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密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック の商品レビュー

3.3

193件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    33

  5. 1つ

    6

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2024/04/09

さくさくさくさく密室密室密室。密室が強過ぎて、まあまあくせありな登場キャラが全然前にでてこない!ひたすら密室のことだけわくわくして読む。

Posted byブクログ

2024/04/04

こちらは1年以上前に読了。 2022年4月~2023年3月の間と思われる。 とりあえず記録のみ。 人から借りて読みました。

Posted byブクログ

2024/03/06

日本で初めての密室殺人事件は、密室の謎が解決できなかったことで「現場の不在証明と同等の価値がある」とされて被告人は無罪判決となる。以降、密室殺人が多発している。という架空の設定の日本が物語の舞台となっている。 主人公の僕は、同級生の誘いでそれより10年前に起きた未解決の密室事件(...

日本で初めての密室殺人事件は、密室の謎が解決できなかったことで「現場の不在証明と同等の価値がある」とされて被告人は無罪判決となる。以降、密室殺人が多発している。という架空の設定の日本が物語の舞台となっている。 主人公の僕は、同級生の誘いでそれより10年前に起きた未解決の密室事件(殺人ではない)の現場、雪白館へ行くことになり、そこで次々と密室殺人事件に遭遇する。というのが本書のあらすじだ。 最後の密室殺人の謎解きでは、密室は15のパターンに分類されるとして、そのパターンを一つ一つ検証していく。読者が粗探しできないよう、論理立てて真相に導いていく工夫はなかなか面白かった。 しかしこれだけ密室続きだと、後半ではもう密室トリックはお腹いっぱいだなと思ってしまった。そして本作はあくまでもトリックを読む小説であって、その他の物語、事件の背景や動機、登場キャラクターの人物像などの面白味には欠けている。

Posted byブクログ

2024/03/01

「『現場が密室である限り無罪』とされた日本」と言う設定で、ミステリー作家が遺したあるホテルで惨劇が始まる─いくつも出てくる密室のトリックはなるほどな、と思う反面、個人的にはあまりにもあっけなく登場人物が殺されて行くのと、ややラノベ風味な描写、登場人物の名前の付け方(わかりやすいと...

「『現場が密室である限り無罪』とされた日本」と言う設定で、ミステリー作家が遺したあるホテルで惨劇が始まる─いくつも出てくる密室のトリックはなるほどな、と思う反面、個人的にはあまりにもあっけなく登場人物が殺されて行くのと、ややラノベ風味な描写、登場人物の名前の付け方(わかりやすいと言えばそうなのだろうけど…)など、気にし出すと読み進めるのがややしんどい箇所もあり、物語としてと言うよりは、ひたすらトリックを追うだけの本と捉えた方が良いかも知れない。

Posted byブクログ

2024/02/29

多数の密室が出てきて密室好きにはたまらない作品。密室の謎が焦らされることなくテンポよく明かされるので話の展開が早くグイグイ引き込まれた。主人公とヒロインの掛け合いもとても面白く、謎解きパートと会話パートを楽しみながら見ることができた。

Posted byブクログ

2024/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このミスという事でね。 扉を交換することによって密室を作り出すトリックは実に単純で予想出できなかった(もっとたくさんミステリを読まねば...)。

Posted byブクログ

2024/01/18

解説にもあるが、色々と振り切っており好き嫌いが分かれそう。人物や心情の描写が薄っぺらい一方で、トリックに関係する必要な描写はしっかり書いていて読みやすい。光速探偵ピエロのくだりはしつこくて辟易した。

Posted byブクログ

2024/01/13

「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」 そんな判例により、現場が密室である限り無罪が担保された日本では、密室殺人が激増していた。 そんな中、著名なミステリー作家が遺した館を改装したホテル「雪白館」で、密室殺人事件が起き……。 2022年『このミステリーがすごい...

「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」 そんな判例により、現場が密室である限り無罪が担保された日本では、密室殺人が激増していた。 そんな中、著名なミステリー作家が遺した館を改装したホテル「雪白館」で、密室殺人事件が起き……。 2022年『このミステリーがすごい!』大賞の文庫グランプリ受賞作である、密室殺人特化ミステリです。 とにかく次々に起こる工夫を凝らした密室殺人事件、登場人物達が多くても混乱しづらい個性付けと個性に応じた名付け、その登場人物たちの軽妙な会話、他の有名ミステリーをオマージュした小ネタなど、ロジカルであるとともに遊び心もあって、デビュー作とは思えないくらい作りこまれているなと感じました。 密室をどうやって作り上げたか、というハウダニットに特化している分、動機付け(なぜ密室にしたのか、ではなくどうして殺したのか、の部分)が弱いのが少しだけ残念ですが、電話も通じず橋が落ちて孤立した雪の降る館のロケーションといい、ミステリ好きにはたまらないなと思います。 「密室が解かれなければ無罪」という現実の日本とはほんの少しだけ違う世界設定も、異様なほどに密室殺人事件が多発する理由付けになっていて面白い。 続きも出ているようなので、ぜひとも近々読みたいな。

Posted byブクログ

2024/01/12

さくさく何人殺されたのかな。 毎回密室。 密室殺人事件が解かれなければ有罪にならない世界のお話。 で、いっぱい殺されたけど、そのうち1人しか殺された理由わからなくなかった?? 読み落としたのかな。 密室なら全て良し(^^)なら良本かと思います。

Posted byブクログ

2024/01/08

どこかでオススメされていたので購入 タイトルにも惹かれた キャラクターや人格設定はありきたりだが登場人物の名前を覚えやすくする工夫は良かった いきなり館に10人くらい集まって読み進めるたびに誰やねん!何してる人やっけ? 館ミステリーあるある 会話には洒脱感がある 実際にこん...

どこかでオススメされていたので購入 タイトルにも惹かれた キャラクターや人格設定はありきたりだが登場人物の名前を覚えやすくする工夫は良かった いきなり館に10人くらい集まって読み進めるたびに誰やねん!何してる人やっけ? 館ミステリーあるある 会話には洒脱感がある 実際にこんな奴いないよねっていう クセは弱めで個人的には好みだったので特に主人公の描写は何度か笑った 殺人モノが苦手、人物に感情移入したい、逐一心理描写が欲しい方には不向き と言うか、このタイトルを手に取ってそのレビューはどうなのと(個人の感想です 密室トリック特化型の物語を読ませる、そこに没入させる手段と考えると、余計なモノは排除したり名前を工夫したりといった点はプラス さてさて肝心の密室トリックとネタは?と 十分及第点ではないか 驚きのカタルシスは得られなかったが、少なくともありえねーと感じることはなかった 知ってたけど続編もあるのね それらしい終わり方 文句なしに購入予定です

Posted byブクログ