シャルロットのアルバイト の商品レビュー

近藤史恵(著者)

2022/12/31

今月1冊も読むことが出来なかったので、滑り込みセーフにちょうどよかった^^;

本当にちょっとした、事件と呼ぶ程でもない出来事から、明らかに危ないものまであって飽きさせない。

でもどの話も根底にあるのは『人間の身勝手さ』だったと思う。シャルロットが本当に癒し。

2022/12/25

どの話も人間の後ろ暗い所にゾクっとする部分と、シャルロットの愛らしさのバランスがちょうど良く、ただの優しい物語になっていないのが面白かった。
特に「天使で悪魔とシャルロット」では、無邪気な子どもの言葉が怖かった。

2022/12/13

シャルロットに続きがあった！
シャルロットの話を読んでいると犬っていいなと思えてくる。お話の内容は、なんとなくしこりの残るものもあるけれど、シャルロットの場合はシャルロットに癒される池上家の二人を追っていることがこちらにとっても癒しのように思う。

2022/12/10

前作に続いてシャルロットの賢さと飼い主の犬好きが感じられる物語でした。最終話「家族」ではシャルロットの寿命が語られるが続編があったとしてもシャルロットとの別れは描かなくていいと思った。

2022/11/27

犬のシャルロットと飼い主の真澄さんが身の回りの謎を解いていく話。
犬ってそういう生き物なんだ！ちょっといいかも、飼ってみたい、とうっかり思ってしまったくらい、犬と生きていく真澄さんが楽しそう。

引っ越してきたお隣さんのそこの部屋に住むのはどんな子？とか、迷子の犬を預かってるけど飼い主は？とか、私にもありそうな謎。だけど、それをすかっと解決する
真澄さんがいい。

2022/11/17

シャルロットのアルバイト
近藤史恵

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☆シャルロットと迷子の王子
迷子のトイプードル。ワガママなのはわんこじゃなくて、ペット不可マンションで飼って動物に窮屈な思いをさせてる飼い主だ。主人公がなんだか簡単に動物保護してるけど、そこまで動物好きだったっけ？仕事忙しくてもシャルロット第一って、自分の娘くらいに思ってるのかも。

☆シャルロットと謎のお向かいさん
「もう1人娘がいます」って言わないお向かいさん気になる。忙しさは別として、病気で苦しんでるのを見てられなくて安楽死させるって、自分の子供だったら選ばなかった選択なはず。治療しなくても最後まで一緒にいたかったって娘の気持ち、とても分かる。

☆シャルロットと紛失した迷子札
男2人客は女の子目当てで宿を利用したのは間違いないけど、彼らを犯人に仕立てて自分の失敗隠そうとするのいただけない。普段ペット可の宿は探したことないし、実際に臭い気になりそうと思ってしまうけど、宿のわんこ1匹いるだけで結構癒しになる。

☆シャルロットのアルバイト
とうとうコビ系のお話だったけど私的にそこはスルーしておきたい。しつけ教室ってあるんだね。シャルロットも先生のうちの1人(匹)か。ワクワクしながら通うシャルロット可愛いな。

☆天使で悪魔とシャルロット
この夫婦はすっかり犬好きなので、ホント言うとラテも飼いたい。元飼い主の奥さんの気持ち思うと辛かった。夫が妻を見下すから子供がマネをする。子供には頑張ってまた教えられるけど、この夫は無理だな。大型犬だと子犬でも大きくてテレビ壊したりしちゃうって、屋外で飼った方が良さそう。

☆家族
主人公の旦那さんの考え方が結構好き。今までの話でも子供の諭し方が上手だなぁとか思って読んでた。海外転勤を断った理由がシャルロットだと言ったけど、ホントは奥さんとも一緒にいたいけど言い難いテレもありそう。大型犬って寿命短いんだなぁ。

2022/11/17 読了(図書館)

2022/11/14

サラリと読める、人が死なない日常系ミステリ。だけど、ただほのぼのしているわけでもないところがまた良い。「天使で悪魔とシャルロット」など、しばらくずーんと落ち込む無自覚な悪意が描かれている。そして、やっぱり大型犬はいい。ジャーマンシェパードは憧れです。

2022/11/01

元警察犬のシャルロットは、第二の犬生を満喫中。
なのに、やっぱり、ご近所は謎の事件が多発。
名探偵、シャルロット・ホームズは大活躍。

「シャルロットの憂鬱」の続編。
楽しくあったかいストーリーに、たくさん癒やされた！

2022/10/23

ちょっとしたミステリーに、シャルロットと飼い主夫婦が出会い、解決されるまでのショートストーリー集。
明るい感じの展開に見えるけど、事件の原因は笑えないダークなものが多いかも。
テンポ良く進むストーリー展開がよく、あっという間に読み終わる。

2022/10/15

ジャーマンシェパードのシャルロット、雌。元警察犬を飼う２人の夫婦（真澄と浩輔）。全巻がとても面白く、丁度２巻目が出たので図書館予約。犬を飼う喜びと飼う負担、勿論喜びが大きい人が犬を飼うのだが、今回は犬を飼えなくなった人を取り巻く切ない心情、やるせない行動などが垣間見えた。その中心にはシャルロットがいる。シャルロットがいつも幸せを引く寄せるが、優しく接する２人の夫婦が基本にある。ただ、浩輔のシンガポール栄転話、シャルロットのために断念するが、うーん、若干の違和感。それだけシャルロット中心の生活なんだね。④