100分de名著 エドガー・アラン・ポースペシャル(2022年3月) の商品レビュー
Eテレの方で 1, アーサーゴードンアピムの冒険 急に終わる物語 余白 マルチジャンル 2,アッシャー家の崩壊 ゴシックロマンス? ほらー? 怖そう 3, 黒猫 天邪鬼 プラスとマイナス 表裏 4,モルグ街の殺人 世界初の推理小説
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ポーの読んだことない作品も読みたくなる、参考書的なガイド本。当時これだけの本を書いたポーの凄さがわかる。 取り上げられたなかで、アーサーゴードンピムだけ、まだ読んだことない。 気になるけど、ただ内容がな、、、
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ポーの魅力を雑誌編集者という観点から簡潔にまとめてくれている。さすが巽さんという感じ。アメリカのカフェというかバーというか見たいな場所で気軽に読める読み物としての雑誌に連載することで作家が生計を立てることを可能にした先駆けとしてのポー。 そう考えるとポーは19世紀前半にわずか40...
ポーの魅力を雑誌編集者という観点から簡潔にまとめてくれている。さすが巽さんという感じ。アメリカのカフェというかバーというか見たいな場所で気軽に読める読み物としての雑誌に連載することで作家が生計を立てることを可能にした先駆けとしてのポー。 そう考えるとポーは19世紀前半にわずか40年ぐらいの人生でその後の世の中に大きな影響を与えたあまりにも巨大な存在であることに気がつかされた。推理小説の生みの親であることもそうだし、ゴシックホラー、内面への掘り下げ等、その遺産はあまりにも大きい。 当然今から読むと荒さがあるのは否めないけれど、その荒さが逆に可能性に満ちているというか、深読みを誘うことにもつながっていると思う。改めてポーを読んでみたいと思う。
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ポーの書いた作品が、後世の様々なジャンルに影響していることに驚きました。まさに名著なんだと思います。
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録画を視聴してからテキストを読むとの順番が確立したように思える。今日(3/30)は『モルグ街の殺人』の回を見、読んだのだが、テキスト解説の後半部分が、番組では割愛されていたのは残念。
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「エドガー・アラン・ポースペシャル」巽孝之著、NHK出版、2022.03.01 97p ¥600 C9497 (2022.03.29読了)(2022.02.26購入) 【目次】 【はじめに】文学ジャンルの開拓者 第1回 「ページの彼方」への旅――『アーサー・ゴードン・ピムの冒険...
「エドガー・アラン・ポースペシャル」巽孝之著、NHK出版、2022.03.01 97p ¥600 C9497 (2022.03.29読了)(2022.02.26購入) 【目次】 【はじめに】文学ジャンルの開拓者 第1回 「ページの彼方」への旅――『アーサー・ゴードン・ピムの冒険』 第2回 作家はジャンルを横断する――『アッシャー家の崩壊』 第3回 「狩るもの」と「狩られるもの」――『黒猫』 第4回 ミステリはここから生まれた――『モルグ街の殺人』 ☆関連作品の一部 「白鯨」 「野火」 「ポーの一族」 「闇の奥」 「緋文字」 「華麗なるギャツビー」 「新エロイーズ」 「ロリータ」 「屋根裏の散歩者」 「箱男」 「美しいアナベル・リイ」 ☆関連図書(既読) 「黒猫・黄金虫」ポー著・佐々木直次郎訳、新潮文庫、1951.08.15 「黒猫・黄金虫 少年少女世界文学館13」エドガー=アラン=ポー著・松村達雄・繁尾久訳、講談社、1987.12.21 (アマゾンより) 文学の可能性を切り拓いた男。 推理小説の発明者にして、アメリカ文学最初の黄金期を作り出したポー。マガジニスト(雑誌文学者)として文学を「商品」と捉えた作家は、読者の期待に応えるべく小説の可能性を追求し、ゴシック・SF・ホラーなどジャンルを次々と越境していった。今回取り上げるのは、SFにも通じる海洋冒険小説『アーサー・ゴードン・ピムの冒険』、短編小説のお手本とも言えるゴシック・ロマンス『アッシャー家の崩壊』、天邪鬼(あまのじゃく)が主題となる傑作ホラー『黒猫』、世界初の推理小説『モルグ街の殺人』。19世紀アメリカの社会的背景を踏まえて作品を解説しながら、後世の創作者を絶えず刺激し続ける作家の真髄を読みとく。
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エドガーアランポーの作品はまだ一度も読んだことがない。でもすごく読みたくなった。色んなジャンルの創造者の名前の通りなのか、またアメリカの社会を批評する小説、バディ物など、なるほどと思わせる。
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放送前にサクッと読み終える。まぁ、当然ながらネタバレを喰らう(そりゃそうだ)面白そうだし次はポーの短編集読む。 ポーが雑誌編集者(雑誌文学者、マガジニスト)だったのが1番の驚き。そして影響を受けた錚々たる顔ぶれよ(笑)四つの話の中では「アーサー・ゴードン・ピムの冒険」が一番気にな...
