団十郎菓子 の商品レビュー
4話からなる。 現在のコロナ禍で、仕事が少なくなって倒産や店仕舞をせずには、いられない時代と、同様に、この江戸の町でも、この機会に成功する者と老舗でありながらも傾いていく店もある。 二話も、人の弱みにつけ込む宗教まがい物。 人間弱くなった時に、そこにつけ込まれて深みにはまる。 こ...
4話からなる。 現在のコロナ禍で、仕事が少なくなって倒産や店仕舞をせずには、いられない時代と、同様に、この江戸の町でも、この機会に成功する者と老舗でありながらも傾いていく店もある。 二話も、人の弱みにつけ込む宗教まがい物。 人間弱くなった時に、そこにつけ込まれて深みにはまる。 これも、今時代でも、二世まで影響を受けているニュースと重なり合う。 三話では、三吉の淡い恋心が、秘められており、仕事熱心さから、このまま見過ごして行くのかとも思えたが、… 反対に、罪をかぶせられる身になってしまう。 疾風小僧の助けがあり、季蔵が、探索出来る事に。 四話の冬いちごで、最初からの話が繋がって行く。 亡くなったと思われていた平三!!! 双子の兄弟へと、そして、冬吉の死! 天下の勘定奉行 若林伊織に成り代わった男を瑠璃が、盾にされたのだが、精神的打撃は無かったのだろうか? こんな目の前で、冬吉が亡くなったのに、早く、元の姿に、戻って欲しいものだと思う。 三吉も、烏谷奉行、疾風小僧の疑いが晴れて良かった! 沢山の参考資料からの執筆の本だけど、料理の説明が、よくわかるように書いてある。 しかし、塩梅屋の主人として、経営がどのようにされているのか、不安になる事がある。 これも、今の時代、店仕舞の所を見るからかも知れない。
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今回はあの三吉の初恋物語とでもいうべき事件から。 三吉が殺しの疑いで追われるし、お奉行嵌められるし、かなり今回はピンチ続きの季蔵。疾風小僧が助けに現れるものの、過労死しそうな季蔵とお奉行でした。 瑠璃さんが外に出られるようになったのが驚き。
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私には最後の方まで、はっきりとは、犯人わからなかったな。ルリさん、そろそろ戻るといいですね。ご飯は、安定の美味しそうな感じでした
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
202112/惰性ありつつも毎回読んでしまうシリーズ、もう42弾。今回は三吉がピンチに…こういうとこ、作者お得意の容赦のなさだなあ。三吉の純情な思いが切なく、また大人への成長がうかがえるエピソード回で、昔まだおき玖がいた頃の幼い三吉を思うとフィクションだけどしみじみしてしまう。捕物控的には犯人や悪役が最後にペラペラ語るパターンだし、謎解き的な楽しみもないけど、まだまだ当分追ってしまいそう。
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