JK、インドで常識ぶっ壊される の商品レビュー
主人公が女子高生だからか、着眼点や言葉の回し方に親近感を感じ物語がスッと入ってくる。現地人の人柄やインドの良さ、社会問題に触れてありインドを詰め込んだインド初心者にはぴったりな本であった。
Posted by
インドでの体験記かと思いきや後半にかけて貧困やスラム問題に話題が移って行った。小説家の堅苦しい語り口調ではなく高校生の話口調で書かれているため、活字が苦手な人でも読みやすいだろう。
Posted by
1時間半。 親の転勤でインドに行くことになったJKの体験談。身近な話からNGOの話まで、とっつきやすくインドの学生生活がよくわかった。
Posted by
筆者がJKだった頃のエッセイ。 実際にインドで暮らして、驚いたこと、深く考えさせられたことが勢いよく書かれていて一気に読んでしまった。本を読んでいるというより、本人から直接話を聞いているよう。 若いのに文体がすごくしっかりしていて、読みづらさは全く感じない。
Posted by
待ち合わせにぴったりくるのは当たり前? インドカレーはナンが当たり前? 美白が美しいのは当たり前? 屋根のある家で過ごすのは当たり前? 子供が路上生活しているのは当たり前? そもそも当たり前や常識、普通って何でしょう?家一つ違うだけで教えが違うのならば国一つ違えば文化も感覚も全く...
待ち合わせにぴったりくるのは当たり前? インドカレーはナンが当たり前? 美白が美しいのは当たり前? 屋根のある家で過ごすのは当たり前? 子供が路上生活しているのは当たり前? そもそも当たり前や常識、普通って何でしょう?家一つ違うだけで教えが違うのならば国一つ違えば文化も感覚も全く違う!常識が通じない!そんな道の場所に行くことになったJKさんの実体験をもとに書かれたノンフィクションです!インドで様々なことを学び知り感じたことを具体的かつコミカルに書かれているためすごく面白かったです!この本を読んで異国インドの知識を深めると同時に世界へのグローバルな考え方を広げてみてはどうでしょうか? この本は本当に常識がぶっ壊されます笑笑
Posted by
タイトルとポップな表紙に惹き付けられた!インド!!!???カレーかな、、と 目を背けたくなる現実を見て、自分の無力さに気づくのはすごくつらい。だけど、現実を見て自分が少しでもできることをするのが大事だと思った。 そして、日々に感謝…。
Posted by
インドで暮らさなくとも当たり前に知っていることしか書いてなく、それに対する感想や反応も予想どおりのリアクションばかりでした。お嬢様が清潔で安全な囲いの中から現地人の暮らしを観察して、クラブ活動のボランティアにちょこっと参加してきただけって感じ。タイトルは興味を惹いたのですが特に読...
インドで暮らさなくとも当たり前に知っていることしか書いてなく、それに対する感想や反応も予想どおりのリアクションばかりでした。お嬢様が清潔で安全な囲いの中から現地人の暮らしを観察して、クラブ活動のボランティアにちょこっと参加してきただけって感じ。タイトルは興味を惹いたのですが特に読む必要のない本でした。
Posted by
ー インドに行くと知ったとき、インドに来て車に乗っているとき、つい下を向き画面に目を落としていた。けど、そこにあったのは、わたしにとっての真実か?わかんない、なんで、こわい・・・・・・そんな感情たちと、それらを押し殺す罪悪感だけではなかっただろうか。 だから、顔を上げなければい...
ー インドに行くと知ったとき、インドに来て車に乗っているとき、つい下を向き画面に目を落としていた。けど、そこにあったのは、わたしにとっての真実か?わかんない、なんで、こわい・・・・・・そんな感情たちと、それらを押し殺す罪悪感だけではなかっただろうか。 だから、顔を上げなければいけない。手のひらにおさまる薄い板だけじゃなくて、窓のそとに目を凝らし、手を伸ばさなければいけない。窓が、与えられているのだから。そこに広がる景色が整然としていない、混沌だったとしても。だって、混沌のなかに希望がないなんて、誰が決めたの? ー 異文化を知る、世界を知る、人間を知る、、、 知る方法はいろいろあるけれど、その中で“生きる”ことが一番手触りがあり確実だ。 かと言って、みんながそう出来るわけでもないし、その時間を費やすことが出来るわけではない。 だから、本を読むなど、媒体を通じて知ることになる。 では、どういう媒体がいいのか? こういう媒体も参考にはなる。というくらいの作品かな。 JK目線なので、ビジネスの参考にはならなかった(笑)
Posted by
高校生の書く素直で瑞々しい想いに色々考えさせられました。もう大人になって、世の中をすっかり知った気になっていた自分が恥ずかしいとさえ思いました。「青い正義感と自負心がある高校生だからこそ、何かを変えたいと思えた。」と高校生の筆者が語るあとがき。歳だけ重ねた大人のわたしより、よっぽ...
高校生の書く素直で瑞々しい想いに色々考えさせられました。もう大人になって、世の中をすっかり知った気になっていた自分が恥ずかしいとさえ思いました。「青い正義感と自負心がある高校生だからこそ、何かを変えたいと思えた。」と高校生の筆者が語るあとがき。歳だけ重ねた大人のわたしより、よっぽど大人だな。 もう若くないからと諦めるのはやめよう。自分にできること、頭にあってもしないことがいっぱいある。何から始めようかな。
Posted by
突如放り込まれ、衝撃を受け、やがて自らも溶けてその一部になる異国の地、インドが、女子高生の瑞々しい言葉で描かれている。ユーモラスでリズミカルなJK口調で、序盤はスイスイ読み進められる。しかしてこれは単なるインド見聞録ではない。終盤にぐっと勢いを増して核心へ。そして読み終えたところ...
突如放り込まれ、衝撃を受け、やがて自らも溶けてその一部になる異国の地、インドが、女子高生の瑞々しい言葉で描かれている。ユーモラスでリズミカルなJK口調で、序盤はスイスイ読み進められる。しかしてこれは単なるインド見聞録ではない。終盤にぐっと勢いを増して核心へ。そして読み終えたところから何かが始まるような、不思議な読後感。 日々の「あたりまえ」に埋もれて思考停止に陥ること、その罪に気付かせてくれる1冊。
Posted by