放送前にサクッと読み終える。まぁ、当然ながらネタバレを喰らう(そりゃそうだ)面白そうだし次はポーの短編集読む。 ポーが雑誌編集者(雑誌文学者、マガジニスト)だったのが1番の驚き。そして影響を受けた錚々たる顔ぶれよ(笑)四つの話の中では「アーサー・ゴードン・ピムの冒険」が一番気になる。これだけ家にないんだよな。機会があれば読もう。 あと三つは積読中なんで、放送前に読み切りたい!楽しみーっ
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番組オンエア前に予習として読了したのでメモ。 ■第1回: 「ページの彼方」への旅――『アーサー・ゴードン・ピムの冒険』 ポー唯一の長編小説。 * 当時、アメリカでは海洋冒険ものの人気が高かったが、 実話が好まれていたのでタイトルに narrative の語を用い、 ...
番組オンエア前に予習として読了したのでメモ。 ■第1回: 「ページの彼方」への旅――『アーサー・ゴードン・ピムの冒険』 ポー唯一の長編小説。 * 当時、アメリカでは海洋冒険ものの人気が高かったが、 実話が好まれていたのでタイトルに narrative の語を用い、 編集者ポーがピム氏から原稿を預かって手を加えた実話小説 ――という体裁を取った、メタフィクションの先駆。 ラストが曖昧で仕掛けは破綻しているが、 余白を残したことで後代の作家に手法やエッセンスが 引き継がれ、多大な影響を及ぼすに至った。 本作に感銘を受けた大岡昇平が『野火』を書き、 その英訳を読んだJ.G.バラードが『沈んだ世界』や 『ハイ・ライズ』を執筆した――というところで (個人的にタイムリーなので)膝を打った。 * 一度読んだが長いのでそれっきり。 再読したい。 ■第2回: 作家はジャンルを横断する――『アッシャー家の崩壊』 詩と散文と心霊主義が融合したメランコリックなゴシックロマンス。 冒頭から緻密に張り巡らされた伏線が 結末に向かって収斂する、完璧な「効果の統一」。 ■第3回: 「狩るもの」と「狩られるもの」――『黒猫』 やってはいけないことだと強く自覚しているが故に 却って愚行に手を染めてしまう「天邪鬼」の心理。 ■第4回: ミステリはここから生まれた――『モルグ街の殺人』 世界初の推理小説は、 ポーが雑誌文学者として当時流行していたジャンルを横断し、 模倣・融合・再構成といった実験を行った結果生まれた。 没落貴族であるオーギュスト・デュパンは 圧倒的なリテラシーによって自らの「読み」を 商品化し、生活の資本としたが、 これは雑誌の世界に身を置き、 文筆で身を立てたポー自身の姿と重なる。 デュパンと相棒の語り手コンビは、いわゆるバディの魁。 番組視聴後の印象その他は後日ブログにて。 https://fukagawa-natsumi.hatenablog.com/
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