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なぜ人に会うのはつらいのか の商品レビュー

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32件のお客様レビュー

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2024/09/22

「会ったほうが、話が早い」のはなぜか。それは、会うことが「暴力」だからだ。 人に会うとしんどいのは、予想外の展開があって自分の思い通りにならないからだ。それでも、人は人に会わなければ始まらない。自分ひとりで自分の内面をほじくり返しても「欲望」が維持できず、生きる力がわかないからだ...

「会ったほうが、話が早い」のはなぜか。それは、会うことが「暴力」だからだ。 人に会うとしんどいのは、予想外の展開があって自分の思い通りにならないからだ。それでも、人は人に会わなければ始まらない。自分ひとりで自分の内面をほじくり返しても「欲望」が維持できず、生きる力がわかないからだ。コロナ禍が明らかにした驚きの人間関係から、しんどい毎日を楽にする38のヒントをメンタルの達人二人が導き出す。 ☆3つけてるけど 3.5にしたい 考えていた内容とちょっと違っていたけど 私も人に会うとしんどいというか 人と話をするのがしんどいので共感出来る部分があるなぁと思いました この本が刊行されてから2年以上過ぎ 内容の通りコロナ禍のことは 人々の心の中から徐々に薄まりつつあると思います あんな状態でいつまでも日常を過ごすのはしんどすぎるので コロナは無くなりはしないけど 以前のように戻りつつあるのは良かったと思っています コロナ禍で感じたことは わかっていたことではあるけれど 人の考え方は本当に千差万別なんだなぁということと 人は同調圧力に弱く 人と同じで安心する生き物なんだということ 私は少数派なのかも…だから人と接するのが苦手なんだろうな… 自分にとってどうでもいいことは 適当に合わせてるけど 合わせられないこともある

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2024/09/18

コロナ禍での対談。 専門家の対談は視野を広げる良い機会になりました。生きるヒントもあったので、参考にします。

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2024/06/06

他人の価値観に追い詰められるほど合わせる必要はない、いろいろな選択肢を持っていることが自分を守ることにつながると感じた。

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2023/11/26

●サクッと読める対談。 ●2人とも穏やかだから刺激的な論調はないが、読まされる内容。 ●たしかに脳科学の胡散臭さは感じていたから、たしかになあと。ふらっと優生思想が出てくるのも怖い。 ●不登校がそこまで増加しているのは問題。最近はN高とかも大盛況みたいだし、色々な学び方があってし...

●サクッと読める対談。 ●2人とも穏やかだから刺激的な論調はないが、読まされる内容。 ●たしかに脳科学の胡散臭さは感じていたから、たしかになあと。ふらっと優生思想が出てくるのも怖い。 ●不登校がそこまで増加しているのは問題。最近はN高とかも大盛況みたいだし、色々な学び方があってしかるべきだね。 ●そろそろコロナも終わりそうだけど、スペイン風邪の記憶、記録がほとんどないのはなるほどなと。ぼんやりきて、ぼんやり終わる。始めがないと人間は認識、記憶しにくいのか。

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2023/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルの帯についている「コロナ禍が教える新たな人間関係の極意」が本書の総括な気がしている。 人に会うことには暴力性(人に対して何らかの力を発揮するという意味)があるというのは本当にそうって思う。何かしら伝えたいことがある、ビジネスにおいてはゴールがあるということは、他者がどう思っていようがその方向にベクトルを向かわせることになるから。ビジネスにおいては暴力をいかに効率的に出すか、でもいいけどプライベートとかならいかに受け止められる優しい暴力を振るうか、考えないとなぁ…。 あと最近の脳科学ブームについても確かにと思ってしまった。最近心理学というワードが下火になって、脳科学に置き換わっているけど、脳科学にすることで、自分ではどうしょうもないと問題を外在化させるのか…。人間の脳は自分の指導範囲内なのか外なのか、ちょっともやもやしている。あと、脳と心はイコールなのかについても、脳が外在化しているという面で心も一緒、だからイコールだと言われるとちょっともやもやする。もやもやするから心と脳は違うんだろうなぁと思ったり思わなかったり。

Posted byブクログ

2023/09/02

2回読みました。自分史上、間を空けずに2回も読むのは珍事です。タイトルは内容とかけ離れているので要注意。ポストコロナ総括の本ですね。 「マイルドな優生思想」は大事なキーワードのように感じます。自己肯定感が低い人向けの処方箋的な本は山のように出ているけれど、この本は「役に立たない人...

