めているに過ぎない。 成長が停まれば、ひっとしたら、私たちは、もっと、人間らしく、生活できるかもしれない。今よりは。

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