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童夢 の商品レビュー

4.6

35件のお客様レビュー

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2024/09/05

小説以外で初のSF大賞受賞

最近、岡田斗司夫氏が「聲の形」を芥川賞に推していたが、その40年ほど前にSF大賞を史上初漫画が受賞しました。
圧力で壁が円形に凹む表現を初めて見たのはこの作品でした。
個人的に「アキラ」より衝撃的でしたね。

水饅頭こわい

2026/01/18

NHK 浦沢直樹の漫勉neoに大友さんが ゲストで出演された再放送を見て この作品を知りました。昔だったらきっと 手にすることのなかったホラー系作品。 最後どうなるかは作品で読んで、 にまんまとハマり購入(笑) ぜひ一度読んでいただきたい! という作品でした(*^^*)

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2026/01/16

なんてものを一気読みしてしまったんだ、私は。画力も画作りもコマ割りもプロットも、すべての表現に圧倒された。 大友克洋の漫画が、未だにあらゆる創作物のルーツであり続ける所以を知った。

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2025/12/01

今読んでも度肝を抜かれる漫画であった。 この漫画の出現は当時衝撃的であっただろう。 大友以前、以後の意味がわかった気がした

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2025/10/31

めちゃくちゃおもしろかった!!空気感が半端なさすぎる。セルフの感じとか、絵の描き込みとか、アングルだとか、コマ割りだとか、全てがお話の世界の空気の演出を最高なものにしてる。一気読み確定の1冊。エッちゃん好きだなー!

Posted byブクログ

2025/08/11

オリジナル版は既読。本書ではカラーページ(赤がプラス)が印象的。あとがきでの創作裏話が一読の価値あり。舞台の団地の選定、発想の元の映画『エクソシスト』、大林宣彦『HOUSE』、『ウエスト・サイド物語』。『Fireball』でコンピュータの名前をアトムにしたから、こちらは石森章太郎...

オリジナル版は既読。本書ではカラーページ(赤がプラス)が印象的。あとがきでの創作裏話が一読の価値あり。舞台の団地の選定、発想の元の映画『エクソシスト』、大林宣彦『HOUSE』、『ウエスト・サイド物語』。『Fireball』でコンピュータの名前をアトムにしたから、こちらは石森章太郎『さるとびエッちゃん』のエッちゃんにした。社会に参加していない老人と子どもが主人公、見えないところで戦いがあって気づかれない間に決着している。目に見えない力の表現、これは後に荒木飛呂彦のスタンドバトルにも繋がる。

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2025/07/07

凄い!凄すぎる!それしか感想がない! これが1983年発表だなんて信じられない… これが手書きだなんて信じられない… 大友克洋とはとんでもない化け物なんだな… 阿呆の感想しか出てこないけれど、圧倒的世界観に引き込まれる。

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2025/02/18

時代が違うので当時の読者が感じたような革新性がどれくらい理解できているのかは自信がない。 淡々と、かついくつも並行してドラマが進行し、ことさらに強調もされずに人が死んだりバトルが決着したりする。見開きが来たと思ったらすごい引きの画だったりしてクールだった。子どもみたいな老人とか...

時代が違うので当時の読者が感じたような革新性がどれくらい理解できているのかは自信がない。 淡々と、かついくつも並行してドラマが進行し、ことさらに強調もされずに人が死んだりバトルが決着したりする。見開きが来たと思ったらすごい引きの画だったりしてクールだった。子どもみたいな老人とか超能力とか、『AKIRA』前の作品と思うからそう見えるのだろうか。 なにもかも説明してほしいとは思わないのだが、超能力者同士の因縁や力の出自についてもわからなければ、じいさんや悦子とはパワーソースが違いそうなヨッちゃんがなんだったのかとか、ベビーカーを落としたお母さんは正気だったのか操られてたのかとか、いろいろ伏せられたままで気になってしまった。説明を拝して狂気だけを描くのもそれはそれでクールなのか。

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2024/12/21

チョウさんがエッちゃんに再会した時の絶望感とその表情が脳裏にこべりついて離れない。根本は能力バトル物だが、超能力を手から光線が出るような派手さで演出するのではなく、鉄棒が捻じ曲がったり、窓ガラスが割れたりといった地味さで演出することで殺伐とした雰囲気を作り出していた。また、マンモ...

チョウさんがエッちゃんに再会した時の絶望感とその表情が脳裏にこべりついて離れない。根本は能力バトル物だが、超能力を手から光線が出るような派手さで演出するのではなく、鉄棒が捻じ曲がったり、窓ガラスが割れたりといった地味さで演出することで殺伐とした雰囲気を作り出していた。また、マンモス団地を舞台にしたことで、圧迫感があった。終始、息苦しそうな空気感が漂っていた。エッちゃんがチョウさんを壁に追い詰めて、能力を使い、壁がチョウさんと一緒にグッと円状に押し込まれたシーンは、一度見たら忘れない伝説的な演出だ。

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2024/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サイコアクションとしての本作を無二たらしめているのは、団地という閉鎖空間における無垢な人間のホラー味をそのまま描き出す事に成功している点だろう。 この点について、村上龍の公園にてという短編を思い出した。 主婦が集まる昼時の公園を舞台に、夫の社会的地位や容姿を下地に作り出されるママ友同士のヒエラルキーを描いた小説である。 ある主婦が不倫交際クラブに登録していると噂が立ち、主人公がそのWEBサイトを覗くシーンでは、登録された女性の商品情報が淡々と羅列される。 人間模様を虚飾を削ぎ落として描くとそれだけでホラーになるというのは、童夢にも通ずる。 本作では子どもの持つ無垢さを老人に適用することで、虚飾無しにその気色悪さを浮きだたせている。 少年犯罪が社会問題となった時代に描かれたのか訝って発行年数を見れば、83年の作ということで、不良ではない"普通の子"による少年犯罪が問題となった90年代後半から遡ること10年以上前のことである。村上龍の公園にても2005年刊行であるので、リアリズムを通して人間性のホラーに接近した本作の先見性はすげえって事になる。

Posted byブクログ