山投資の始め方 の商品レビュー
ハウツーに見せかけて、後の方になって種明かしっぽく自分語りのようになってくるのが面白い。本人楽しそうな生き方に見えるけど、それが成功者のマインドなのか後付けのセルフプロデュースなのかは判別できない。興味深くは読めた。
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株式投資だって株を所有しているだけで配当金というリターンを生んでいるのだから、山を所有して定期的な収入があるのなら、それは立派な山投資というべきなんだろう。 携帯電話の基地局として家の屋根を貸すと月5万円ぐらいになる、という話は以前にも聞いたことがある(高周波で白血病が、、、とは思わないけれど、家の近くにあれがあるとちょっと気になる)し、田んぼの中に何本か電柱が設置されていて毎年5000円ぐらいもらっているという人も身近にいるので山の中の電柱一本あたり200-300円、10本で2000-3000円というのはすんなり納得。固定資産税の課税基準以下(30万以下)のものであればコストもかからない。ただ、安く仕入れないと利回りが出ないので、著者は基本的に1円、最近は処分費として数十万円をもらった上で山の所有を増やしているという。 不動産やさんに100軒かけて1軒とりあってくれるかどうかというレベルらしいので、普通の人がやるにはハードルの高い投資だろうと思う(1-2件ぐらいは幸運にめぐまれるとしても、これを何百もやり続けるのは心が折れちゃいそう)
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著者がすごすぎて、そりゃ真似できないだろと思わなくもないが、やっていることは地道に調べて話を聞いて思いきって行動していること。 簡単なようで難しい、ということはそれをやってしまえば他者より有利に物事が運べるということ。なんだけど、やっぱり難しい。
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この本の前半では、著者自身について、全国の不動産屋に電話をかけ、山を1円で売ってくれるところを探す。それが上手くいくと今度は自分が死ぬまでの数十年分の固定資産税をもらって山を引き取るということもし出す。全国へはプリウスで、高速道路は使わず下道で行く…。というなんともドケチな人間丸...
この本の前半では、著者自身について、全国の不動産屋に電話をかけ、山を1円で売ってくれるところを探す。それが上手くいくと今度は自分が死ぬまでの数十年分の固定資産税をもらって山を引き取るということもし出す。全国へはプリウスで、高速道路は使わず下道で行く…。というなんともドケチな人間丸出しで、読んでて嫌な気分になった。 しかし、嫌々ながら読み進めていくと、なぜここまで値切っているのかが分かり、著者の素晴らしい考え方がドンドン見えてくる。 著者はお金儲けだけを考えて投資を行っていない。賃貸物件をできるだけ安く買うのは「賃貸弱者」がなるべく安く住めるようにするため。本当にお金に困っている人には1円で物件を売ってあげるためである。 ビジネスにおける考え方もとても尊敬ができる。 ① 最も大切なのは「行動力」である。 ② 勉強のための投資を惜しまない ③ 失敗を恐れない。経験を積まないと次のステップにいけない。 ④ 自分の利益よりも「相手のため」を思ってやる ⑤ 泣き寝入りもしない。あくまでもボランティアではなくビジネスをやっているのだから。 ⑥ 電話は絶対出る。できれば直接会って話す。 ⑦ 肩書きはいらない。 ⑧ 意識的に多くの人から借りを作る。そうすれば相手に何かをしてあげる理由が生まれる。 ⑨ 税金はたくさん払う。その税金で整備された下道を走る。 とても素晴らしい人の、勉強になる本でした。
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これは著者じゃないと出来ないでしょ、と思う。 最後の章から読むべきかも。すでに1億以上ある状態から山投資を始めている。
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日本全国に数百の山を持つという不動産投資家の著者により、山のオーナーになってお金を稼ぐ方法が解説された一冊。山は結構安く買えるらしく、山に「電柱」や「送電線」があった場合には、敷地料が入ってくるという事で、山を買って放置するだけでお金が入ってくる仕組みが説明される。1円で山を買え...
日本全国に数百の山を持つという不動産投資家の著者により、山のオーナーになってお金を稼ぐ方法が解説された一冊。山は結構安く買えるらしく、山に「電柱」や「送電線」があった場合には、敷地料が入ってくるという事で、山を買って放置するだけでお金が入ってくる仕組みが説明される。1円で山を買えたり、買った山に生えているキノコや木材を売ることも出来るようであり、なかなか奥が深い。株や不動産とは違う、新しい投資に興味ある人にオススメの一冊。
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