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ブスに花束を。(11) の商品レビュー

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2022/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 夏から秋にかけてが描かれた11巻は、群像劇で青春模様が描かれた充実の一巻である。  読みながらふと 「ワイはなんで、こんな変な笑いを浮かべながら読んどるんや……」  と気づいた程度にはエモの塊であり、率直に言って読んでいた自分はキモかったと思うしかない。(笑)  大塚&新橋を中心に描かれた夏の海での一幕(62話)や、花ちゃんのスポットバイト初体験(63話)、そして水族館デート(64話)など、夏が満喫された前半部。  そして後半では秋の文化祭に向けて、特に鶯谷&五反田のコンビについてよく描かれている。  その模様はどれも本当に青春真っ盛りだ。  63話の花ちゃんが鈍感な彼氏さんに呼びかけた言葉など、ナチュラルに変な咳が出た。  最後に配置された66話の、文化祭当日の二人の会話などは本当にこう、なんというか、尊い。  楽しく尊死させていただいた。  評価ぶち抜きの星六つで評価させていただきたい。  余談だが64話の水族館デート回の表紙の花ちゃんが激カワなので、これは積極的に言っておきたい。  まさに彼氏ができて可愛くなった女の子像だろう。  これが絵で表現できているのは、本当にすごいと思う。

Posted byブクログ