図解 資本論 の商品レビュー
資本論について、基本的なスタンスを現代社会で解釈しやすいよう噛み砕いて教えてくれている。内容ごとに各4ページ程度のセクションで区切っているので、スキマ時間等にも読み進めやすい。ただし、後半になるほど、タイトルにある図解要素は少なくなるので注意。 今まさにマルクスが危惧していること...
資本論について、基本的なスタンスを現代社会で解釈しやすいよう噛み砕いて教えてくれている。内容ごとに各4ページ程度のセクションで区切っているので、スキマ時間等にも読み進めやすい。ただし、後半になるほど、タイトルにある図解要素は少なくなるので注意。 今まさにマルクスが危惧していることが起きてしまっていること、マルクスの時代から問題だとされてきたことが形を変えながら今も続いてしまっていることがよくわかり、資本論が単なる古書でなく、とても身近な、等身大の本であると感じられると思う。 マルクスを知らない人に、その空気感を感じ取ってもらえる最初の1冊として読んでほしい。
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マルクスの資本論 第1巻部分の概要説明。資本論の概要を理解するには良い内容だと思ったが、付加されている要素は無く目新しい観点も無い。本著に関しての感想ではなくなってしまうが、「資本論」そのものがある意味極論をもとに書かれており、現代社会にそのまま適用するには問題があるように思う。...
マルクスの資本論 第1巻部分の概要説明。資本論の概要を理解するには良い内容だと思ったが、付加されている要素は無く目新しい観点も無い。本著に関しての感想ではなくなってしまうが、「資本論」そのものがある意味極論をもとに書かれており、現代社会にそのまま適用するには問題があるように思う。現代社会の諸問題に対して「資本論」が改めて取りざたされているようだが、非常に違和感を感じる。資本主義や新自由主義が万能だとは思わないが、だからと言っていまさら「資本論」か?
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