国王の受難 の商品レビュー
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この世界が好きだったから この作者の世界に繋がってきて この作者の物語を読み始めた世界です 少しだけ未来の物語ももちろん好きなんだけど やっぱりこの世界が好きです 元々は舞台用の公式ガイドブックに描かれたんですね?! こういうこの世界の物語があるのなら もっと読みたいです
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天使たちも好きだけどやっぱりデルフィニアが大好きだなあと思った次第 女性陣があんまし出てこなかったのはわざとか…?
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デルフィニア戦記外伝その4です。 このシリーズはやはり面白いですね。 リィに対して否定的だった人が、その類まれな美しさに呆然とし、その美貌をものともしない戦場での活躍を読むのはとても楽しいです。 主役のいないところで脇役たちが噂を繰り広げる様が好きなのです。 ウォルの女性に対する...
デルフィニア戦記外伝その4です。 このシリーズはやはり面白いですね。 リィに対して否定的だった人が、その類まれな美しさに呆然とし、その美貌をものともしない戦場での活躍を読むのはとても楽しいです。 主役のいないところで脇役たちが噂を繰り広げる様が好きなのです。 ウォルの女性に対する誠実さと平等さは何よりも得難いものだと思いますし、だからこそリィと対等に付き合えるのだと思います。 女装を解いたシェラが、普通の男としてはあまりにも不慣れなところがちょっと微笑ましかったです。
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いやあ、愉しかった。 デルフィニア戦記の短編集。 デルフィニア戦記という物語は、言わばリイのやる事に周りの人々が驚愕したり、困ったりする様をニヤニヤしながら眺めるのが正解だと思うのだけど、正に最初の二編はそう言うお話だった。 うん、愉しい。 そしてウォルの二編は、どちらも彼の女性に対する誠実さが滲み出たお話。 こう言うスレたところが全くない男性は貴重だけど、扱いに困るだろうなあ笑 そしてシェラには御愁傷様という言葉しか出てこない。 なんだかんだでこなしてしまうところは凄いけれど。 本編が終わっても、こんな風にちょくちょくデルフィニア関係のお話が読めるのはとても嬉しい。
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懐かしかった。 登場人物とかも忘れてなかったのでスムーズに読めた。 この後は読み返しだよね。ちょっとなら『スペシャリストの誇り』あたりかな?
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なつかしい。それで読んだ部分があるなぁ。 相変わらずのキャラたちでこれだけ年月たっているのに 書けるってさすがだな、と。変わってないように書けるのが すごい。
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色褪せないデルフィニア。学生時代を思い出す。いつ読んでも一瞬でその世界に入り込めるくらいに何度も何度よ読んだ作品。その後「を知ることができる外伝もいいけれど、その時の裏側を知ることができる外伝の方が個人的には好きなので嬉しかった。また本編を読み直したくなった。
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「王女誕生までの七日間」 王女時代のリィに会えて嬉しい。女官長との付き合いもこれから始まっていくんだけど、さすが女官長だなって思うのはリィに押し付けはダメなんだって理解してる事。身分の差のはっきりしてる社会だからなのかもしれないけど、王女になられる少女に対してすぐにどういった人間なのか見抜く力は女官長の観察力の賜物だよね。 馬屋番のベン爺が出て来たのも嬉しかった。グライアとの出会いはこんな感じだったんだ。リィに信用されたからグライアにも信用される様になった人だったんだな。本当に馬が好きな人なんだ。すごい事だよ。 「鷹は翔んでいく」 結婚式でリィが着たドレスは外注だったんだね。王宮の侍女さんたちが作ったのかと思ってた。仕立職人さんが出てきて初めて王妃になる王女のことを見て驚いたのも仕方ないよ。