おいしい味の表現術 の商品レビュー
<目次> 序章 ことばから味へ・味からことばへ 第1部 ことばの味~ことばから味へ 第1章 コク・キレ・のどごし 第2章 「生」の味と魅力 第3章 味の「宝石箱」のヒミツ 第4章 女の「うまい」・男の「おいしい」~男性しか「うまい」を言わないのか? 第2部...
<目次> 序章 ことばから味へ・味からことばへ 第1部 ことばの味~ことばから味へ 第1章 コク・キレ・のどごし 第2章 「生」の味と魅力 第3章 味の「宝石箱」のヒミツ 第4章 女の「うまい」・男の「おいしい」~男性しか「うまい」を言わないのか? 第2部 味のことば~味からことばへ 第5章 マンガな味~ジャンルに根ざした味覚の表現 第6章 カレーなるおいしさの表現 第7章 ラーメンな味ことば 第8章 お菓子のオノマトペ <内容> 大阪市立大からの「味」の表現を追求した教授たちのラボラトリー。わかるような、ちょっと理屈っぽいような…。
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普段何気なく使っている味ことば、あまり意識していないケースが多いが、その味ことばを分解し、様々な角度から味の表現方法を分析している。五感の働きを駆使した味の表現も多く、味ことばを意識することで五感が研ぎすまされ、よりおいしさを感じられるようになるかもしれない。
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味の言語化を意識することで、料理をより味わえそうだ 味評価表現 うまいのかまずいのか どのように 味覚表現 基本五味 甘 酸 塩、辛 苦、渋 旨 共感覚表現 視、聴、嗅、触 垂直、水平、奥行き 味まわり表現 素材、調理プロセス、料理、食べ手 ...
味の言語化を意識することで、料理をより味わえそうだ 味評価表現 うまいのかまずいのか どのように 味覚表現 基本五味 甘 酸 塩、辛 苦、渋 旨 共感覚表現 視、聴、嗅、触 垂直、水平、奥行き 味まわり表現 素材、調理プロセス、料理、食べ手 時間、場所 シズル 肉を焼くときの音 食欲を誘うための表現
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面白くないわけではないが、個人的な狙いとは違った。味を表す言葉、コク・キレ・のどごし、生、うまいとおいしいの違いなどを個別に扱った小論集。
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書評で知り、読んでみた。マンガや作品などから統計をとって、おいしい表現を客観的に知ることができる。お菓子の章は興味深く読めた。 分担執筆の学術書なので、一貫した考えのエッセイのように、面白く話を展開するわけではない。トリビアを紹介する趣旨でもないので、人によっては求める物と乖離...
書評で知り、読んでみた。マンガや作品などから統計をとって、おいしい表現を客観的に知ることができる。お菓子の章は興味深く読めた。 分担執筆の学術書なので、一貫した考えのエッセイのように、面白く話を展開するわけではない。トリビアを紹介する趣旨でもないので、人によっては求める物と乖離しているかもしれない。
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「コク、キレとは?」と言葉から味を探ったり、逆にカレーやラーメンなどの味を言葉でどう表現するかなど、現代のおいしさの表現を膨大なデータから分析し、効果的な表現術を教えてくれる本。引用されている様々な名文の、五感を使った味表現の幅広さに驚きます。おいしいという気持ちを、ぜひ、言葉に...
「コク、キレとは?」と言葉から味を探ったり、逆にカレーやラーメンなどの味を言葉でどう表現するかなど、現代のおいしさの表現を膨大なデータから分析し、効果的な表現術を教えてくれる本。引用されている様々な名文の、五感を使った味表現の幅広さに驚きます。おいしいという気持ちを、ぜひ、言葉にして伝えてみてください。
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おいしい味の表現術、最近の芸能人の食レポは「伝わらない」。 誰もが「うまい」「おいしい」だけで終わるからかも知れない。やはりこの書にある言葉の表現力は今後のネット社会で一層必要とされると感じた。それは、「本物の味」を如何に伝え、その味の商品を「食べたい」、如何に購入してもらえるか...
おいしい味の表現術、最近の芸能人の食レポは「伝わらない」。 誰もが「うまい」「おいしい」だけで終わるからかも知れない。やはりこの書にある言葉の表現力は今後のネット社会で一層必要とされると感じた。それは、「本物の味」を如何に伝え、その味の商品を「食べたい」、如何に購入してもらえるか、お店に来てもらうかを問われるからだ。特に「シズルワード」と「オノマトペ」は最大限の表現言葉につながっていくと思う。
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飲食店と同様、食のライターの世界もなかなか競争が激しい、とライターの友人に聞いたことがある。とっつきやすい分野だし、やりたい人も多いのだろう。 本書は「コク・キレ・のどごし」といった言葉の正体にせまったり、グルメ漫画、カレーやラーメンといったメジャーどころの用例…、さまざまなア...
飲食店と同様、食のライターの世界もなかなか競争が激しい、とライターの友人に聞いたことがある。とっつきやすい分野だし、やりたい人も多いのだろう。 本書は「コク・キレ・のどごし」といった言葉の正体にせまったり、グルメ漫画、カレーやラーメンといったメジャーどころの用例…、さまざまなアプローチでプロの味の表現術を解説していく(最近よく使われている「生」という言葉の解説は腑に落ちた)。 SNSも食レポもやる予定はないのだが、適切な表現を探す行為はおいしいの理由を探すことにつながるなーと感じた次第。 もっとも、見た目、味、素材、製法…あれこれ考えすぎると、おいしい味も落ちそうだ。やはり食べる専門でいるのが気楽でよいのかも。
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