シャルロットのアルバイト の商品レビュー

近藤史恵(著者)

2024/09/14

7才の元警察犬シャルロットと暮らす夫婦と、周りで起きる不審な事件を解き明かすコージーミステリー。ミステリー要素は少な目で、真摯にシャルロットと向き合う夫婦の描写がとてもリアルで救われる。

2024/09/01

私は、今まで一緒に暮らした犬や鳥たちを、ちゃんと家族と考えていただろうか。
ペットとして、扱っていなかっただろうか。
ずっーと、この先も、そう思い続けるんだろうな。

今も、不安でいっぱいだから...
あなたは、家に来て、私たちと一緒に暮らして、幸せでしたか？...

...私は、とても幸せでした。

2024/08/09

前回と同じくミステリー構成ではあるが、改めて犬を飼うこと、の大切さを教えてくれるようにも思えた。
許せない！と思う話もあったが、やはり人の価値観ではある。
面白かった
この作者の本を色々読んでみたいと思った

2024/06/28

元警察犬のシャルロットを飼う夫婦の周りで起こるコージーミステリー第2弾。

謎はほのぼの系ではなくてピリッとする様な現実的な問題が多くて考えさせられた。

犬のいる暮らしの幸せさと共に今作は話の中で特に犬を飼うことの責任についてが多く語られてたように思う。
シャルロットは大事な家族で大切にされてると物語の端端に感じた。

2024/06/06

浩輔・真澄の夫婦が好きだ。
動物好きで会話の多い友達夫婦と愛すべきシャルロット（シェパード）の事件簿。
シャルロットが可愛くて、可愛くてたまらなくなる♥
シャルロットをはじめ登場する犬や猫は嘘をつかずまっすぐだ。
それに比べ人間ってなんて自分本位なんだろう…
まっすぐな動物たちに私たちは救われているんだなと思った。

過去に私達家族と一緒に過ごしてくれたわんこ3匹に思いを馳せ、読み終えた。

2024/04/12

シリーズ作品。第1弾は未読だけれど関係なく楽しめた。シャルロットは７歳の雌の元警察犬。その設定を存分に生かしたコージーミステリ。シャルロットがとても可愛いのだけれど、登場する犬たちも可愛い。リアルな可愛さがあった。

2024/04/06

犬、っていいなぁ～

色々な身近な事件が、シャルロットや犬を通じて解決していくなんて、魅力的だった。

人間も犬も生活の中の寂しさや、感情を分かち合いながら生きているんだなぁ～

2024/04/03

シャルロットは、リタイアした元警察犬のシェパード。
真澄と浩輔の2人と1匹で暮らしています。

表題作を含む短編6作品。
どの話もシャルロットがいる日々の暮らしが楽しそうに描かれていて、真澄が謎とも言えないほどの小さな疑問や違和感の正体を突き止めます。他に登場する動物たちもかわいい。
夫婦と周りの人、周りの動物たちとの関係が、いい事ばかりではなくても前向きな感じで読後感も良かったです。

ゆったりと雨の日の読書するには、ぴったりの一冊でした。

2024/03/21

感想
犬と人間。歴史が保証するベストコンビ。言葉はなくとも感情が伝わる。悲しいことや辛いことがあっても彼らがいれば乗り越えられる。

2024/02/25

大好きなシャルロットシリーズ。

今回はシャルロットより周りの人々がメイン。
ビストロパマルシリーズ的な、日常系ミステリ。

引っ越してきたご近所さんのお話が好きだったかも。モンド…。子供は大人が思うより大人だけど、大人は子供が思うより子供。

どの題材も作者の思想を感じてしまって入り込めなくなっている自分に気付く。どれも、共感するような内容だし、過激な考えとかじゃないし、どちらかと言えば同じ主張をもつ立場なんだけど。
多分作者のTwitter(Ｘか)見ちゃったからなんだろうな。繰り返しだけど、主張自体は同意する内容でも、本の中身より後ろの人の考えなのかなって純粋に楽しめなくなってる感ある。勿体無い。うー。