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まだ見ぬ敵はそこにいる の商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2024/09/21

イギリスの政治家・作家ジェフリー・アーチャーの長篇ミステリ作品『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班(原題:Hidden in Plain Sight)』を読みました。 ジェフリー・アーチャーの作品は昨年1月に読んだ『レンブラントをとり返せ―ロンドン警視庁美術...

イギリスの政治家・作家ジェフリー・アーチャーの長篇ミステリ作品『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班(原題:Hidden in Plain Sight)』を読みました。 ジェフリー・アーチャーの作品は昨年1月に読んだ『レンブラントをとり返せ―ロンドン警視庁美術骨董捜査班―』以来です。 -----story------------- 全英1位! ジェフリー・アーチャー、圧巻の警察小説。 スコットランドヤードの若き刑事ウォーウィックがロンドンで暗躍する顔のない悪党紳士を追う! ・27作が全英ベストセラー第1位! ・97カ国33言語で出版! ・総発行部数2億7500万部突破! 「完全に夢中にさせられる!」(アンソニー・ホロヴィッツ) 一流弁護士の父親の反対を押し切ってロンドン警視庁の警察官になったウィリアム・ウォーウィックは、警視長直属の麻薬取締独立捜査班に異動になり、ある特命を受ける。 それは、ロンドンを支配する悪名高き麻薬王、通称“ヴァイパー"の正体をつかみ逮捕すること。 捜査に乗り出した矢先、捕まえた麻薬の売人はウィリアムに因縁のある人物だった――。 名ストーリーテラーによる傑作ミステリー。  ----------------------- 2020年(令和2年)に発表された作品……ウィリアム・ウォーウィック・シリーズの第2作です。 シリーズの第1作『レンブラントをとり返せ―ロンドン警視庁美術骨董捜査班―』で新人ながらスコットランドヤードの捜査巡査に抜擢され、ウィンストン・チャーチルの署名本の偽造、海底のスペイン銀貨の偽造をはじめとして何件もの美術品骨董品詐欺犯罪を解決しただけでなく、傑作しか扱わない美術品故買犯の大物中の大物マイルズ・フォークナーと対峙して追い詰めたうえに、婚約者の父親の無実まで勝ち取るという大活躍をみせたウィリアム・ウォーウィックは捜査巡査部長に昇任し、引き続き、ホークスビー警視長の下で働くことに……今回、ホークスビー警視長はロンドンを丸ごと麻薬漬けにしようとしている蝮“ヴァイパー"と呼ばれる麻薬王を逮捕し、組織を一網打尽にするという一大作戦を考えており、従前からある麻薬取締版とは別に、美術骨董捜査班を横滑りさせた形で独立捜査班を新設します、、、 ブルール・ラモント警視、ウィリアム・ウォーウィック捜査巡査部長、ジャッキー・ロイクロフト捜査巡査、そして、新人のポール・アダジャ捜査巡査をメンバとする新設捜査班は、“ヴァイパー"としかわかっていない麻薬王の正体と本拠地を突き止めようと早速活動を開始……ウィリアムはその過程であのマイルズ・フォークナーが麻薬に手を染めていることを知り、彼を刑務所送りにすべく、また、“ヴァイパー"逮捕を成功させるべく、知力と体力の限りを尽くして奮闘します。 事態は二転三転……知略、謀略、裏切り、殺人の要素が織り込まれ、潜入捜査、追跡、アクション、裁判 と、スリリングな展開が愉しめました、、、 警察小説でもあり、美術ミステリでもあり、リーガル・サスペンスとしても愉しめる作品でしたね……面白かったです! 続篇もぜひ読んでみたですね。

Posted byブクログ

2022/12/09

巧みなストーリー展開、ウィットに富む会話。 期待を裏切らない。その手があったのか? 予測を超える、鮮やかな逮捕劇に圧巻させられる。  次作への余韻を残すエピローグが素晴らしい。

Posted byブクログ

2022/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第2作 今作ではスコットランドヤードの麻薬取締独立捜査班に配属され捜査巡査部長になったウィリアムは麻薬王のヴァイパーを捕まえるために捜査を開始する。 そして前作も出てきたフォークナーの裁判も同時並行で進んでいく。裁判の展開も面白く、殺人工場へのアジトへの緊迫の突入シーンもハラハラさせられて楽しかった。 次作も最近発売されていて、今作の終わり方からするにフォークナーとの対決もあると思うので楽しみでしかない。

Posted byブクログ

2022/07/03

主人公はロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィック、時は1986年。なぜ、この年代かと不思議に思いながら読んでいたが、同じ著者の「クリフトン年代記」でベストセラー作家になったハリー・クリフトンが書いていた小説シリーズを、スピンオフしたことが理由のよう。「クリフトン年代記」の舞台は...

