葛飾北斎 の商品レビュー

山下裕二(監修)

2023/05/19

30年たつと北斎のとらえ方もずいぶん変わるなあ。いや、江戸のとらえ方が距離ができたのか。裏表紙が北斎漫画の変顔だもん。

2022/09/11

こちらも図書館で、「俵屋宗達」と一緒に借りた本。
アートに疎い自分でも葛飾北斎の名前は知っていますし、
彼の浮世絵は何枚も見たことあります。

※俵屋宗達
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4593102669#comment

本を読んで驚いたのが、葛飾北斎が絵をマスターすべく、
生涯に渡って絵を追求し続けたこと。
その分、偏屈な性格だったみたいですが、
こういう人は魅力的に映ります。
（一緒に仕事をしたいかと言われると、ちょっと悩むけど…。）

こちらも児童書の絵本なので、小学生高学年なら読めると思いますし、
芸術に疎い大人にとってはちょうどよいレベルだと思います。

他には、「尾形光琳」「歌川広重」があるみたいです。

※尾形光琳
https://booklog.jp/item/1/4593102677

※歌川広重
https://booklog.jp/item/1/4593102650

2022/07/02

描きたいように描く。
そして描かせてくれる人がいる。
でも、生きていくためには多少なりとも売らなきゃなんないんだけど、それでも描きたいものを描く。
画狂老人だもんね。
単純化された図形から絵を起こすのも面白いな。
今の絵の描き方の本にもありますものね、こういうの。

2022/05/15

初心者には子ども向けがちょうどいい。

大判だけど薄くて、表紙や本のデザイン、雰囲気も好き。
3000円越えの絵本なので図書館で借りたけど、手元に置いておきたいと思える1冊。

ずーっと絵ばかり書いていて性格に難アリなところとか、かの有名な富嶽三十六景は72歳で大ヒットしたとか、北斎の人生を楽しく想像できた。

浮世絵の繊細な線や微妙な色味って本当に素敵だなあと作品を見て思う。版画ってことは知っていたけど、彫師や摺師と分業で、それぞれ高い技術が必要だったんだな。すごいなあ。

今の時代に作品を見てもめちゃくちゃ洗練されているなと思うから、ヨーロッパで高く評価されたことも、よくぞ見つけてくれました、よくぞ広めてくれました、と当時の関係者にお礼を言いたい気持ちになる。

20代までの私に浮世絵を味わう感性はなかったので、年を重ねると楽しいことが増えるなあ。

北斎美術館行きたいです。

2023/05/07

子供向けなのでしょうが分かりやすくてとても良かったです。ドビュッシーが楽譜の表紙にしたとか、ドガが参考にしたとか、影響力の大きさを再認識。浮世絵は絵師さんだけでなく、彫師さんや摺師さんの職人芸も生きている。北斎展、観に行きたいです。
富嶽三十六景はもちろんなんですが上町祭屋台天井絵『怒濤図』「男浪」「女浪」彩やか！
江戸時代で90歳までってもの凄い長生きですね！

2022/02/07

みなさんは、葛飾北斎という絵師を知っていますか？江戸時代に生まれて９０さいまで長生きし、おびただしい数の作品を残した絵師です。北斎のえがいた作品は海をわたり、ヨーロッパの画家たちにも大きなえいきょうをあたえました。としを重ねても絵をえがき続け、常に進化し続けた北斎。その簡単な伝記と、『冨嶽三十六景』や『北斎漫画』をはじめとする代表作を、わかりやすく紹介します。