余命10年 memorial edition の商品レビュー

小坂流加(著者)

2023/10/12

看護学生の頃に読んだ一冊。

これからってときに余命宣告されて
夢半ばで亡くなってしまう。
読み終えても涙が止まらなかった。

これから看護師として働いていく中で
様々な患者さんやご家族に関わらせて頂くと思う。
若くして入院を余儀なくされている
子供の誕生や成長を見れないまま
仕事が軌道に乗ってきた矢先
やりたいコトを見つけて夢半ば、、、
どの人にも夢や希望があって
実現したくてもできない人がいる。
そのことを忘れずに生きていることに
感謝してこれから歩んでいこう。
そのように心に誓うことができました。

心がもやもやしたりしんどくなったら、、、
そうでなくてもまた読みたいです。

2023/06/30

人の命はとても儚いものなのだということを知った。和人は、主人公である茉莉を思いやり、最後まで真剣に理解しようと寄り添っていた。
和人はすごく優しい人だった。茉莉も人の気持ちを考えることの出来る人間で、最後の最後まで一生懸命に生き抜こうとしていた。その姿勢がかっこよくて素晴らしかった。

2022/11/11

心に残る、心に留めて生きていきたい言葉がいっぱいあった。ありきたりな言葉だけど今ある生に感謝して精一杯生きていきたいと思った。
私も20代で自分の将来とか、いわゆる「普通」の幸せを追い求めて焦ってたなぁ。人は人、焦る必要はないんだよって伝えてあげたい。あと病気の人の心情、なんとも儚く切ない心理描写はほんっとうにリアルに感じた。

2022/06/07

映画見て大号泣したから買いました
生きてさえいればが辛かったかけどこっちもこっちで辛いですけれど設定が細かく、さらに内容を知れたのでさらに好きになりました

2022/11/18

本を読んで初めて涙が出た。

残された時間を全力で生きるまつりの言葉は、生の鮮やかさを教えてくれた。
私はこれまで、生きていることが当たり前だと思い大切に過ごさない日々もあった。だが今は、かけがえのない命を慈しみながら、やりたいことを全部やって後悔のないよう生きたいと思った。
生きてさえいればほんとになんでもできるんだね、。

命の尊さ、日常の美しさ、生きることの美しさを今までとは違う感覚で実感した。

それと、自分を大切にできるのは自分だけという言葉も印象的だった。

和人が美しかった、、。こんな人と巡り会えた茉莉ちゃんは幸せだ。

特に好きなシーンは、和人と茉莉ちゃんが小学校に行って教室や図画工作室で過ごすところ。美しい、、。

2022/04/30

余命10年と言われる病気にかかった茉莉の10年間の話。迷いや戸惑い、不安がありながらも自分のやりたいことを模索し、精一杯生きているように感じた。

2022/04/25

余命10年を知ってからこれからの方向が見えなかった茉莉。生きる意味を見つけていく。生きたい気持ちを言葉にせず精一杯生きていく。本当に切ないストーリー。一生懸命生きた茉莉の事、一生忘れないだろう。

2022/03/08

去年読んではいたのですが、映画を見て再度読んでみました。

『死』について考えさせられました。

自分もそろそろそっちへ向かうのが近くなってきたので余計に色々と考えます。

この本から、映画から、何か感じることが出来れば、心の準備が少しでも出来ればと思います。