こころの違和感 診察室 の商品レビュー
すごくよかった。ただ、とてもしんどい時に求めて読む本では無いので注意です。 なんだかモヤる〜な気持ちの折り合いの付けかたを春日さんの感性的なものを織り交ぜつつ書かれています。短編小説やエッセイを読んでるような感覚です。私はこの本で春日さんのこの文章のセンスがとても好きになりました...
すごくよかった。ただ、とてもしんどい時に求めて読む本では無いので注意です。 なんだかモヤる〜な気持ちの折り合いの付けかたを春日さんの感性的なものを織り交ぜつつ書かれています。短編小説やエッセイを読んでるような感覚です。私はこの本で春日さんのこの文章のセンスがとても好きになりました。他の本も読んでみようと思っています。 精神的なモヤモヤがすぐに読んでぱっと晴れるわけではないけど、俯瞰で自分を観察しつつ、なるほどなぁと思わせる内容でした。“うつ病を〜が〜”というタイトルの本にもうなんかお腹いっぱいだなぁと思えた時にオススメの一冊です。
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平時なら(ってかそもそも、きょうび”平時”って何?っていう状況ではあるけど)、書店で目には留まっても、サラッと行き過ぎる類の本。メディアに流れるのは、見渡す限り暗いニュース一色で、さすがにメンタル大丈夫?って、自問自答してしまう。本著者の語り口なら、お仕着せがましいこともないだろ...
平時なら(ってかそもそも、きょうび”平時”って何?っていう状況ではあるけど)、書店で目には留まっても、サラッと行き過ぎる類の本。メディアに流れるのは、見渡す限り暗いニュース一色で、さすがにメンタル大丈夫?って、自問自答してしまう。本著者の語り口なら、お仕着せがましいこともないだろうし、かといって適当な内容でもなかろうという安心感から入手・読了。通り一辺倒な答えが用意されているのでなく、自身の体験も適宜交えながら、さりげなく提示されるヒントが絶妙。少し、軽くなります。でも今は、きっとその”少し”がとても大事。戦争反対。
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どうにも心がモヤモヤしていたので、たまたま立ち寄った書店にあった本を買ってみました。著者のエッセイのような文調で、たいへん読みやすいのですが、医師としての明示的な策が書かれているわけではなく、自分の助けにはならなさそうでした。逆に、精神科医の視点でもこのくらいの解像度なんだとわか...
どうにも心がモヤモヤしていたので、たまたま立ち寄った書店にあった本を買ってみました。著者のエッセイのような文調で、たいへん読みやすいのですが、医師としての明示的な策が書かれているわけではなく、自分の助けにはならなさそうでした。逆に、精神科医の視点でもこのくらいの解像度なんだとわかったことは有益かもしれません。あとがきにあった、「気力がないことは「繊細」よりも「雑」という状態に近い、なので目の前のことをあえて丁寧にやってみる」というアドバイスは実践してみようと思いました。
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