NSA(下) の商品レビュー
下巻のたたみかけるような展開で最後まで一気に読んでしまいました。 上巻の後半から下巻にかけて少し雑な掘り下げは気になるところはありましたが(もう少し話が展開すると思ったら何もなかったり、魅力的なキャラはあまり何も重要な展開はなかったりなど)ジェットコースターのような展開で面白かっ...
下巻のたたみかけるような展開で最後まで一気に読んでしまいました。 上巻の後半から下巻にかけて少し雑な掘り下げは気になるところはありましたが(もう少し話が展開すると思ったら何もなかったり、魅力的なキャラはあまり何も重要な展開はなかったりなど)ジェットコースターのような展開で面白かったです。個人的にはこういう終わり方は大好物です。
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途中若干長くて辛かったけど、面白かった。 たまたま最近ヒトラーについてやドイツの大戦時の概要を学んでいたので、歴史の改変の概要が理解できて良かった。 コンピューターについては、プログラムの概念にそこまで明るくないので、「きっとこれは、プログラムで言うあれなのかなぁ…」と推察する...
途中若干長くて辛かったけど、面白かった。 たまたま最近ヒトラーについてやドイツの大戦時の概要を学んでいたので、歴史の改変の概要が理解できて良かった。 コンピューターについては、プログラムの概念にそこまで明るくないので、「きっとこれは、プログラムで言うあれなのかなぁ…」と推察する程度。AIのプログラムの話が出てきたと思うんだけど、もう一息詳しかったらなぁ…なんて思った。
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後半、終盤はゾクゾクして手が止まらなくなった。ヘレーネが「無口」になってしまったときの独白がすべてを物語っているように思う。全体主義とインターネットは相性が良すぎる。その結果、自ら言葉を発することの無意味に気付いてしまうというのは非常に納得感のある恐怖だし、かなり現在進行形の問題とも重なってくる。 コンピュータを生業にしていることもあり、肝心の背景にある技術的な部分がほとんど語られていないのはどうしても気になってしまう。解説にも書かれていたとおり、そこをツッコむのは野暮なのかもしれないが、しかしこの時代のイギリスにはチューリングがいたし、アメリカにはノイマンもエッカートもいたんだぜ?ってつい言いたくなってしまう。そして計算機の発展は他のあらゆる学問の発展を進めるだろうに、その兆しがあまり見えないのもやはり気になる。この時代に仮に情報科学がこれほど発展していたとして、そこで天下を取るのがドイツになるという必然性は、どうにも見出せないのだ。
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ナチスドイツを舞台にした歴史改変SF。ナチスに現代の情報技術を持ち込んだというよりも、現代のインターネットに網羅された世界を当時の歴史的背景に近づけたものとして読むのが良いと思った。 作中ではプログラマーがプログラムニッターと呼ばれており、女性の仕事として認識されている設定が面白...
ナチスドイツを舞台にした歴史改変SF。ナチスに現代の情報技術を持ち込んだというよりも、現代のインターネットに網羅された世界を当時の歴史的背景に近づけたものとして読むのが良いと思った。 作中ではプログラマーがプログラムニッターと呼ばれており、女性の仕事として認識されている設定が面白いと思った(実際にいくつかの国ではそのような認識が認識があるらしい)。またディープラーニングによる完全な支配が完成していく様も良かった。結末は好みが分かれると思う。
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凄い!これぞ小説!凄えエンデング!こんな所に感想書いてると N S Aに! 皆んな SNSは民主主義の敵だと言った人がいるが、まさに、スマフォごと蓄積されていて、ある時突然!国家の敵として逮捕されるかも! 改変歴史S F最高だなあ!ビビったなあ!上下で1千百ぺージ超えるが怒涛...
凄い!これぞ小説!凄えエンデング!こんな所に感想書いてると N S Aに! 皆んな SNSは民主主義の敵だと言った人がいるが、まさに、スマフォごと蓄積されていて、ある時突然!国家の敵として逮捕されるかも! 改変歴史S F最高だなあ!ビビったなあ!上下で1千百ぺージ超えるが怒涛の読書や!おすすめします!
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ナチスがコンピュータ、ケータイを実用化してたら、って設定は荒唐無稽やし、展開も雑っちゃ雑やねんけど、その辺のアラも気にならんくらい強い。 以下ネタバレ ナチスは勝つし主人公は不幸になるしめちゃくちゃバッドエンドやねんけど、そこまでのドライブ感はなかなか。 あと、感情移入するとこやないんやろうけど、ナチス上級幹部やのに妻に裏切られまくりのルドルフかわいそう。鎌倉殿の八重さんの旦那をちょっと思い出した。
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