主人公はロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィック、時は1986年。なぜ、この年代かと不思議に思いながら読んでいたが、同じ著者の「クリフトン年代記」でベストセラー作家になったハリー・クリフトンが書いていた小説シリーズを、スピンオフしたことが理由のよう。「クリフトン年代記」の舞台は1920〜1990年頃らしい。 真っ直ぐな主人公には好感が持てるが、ストーリーは普通に面白い、という感じ。イギリスのおとり捜査、潜入捜査、司法取引を使った攻防など、個人的には後ろ暗い雰囲気。 シリーズは8作まで延びることが決まり、すでに4作まで完成しているそう。

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2022/05/15

ワーウイック巡査部長の活躍第2巻。無事に結婚して、絵画盗難犯専任から麻薬取締役に移った彼の活躍。なかなか、話が紆余屈折して、先に進まないが、せっかく捕まえた美術盗難犯のフォークナーを最後の最後に逃してしまう。ワーウイックとベスに双子が生まれたが、まだまだ先は長い、さてどうなるか。...

ワーウイック巡査部長の活躍第2巻。無事に結婚して、絵画盗難犯専任から麻薬取締役に移った彼の活躍。なかなか、話が紆余屈折して、先に進まないが、せっかく捕まえた美術盗難犯のフォークナーを最後の最後に逃してしまう。ワーウイックとベスに双子が生まれたが、まだまだ先は長い、さてどうなるか。ちょっとワクワク感がなくて、読もうと思う気持ちが進まないなあ。

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2022/05/12

映画「キングスマン:ゴールド・サークル」を見て分かる通り違法薬物は蔓延していて、あなたの家族が使用していてもおかしくはありません。

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2022/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジェフリー・アーチャー氏の作品は全部詠んでいます。 新聞の広告にのっていたので、図書館は未収蔵であったので予約し(購入を依頼し)読了。 アーチャーの小説の主人公はイギリスの理想とする人物像に近い。知識が豊富、文化レベルが高い、ウイットに富んでいる、幸せな家庭を築いている、お金にも困っていない、あるいは金持ち。といったところか。  一方悪役は、強欲、倫理観のかけらもない、あるいは色欲、狡猾といった人物です。重要な人物は10人以下で、登場人物亜は30人に満たないので読みやすいです。 翻訳もいつもの戸田裕之氏なので安心して読めました。  面白くはありましたが、エンターテイメント小説ですね。

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2022/02/02

刑事ウォーウィック第二作。正体不明の麻薬王が誰か、どこでドラッグを製造してるか突き止める件と、前回盗品売買で執行猶予付き有罪判決を、受けたマイルズ・フォークナーを再び務所送りにしようとする件、そしてフォークナーの絵画と家を妻クリスティーナが狙う件の三本立て。 なんの文句も付けよ...

刑事ウォーウィック第二作。正体不明の麻薬王が誰か、どこでドラッグを製造してるか突き止める件と、前回盗品売買で執行猶予付き有罪判決を、受けたマイルズ・フォークナーを再び務所送りにしようとする件、そしてフォークナーの絵画と家を妻クリスティーナが狙う件の三本立て。 なんの文句も付けようのない最高の出来。ドキドキが最後まで止まらなかった。 ※以下自分用ネタバレ マイルズの自宅でのドラッグパーティー事件で有罪になり、懲役十年。しかし母親の葬儀に参加させて貰い、バイクチームによって逃亡。絵画は既に屋敷から取り出され、そして屋敷は燃やされた。クリスティーナが美術館に寄付したフェルメールも偽クリスティーズ職員に騙し取られた。

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2022/01/21

「レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班-」の続編 <amazonより> ウィリアム・ウォーウィックは、警視長直属の麻薬取締独立捜査班に異動になり、 ある特命を受ける。 それは、ロンドンを支配する悪名高き麻薬王、 通称“ヴァイパー"の正体をつかみ逮捕す...

「レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班-」の続編 <amazonより> ウィリアム・ウォーウィックは、警視長直属の麻薬取締独立捜査班に異動になり、 ある特命を受ける。 それは、ロンドンを支配する悪名高き麻薬王、 通称“ヴァイパー"の正体をつかみ逮捕すること。 捜査に乗り出した矢先、 捕まえた麻薬の売人はウィリアムに因縁のある人物だった――。 「クリフトン年代記」から派生したシリーズだが、 本作には粗いところが見受けられてしまう。 伏線が弱かったり、読者の心を鷲掴みにするような部分が少ない。 あるいは、シリーズ3部作とのことなので、 最終部で全てを回収することになるのか。 長年、ジェフリー・アーチャー氏の著作を楽しみにしているだけに、 せめて物語の最後で納得させてほしい。

Posted byブクログ

2022/01/21

初めてジェフリー・アーチャーを読んだ 巡査のウィリアム・ウォーウィックの2作目でした 話があちこち飛ぶので、場面について行けず、後戻りした。 その分裁判や、捕物など読み応えはあった。 2作目から読んじゃったので、 1作目を読もうか考え中

Posted byブクログ