2回読みました。自分史上、間を空けずに2回も読むのは珍事です。タイトルは内容とかけ離れているので要注意。ポストコロナ総括の本ですね。 「マイルドな優生思想」は大事なキーワードのように感じます。自己肯定感が低い人向けの処方箋的な本は山のように出ているけれど、この本は「役に立たない人間は生きているな」という思考がマイルドな優先思想だと言っており、目から鱗です。 不登校のリモート活用は政策が実現しかけています。日本の薬物対処の政策が国際潮流とかけ離れていることなど、参考になることがたくさんありました。著者お二人は本当の専門家だと思いました。

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2023/06/19

著者二人による対談の内容を本にしたもの コロナ禍でわかったことなどの記載もありました なんとなく読みましたが会話だけの本って こんな感じなのかなとも思わされ 内容はあまり残りませんでした

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2023/06/12

佐藤優・斎藤環 両氏の対談本。 コロナ禍において感じた日本人のメンタルについて、様々なトピックから語られています。  特に興味深く読んだのが、「鬼滅の刃」の主人公は”からっぽ”という説と、『会うことは「暴力」である』、というところです。  全体的に面白いなーと思いながら読み進...

佐藤優・斎藤環 両氏の対談本。 コロナ禍において感じた日本人のメンタルについて、様々なトピックから語られています。  特に興味深く読んだのが、「鬼滅の刃」の主人公は”からっぽ”という説と、『会うことは「暴力」である』、というところです。  全体的に面白いなーと思いながら読み進めましたが、個人的に気になってしまったのが、『心の中に「逃げる自由」を確保しよう』という小節での斎藤さんの発言についてです。  果たして女性は、逃げようと思って「逃げている」のか? 果たしてそれは本当に「逃げ」と言えるものなのか?  そのあたりについては、斎藤さんも佐藤さんも深追いすることなくさらりと流し、次の話題に移っているので何とも言えないのですが、もし弱者に対して理解を示しておられる斎藤氏が、女子は「逃げている」(しかも簡単に)と思っておられるのだとしたら、残念だなと思いました。  このことについて、他の点で「社会システムに問題がある」と繰り返し述べておられるお二人がノータッチなのには驚きましたし、社会システムじゃなくて「女子の側に問題がある」と思っている可能性もあるのかな? と思うと(他の説の説得性を考慮してみても)ぞっとします。  簡単に逃げているように見えるのでしょうかね?   それくらい、男性に「逃げ」という行動は恥の意識が染みついていて大変だ、ということを言いたかっただけなのかもしれませんが、女性としては心外に思いました。  どうか私の勘違いであってほしいと願うほど。  それ以外の点では本当に良かったので、 ・コロナ禍での人間関係の距離 ・人に会えないことで「楽になる人」「萎れた人」 ・リモートワーク ・シンギュラリティ論争 ・優生思想 ・弱者男性 ・自助・公助・共助とコロナ禍 ・旧態依然とした日本型組織 ・マイルドヤンキー 上記キーワードを見て「面白そう」と思った方には、お勧めします。

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2023/05/31

「対面で会うことが必然的にはらんでしまう暴力性」についてのお話がおもしろかったです。 「会った方が話が早い」という例えは頷くしかなくて。 暴力の存在に気がつけているかどうかが大切である、ということと受け取りました。 コロナ禍において気づいたことについてのお2人の対話はおもしろく...

「対面で会うことが必然的にはらんでしまう暴力性」についてのお話がおもしろかったです。 「会った方が話が早い」という例えは頷くしかなくて。 暴力の存在に気がつけているかどうかが大切である、ということと受け取りました。 コロナ禍において気づいたことについてのお2人の対話はおもしろく、時を忘れ、あっという間に読み終わりました。

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2023/03/18

コロナで分かった人と会うこと。人と会うのは暴力である。よく分かる!でも、会わないと欲望が湧いてこない。うんうん。 不登校の増加を心配してる斉藤先生。そうだよなあ。

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