スープとあめだま の商品レビュー
あめ玉を、もらった時の表情が、すごくいい。この瞬間、人の温もりともに、大切な何かが彼に伝わっていったのだと思う。
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東北の震災以降日本にもボランティアの在り方が変わりつつあるのでは思う。 イギリス在住のブレディさんならではかな。 子ども達に親しみやすく読みやすいのでは。 だれかにありがとうって言われるのはうれしいもんだよね。
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「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 のブレイディみかこさんの文と、その本の表紙絵を描いている中田いくみさんの絵による絵本。 ホームレスの人たちへのボランティアに姉にくっついて行った弟くんが、ホームレスから飴玉をもらうというお話。話の内容と絵がとても合い、あったかい気持...
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 のブレイディみかこさんの文と、その本の表紙絵を描いている中田いくみさんの絵による絵本。 ホームレスの人たちへのボランティアに姉にくっついて行った弟くんが、ホームレスから飴玉をもらうというお話。話の内容と絵がとても合い、あったかい気持ちになる。絵の構図がページごとに計算されているのか、手が1ページにどーん、顔が1ページにどーんと描かれていたり… 涙腺がうるっとしてしまった。数回読み直してしまった。
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スープを渡す。あめだまをもらう。いのちをつなぐ。おじさんと少年。シェルターでの出来事。・・・見開きいっぱいに広がる絵。一瞬だけ中に入り込む。ページをめくる。すぐに最後に行きつく。絵本に文字は少ない。短いメッセージにこめられた何某かの意図。考えてもわからない。記憶にも残らない。・・...
スープを渡す。あめだまをもらう。いのちをつなぐ。おじさんと少年。シェルターでの出来事。・・・見開きいっぱいに広がる絵。一瞬だけ中に入り込む。ページをめくる。すぐに最後に行きつく。絵本に文字は少ない。短いメッセージにこめられた何某かの意図。考えてもわからない。記憶にも残らない。・・いつの間にかまた開く。中身は変わらない。また開く。変わっていくのは自分の方。何かが残る。閉じ切った後にぼんやりと浮かぶもう一つの世界。探る。徐々にはっきりする。暫しそこに浸る。頭の中でも言葉にはしない。意味など考えない。ただ、感じる。
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普通の少年が、姉に連れられて ホームレスの食事ボランティアを体験する話 タイトルになっている「スープとあめだま」が肝 ホームレスのおじいさんは、スープを教会のみなさんからもらって、「生き返る」 そして、スープを配っていた少年に「ありがとう」とお礼を言い、 自分の持っていたあめだ...
普通の少年が、姉に連れられて ホームレスの食事ボランティアを体験する話 タイトルになっている「スープとあめだま」が肝 ホームレスのおじいさんは、スープを教会のみなさんからもらって、「生き返る」 そして、スープを配っていた少年に「ありがとう」とお礼を言い、 自分の持っていたあめだまを渡す 施してもらっている人であっても、自分も誰かになにかを「してあげたい」 そこには、プライドや人の役に立つという喜びややさしさや…… 様々な想いが交差する 人は、パンのみで生きるのではないということを描いた佳品だと思った
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ボランティアでホームレスの人にご飯や一時的な温かい場所を提供するシェルターに行った男の子目線の話。シェルターになっている教会での出来事だけを切り取った内容なので、読み手がどこまで理解できるかは期待薄い。ただ、なんらかの共感はあると思う。挿絵が良かった。
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