逆鱗に触れない職人さんで良かった。 シェラと王女リィのお風呂でのやり取り第二弾だったね。髪の毛に卵白と蜂蜜って本当に効果あるのかな?今でさえ蜂蜜はシャンプーやコンディショナーにも使われてるから分かるんだけど、卵白は効くの?髪を洗いながら刺客としての本能を刺激されてるシェラもいたんだなあ。まだリィに慣れ始めたばかり付き合い始めて短いからそんな瞬間があったのかな。すぐにしませんって言ってるけど。何をどうするか考えたことは認めてるんだよね。リィの侍女としてのシェラの初々しい感じがしました。 「国王の女難」 はじまりがさあ、イヴンとバルロの寵愛争い()から始まってるのが男の子の仲のいい友達の取り合いみたいだよな。確かに側室問題は早く解消しなくちゃってなる段階なんだけど、すでにポーラ・ダルシニ嬢が現れると知ってるから読んでる側はイヴンとバルロの競争になってるのを楽しんでる。ちゃんと心配して2人とも早くから動いてたんだね。バルロの選んだ18歳の未亡人はウォルにしてみれば手出さないだろうなあって思うんだけど、そういう雰囲気の女性に優しいから選んだんでしょ。ペンタス帰りの上から3番目の地位にあった元高級娼婦のダーシャも頭の良い女性で強い人だよね。 イヴンはエンドーヴァー夫人と似てるって感じたみたいだけどもっと計算高い野心のある人だよねダーシャ。ウォルのペンタス帰りと聞いて国家の現状や経済に関する事を質問しちゃうところも朴念仁というかズレてる熊さんなんだなあと思いました。 ペイシェンス・ラムゼイ未亡人の方は幼げな生きた人形のような美しさってウォルが思うような人だからますますでは出さないだろうなあって思います。なんでバルロは上手くいくと思ったんだろう。男女の仲というのが私には理解しにくい世界なんだろうな。ちょっと事情が違うぞってなってきて、リィが登場してヒーロー役になるのやっぱ似合うんだよね。ここでも国王と王妃の名の下に結婚を承認されたカップルができたわけだけどこの展開は好きだからいい。マーロンもペイシェンス・ゼルダにも幸せになってほしいと思います。 ダーシャの家はデルフィニアの世界では珍しい学校と仕事が一緒になったものなんだね。少女でも教養があれば良いところにお嫁に行けるっていうのは人生が変わるくらい大きなことだろうからダーシャの考えは画期的だよ。
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【収録作品】王女誕生までの七日間/鷹は翔んでいく/国王の女難/男の修行/嵐の後 シリーズものの外伝。こうやってたまに懐かしい面々に会えるのはいい。ただ、楽しく読める。
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デルフィニア戦記の外伝4巻。公式ガイドブック1〜3に収録された3篇と書き下ろしの2篇収録。 「鷹は翔んでゆく」が好きでした。 職人の矜持というものに対して、敬意を持って接しなければいけないと思うのは、リィの存在が影響しているのは大いにあると思うのです。リィだけでなく、様々な物語...
デルフィニア戦記の外伝4巻。公式ガイドブック1〜3に収録された3篇と書き下ろしの2篇収録。 「鷹は翔んでゆく」が好きでした。 職人の矜持というものに対して、敬意を持って接しなければいけないと思うのは、リィの存在が影響しているのは大いにあると思うのです。リィだけでなく、様々な物語で学んだことではありますが。身命を賭していることに対して、賞賛を送るのに躊躇いなどあってはいけない、と思うのです。 そこまで大上段に構えなくても、素直に感動を表すことは心がけていきたい。 フランクルのが職人として、自分の腕前をひけらかすでなく、即座に方向転換できたところが一流なのだと感じます。というか、腕前をひけらかすだけの職人さんならば、女官長や国王が選びはしなかったでしょうが。 けちょんけちょんにされる権威の亡者も嗜虐的な喜びあるのですが、それはまた違う物語で。 「嵐の後」もいいですね。 お父さんとお母さんが初めて会ったのは、いつだったの?みたいな質問を子供にされた時に思い出す一幕といったところでしょうか。二人のその後を知っているので、微笑ましいですが、この時点では将来のことなど予想もできなかったはず。 奇跡的な出会いという想いがあると、この時の出会いには儚さを覚えます。
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