カエルの小指 a murder of crows の商品レビュー
面白かった〜!!カラスの親指という人気作品から10年後に、10年後の世界という設定で出てきた続編。人気作品から間が空いて出た続編が、1作目より面白いってトップガン!?トップガンマーヴェリックなの!?? 1作目の登場人物たちのそれぞれの時間の流れ、成長、変化… そしてストーリーもあ...
面白かった〜!!カラスの親指という人気作品から10年後に、10年後の世界という設定で出てきた続編。人気作品から間が空いて出た続編が、1作目より面白いってトップガン!?トップガンマーヴェリックなの!?? 1作目の登場人物たちのそれぞれの時間の流れ、成長、変化… そしてストーリーもあっぱれの面白さ! とっても好きな作品だった…!早くも今年のベスト3に入りそうな気がする!!
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カラスの親指が好きすぎて、またこのメンバーに会えるなんて嬉しすぎて。 心がホッとした。 カラスメンバーもだけどキョウ一家もこれから幸せに暮らしていってほしいな。
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以前読んだ“カラスの親指"の続編。 前回の衝撃がすごかったから、今回はそこまでの衝撃は感じられなかったけど、面白かった。 まひろ、やひろはまだ父親について何も知らないみたいなので、そろそろ知っても良いのかなと思った。 テツが明らかに"テツさん"の遺伝を引き継いでいて頼もしさを感じた。
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カラスの親指の続編。 面白い。けど、前作が良すぎて期待値が高すぎたかも 面白さ ★★★★★ 衝撃度 ★★★★☆
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カラスの親指に引き続き面白い内容。 ただ前回が良すぎたため、ほんの少し物足りない印象。 登場人物に愛着が沸いている状態での今回なので初めから読みやすい。読むなら親指を読んですぐ。
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カラスの親指を読んだ人は絶対読むべきです。 またあの優しいみんなに会えますよ! 読後も心が温かくなるミスです。 ええ話しやー^_^
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騙し騙されの総合デパートや〜と、 どっかの国会議員さんの声が聞こえてきそうな、 若干やりすぎ感もあるくらいの応酬戦だった。 瀬谷ワタルが訪ねてきてくれたっていうのは キョウがついた優しい嘘なのではないかと思ったけど、 作中に言及はないのでどうやら本当らしい。 本当だったとして、それは純粋な気持ちからというより すでに成功者として存在している自分の立場を 脅かされる心配のあるものへのリカバリーのような、 そんなに綺麗なものじゃないと感じてしまうのは、 自分が薄汚れてしまった感じがして少し寂しい。 細かいところでは600万のお金はどこから工面したのかとか お金取られた本物の会社は黙ってるのかとか (金額をきっちりさせちゃって、 そこからバレないかが心配になった… 最後に1万5千円プラス10万円とってたから そこまで思い至らなければ気付かれないのかなぁ) 正直言うと、最初はまひろたちが仕組んだことなのかな? とか思っちゃったんだよなぁ… キョウがいる時に突然訪ねてきたり、 せっかく足洗ったのに見返りなく協力してくれたり、 あまりに頭の回転が良すぎるテツくんとか、 そういうの諸々、自分たちが仕掛け人だったから、 って考えたなら納得がいったから。 (途中貫太郎が「孤独は身体に悪い」という話をしてたのも うっかりヒントだと思っちゃった) さらにはテツさんがここまで読んでいて、 自分はもういないのにペテンが進んでいく、みたいな そんなストーリーまで想像してしまった。 いやはや流石に考えすぎだった。 前作の時から人は何人か死んでいるし、 誰も傷ついていないわけではないから 完全なハッピーエンドではないにも関わらず、 読み終わると広い空の下にいるみたいな気がしてくる。 もう続編はないけれど、みんなきっと幸せに暮らしてると 私も無根拠なその感覚を全力で信じることにします。
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おもしろかったですよ、 面白かったんだけど、結末が、、、 尻すぼみになって、説明的で、、、 ダメでした。
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道尾作品は相変わらず読む手が止まらない。 もちろんだが前作のカラスの親指を読んでから、この作品を楽しんで欲しい。前作のペテンが壮大すぎてハードルが上がりきっていて大丈夫なのか?と心配になりながら読み進めていった。 読んでみて、、、正直ペテン具合で言うと振れ幅というか驚き具合は前作...
道尾作品は相変わらず読む手が止まらない。 もちろんだが前作のカラスの親指を読んでから、この作品を楽しんで欲しい。前作のペテンが壮大すぎてハードルが上がりきっていて大丈夫なのか?と心配になりながら読み進めていった。 読んでみて、、、正直ペテン具合で言うと振れ幅というか驚き具合は前作と比べて小さかった。それぞれの登場人物の背景や描写なども、前作で出し切っている分、物足りなさがあったことも確か。 ただ、最後の最後でわずかに見せた希望の展開は好きだったな。ずっとキョウという表記だったのに最後だけ漢字に変えて、読者が望む未来を暗に想像させたのかなと深読みしてみたり。 綺麗なハッピーエンドではないけれど、それでもどこか温かい気持ちにさせてくれるのは前作と同様だった。ただ、前作が偉大すぎた。カラスの親指読んで好きだったら読んで損はない。ただ、ハマらなければこちらもハマらないので、まずはカラスから読むことを推奨。
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道尾秀介さん著「カエルの小指」 「カラスの親指」の続編にあたる作品。 物語は前作から十数年経過している。 タケの相棒であり前作の大どんでん返しの首謀者、全てを騙していたテツは死んでしまっている。 キョウという中学生の女の子と出会い、彼女の母親との過去、今現在彼女のおかれている環...
道尾秀介さん著「カエルの小指」 「カラスの親指」の続編にあたる作品。 物語は前作から十数年経過している。 タケの相棒であり前作の大どんでん返しの首謀者、全てを騙していたテツは死んでしまっている。 キョウという中学生の女の子と出会い、彼女の母親との過去、今現在彼女のおかれている環境や境遇に同情心から手を貸し、騙し騙されのコンゲームに発展。 前作「カラスの親指」ではミステリーの方に重きを置いて読み進めてしまっていたので、今回は深く考えず純粋に物語を追いながら読み進める事に集中した。 今回は前作程の大どんでん返しと迄はいかなかったが、キョウの母親にたいしてのミスリードが今作品の最終的なオチだろうか。 あり得るあり得ないはともかく、前作のオチが強烈だっただけに今回はあまり意外性を感じられなかった。 このシリーズは伊坂幸太郎さんの「陽気なギャング」シリーズと似ていて登場人物達のキャラクター設定が素晴らしい。 前作からのタケ、まひろ、やひろ、貫太郎の役割り分担もできており、そこに今回はテツの孫にあたる新たな小学生のテツが加わる。 このテツがまた優秀で彼は正に「カラスの小指」だろうと感じた。 第三弾がもしあるのならば彼が主軸だろうと思うし、そのカラスの血筋の行く末をみてみたい。 一方、今回のタイトルにもなっている「カエルの小指」ことキョウ。 このタイトル「カエルの子は蛙」という事を表しているのだろうか? 母親もタケと出会って生きる決断をし、キョウもまた同じ生きる糧がほしくてタケに接近する。「カエルの子は蛙」本来の持つ意味合いとは違うが2代に渡ってタケにお世話になり、その事を「カエル」と比喩し、見立てているのだろうか? 前作同様ドタバタ劇に近い物語展開なのだが、その中にしっかりとしたヒューマンドラマも導入されており最期も秀逸。 機会があれば映像の方も観てみたい。 そして第三弾にも期待している。
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