断罪のネバーモア の商品レビュー
ドラマ化しやすそうな、気持ち良く展開していく話だった。初めの印象的な手紙がどう関係してくるのかがずっと謎で、最後までドキドキしながら読めた。
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前半は話のつながりがいまひとつ分からず、ただ単に事件を解決しているのかと思ったら後半から一気に面白くなった
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警察の一部事業がが民営化された後の世界。IISCのようなものが今後出てこないとも限らないけど、結局中身は変わらないのかもと思ってしまうね… 唯歩の周りの人たちがみんないい人なのが救い。 あと、最後の展開は結構怒涛でした。面白かった!
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地位が上がれば上がるほど、人は「下」の景色が見えなくなっていくものです。 頭を押さえつける者が減り、権力が増すにつれ、自らの言動が組織の論理そのものになり、不合理や不平等に鈍感になっていく。
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おもしろかった! あらすじしっかり読む派なのと、登場人物しっかり把握しておきたい派なので、読む前からきっとそうゆう話なんだろうなという予想と、出てくる登場人物が割と予想どおりの役割で進んでいった感が強かったかな笑
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度重なる警察の不祥事により警察が民営化された世界線のお話。いろいろと詰まっているのだけれどゴチャゴチャした感じで読むのに手間取ってしまった。民営化された警察という素材が生きていないような感じ。
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短編か?と思いながらも最後は一気に回収されていくストーリーは圧巻 主人公が魅力的で続編をよみたいかんじですね。 ただ、表紙の絵が可愛すぎて、電車で読むのが恥ずかしく、読了まで時間がかかってしまった(汗
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08月-13。3.0点。 警察が不祥事のため民営化に。IT企業を退職し、刑事になった主人公、検挙率向上をうるさく言う上司の下で捜査に当たり。。 主人公の抱えてるものが、小出し過ぎて感情移入が出来づらかった。ストーリーとしてはまあまあヒネっていて面白いと思った。
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最初の謎の手紙文から始まり、ちょこちょこ過去のお話が入り、現在につながっていきます。 主人公が成長していく物語なのですが、最後の方は本当にできる子になっていました。 IT強いのやっぱりこのご時世大事。 周りのキャラクターたちも最初はモブキャラなのかなぁと思いつつ、最終段階ではがっ...
最初の謎の手紙文から始まり、ちょこちょこ過去のお話が入り、現在につながっていきます。 主人公が成長していく物語なのですが、最後の方は本当にできる子になっていました。 IT強いのやっぱりこのご時世大事。 周りのキャラクターたちも最初はモブキャラなのかなぁと思いつつ、最終段階ではがっつり活躍。前半がキャラ薄かったため後半の活躍がキラキラ。 めっちゃいい職場やん。と思いました。 何事も言葉にすることが大事ですね!隠し事は隠されていることがばれると壁にしかなりませんからね!
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冒頭まではありきたりな警察ミステリーだと思っていた。登場人物も癖がありそうだが、これまでの筆者の作品よりは薄味かなと感じており、一章、ニ章とトリックや事件自体は興味深いものだったが、僕自身の脳細胞を刺激する様子ではなかったんだ。気になっていたのは、モノローグや章の合間の挿話が特...
冒頭まではありきたりな警察ミステリーだと思っていた。登場人物も癖がありそうだが、これまでの筆者の作品よりは薄味かなと感じており、一章、ニ章とトリックや事件自体は興味深いものだったが、僕自身の脳細胞を刺激する様子ではなかったんだ。気になっていたのは、モノローグや章の合間の挿話が特殊で、どの様に本筋と絡んでくるのかという事だった。 しかし、市川憂人は単純な警察ミステリーではおわらなかった。 ミステリー好きだと、少なからず物語の行く先を邪推してしまい、結末を知ったときがっかりしてしまう事も多いが、今作では僕が邪推した流れをいとも簡単に、嘲笑うかの様に超えていき、全く予想だにしていない結末へと物語を展開していった。 主人公の藪内唯歩のキャラクター設定はここ最近読んだ小説の中でもずば抜けて魅力があり、ある意味でネガティブな(エピローグで語られる先輩達とのやり取りは思わず微笑んでしまった。)それでいて芯のところで強さを感じさせる人物像は、主人公然とする設定にピッタリだった。 その他、他の組織メンバーは、序盤、人物像が捉え難く余り心に残らなかったが、終盤一気に魅力が溢れて、僕を惹きつけていった。 密室シリーズから少しづつ離れながら、途方もないストーリーを生み出して進化を続けている筆者から今後も目が離せないだろう。
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