自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと の商品レビュー
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共感できるポイントがいくつもあり、スルスルと読めた。 またDVの当事者問題においては逆に自分と性別が違うからこそ見える世界があって、面白い本だった。
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取材に協力してくれる一般人男性をSNSで募り、選ばれた10名に胸の内をあかす話を聞いて淡々と書き起こした作品。筆者はカウンセラーのように話を聞くことに徹したと言っている。読者に共感を求めない、変わった作品だと思う。
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筆者が10人の男性にしたインタビュー集。それぞれの内面(コンプレックス、恋愛観や性癖、などなど)を赤裸々に話していて、もちろん自分とは違う部分はあるもののそこかしこに「自分にもこういう面はあるなあ」と思わせる本だった。
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恋バナを聞き集める桃山商事代表の著者が10人の一般男性にインタビューした「ありのまま語り下ろし」本。当初は女性が感じる「男の考えていることがよくわからない」に賛同と理解を示し、企画を立ち上げた様だ。 主に「自分にダメなところがある」「コンプレックスがある」という人たちが登場する...
恋バナを聞き集める桃山商事代表の著者が10人の一般男性にインタビューした「ありのまま語り下ろし」本。当初は女性が感じる「男の考えていることがよくわからない」に賛同と理解を示し、企画を立ち上げた様だ。 主に「自分にダメなところがある」「コンプレックスがある」という人たちが登場する。彼らは生い立ちや現状、性格や性癖などを自己分析して自覚し、それをインタビューで自己開示しており、それでも前向きに状況を良くしよう、成長しようと考えて行動して努力している。共感できるもの、リスペクトできるもの、理解できないものもあったが、感情移入しながら読むことができた。 オトコは本能的に、競争とか見栄とか自己顕示とかが絡んで「生きづらさ」を自分で作ってしまっている可能性もあるよなと感じた。 著者があとがきで『自分は子どもの頃から大したことがなかったが「普通」や「ありふれた」といった言葉で認識していてものが、実のところ社会から与えられていた「特権」だった(ジェンダー問題やマイノリティに触れてきた中で感じた)』というニュアンスのことを記載しており、考えさせられた。男性女性ともに参考になるのでは。
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『男らしさと笑い』は自身も学生時代非常に苦労した覚えがあり、当時は何を話してるのかあまり理解できてなかったと思う。 "男らしさ"と"笑い"が密接に結びついてる理由に、まさに話にオチをつけることがその話題に潜む問題を場当たり的に解決してしま...
『男らしさと笑い』は自身も学生時代非常に苦労した覚えがあり、当時は何を話してるのかあまり理解できてなかったと思う。 "男らしさ"と"笑い"が密接に結びついてる理由に、まさに話にオチをつけることがその話題に潜む問題を場当たり的に解決してしまう都合の良さがあるからなんだと腹落ち。 皆、自身が持つ悩みや寂しさみたいなものを持っているもののそれを直に晒すのは男らしくない。なので、それを上記のように笑いに変えることにより、消化させることができる。 しかも芸人などを見てもわかるように、"面白さの獲得"はホモソーシャルの序列を決定するうえで重要な武器であるという側面もある。 フェミニズムの考え方を知ったことで、上記のようなホモソーシャルの構造を理解できたことはとても収穫。 他にも「無能がバレる恐怖。権力欲。処女信仰。面白くなりたい。女性への侮蔑と神格化。不妊治療。DVとモラハラ。離婚して父子家庭。マウンティングやマンスプレイニング。」どれも詳しく読んでみるとなにかしら自分にも引っかかる部分があり頭がぐらぐらする。 自分がいかにホモソーシャルど真ん中の考えをもって生きてきたかがよくわかる。序列社会に生きることをやめて自身にとっての価値を見つめることで浄化していきたい。
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10人の市井に生きる男性たちのインタビュー。当たり前だが同じような人生などなくそれぞれ面白い。捉え方は筆者の意図と違うだろうけど個人的には現代社会人男性列伝ともいうべき楽しさがある。特に女性関係が派手な方の話は不謹慎ながら面白かった。もっともインタビューに応じるだけあって問題や悩...
10人の市井に生きる男性たちのインタビュー。当たり前だが同じような人生などなくそれぞれ面白い。捉え方は筆者の意図と違うだろうけど個人的には現代社会人男性列伝ともいうべき楽しさがある。特に女性関係が派手な方の話は不謹慎ながら面白かった。もっともインタビューに応じるだけあって問題や悩みはあっても社会的には成功もしくは上手く順応している方々であるので響かない人もいるかもしれない。
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読んでいて思い出したのが、昔の元上司(男性)。 哲学の本を読んでいると職場で豪語していたと思いきや、こちらが何の反応もしないでいると「すごいって言ってよ!(要約)」と怒ってきた。面倒くさい上に、思い通りに誉めてもらえないと不機嫌になるって本当にダサくて格好悪いな、と感じたのを今で...
読んでいて思い出したのが、昔の元上司(男性)。 哲学の本を読んでいると職場で豪語していたと思いきや、こちらが何の反応もしないでいると「すごいって言ってよ!(要約)」と怒ってきた。面倒くさい上に、思い通りに誉めてもらえないと不機嫌になるって本当にダサくて格好悪いな、と感じたのを今でも覚えている。 中盤の出版社勤務の男性による話。 『僕にも自分を大きく見せようとするところが少なからずありましたが、そういうのも無駄なんだなって。女の人って面と向かっては男を否定しない。「すごいですね/へぇ~」と言われて男はそれを自分が肯定された、受け入れられたと捉えてしまう事が多い。実態としては単に面倒くさいから誉めてるだけですよね』 →こ、れ、だ、よ!!!元上司!!! 職場の後輩部下♀に甘えてんじゃねえぞ!と当時のやり取り時に言ってやりたい。 続けて語っていたのが『女性にとっていちいち性的な扱いをされるのは本当に鬱陶しい事なんだということが段々とわかってきた。女性を同じ人間として扱ってないことにつながるんだなって』 →マジでこれ。もし男性が性的な目で見られることがしょっちゅうだったらこの苦しみを分かってもらえると思うが、別に苦しんでほしい訳じゃない。あとバレてないと思ってるだろうが、女性側はこういうのすぐ気付く。気付かない振りしてるだけ(面倒くさいから)。 ◎不妊治療で悩む妻を持つ男性の話。 話し合いはしているけど、『「奥さんはなぜそこまで子どもが欲しいのか」という根本的な質問をするのはなんか怖い』との言葉。 →これか。怖いから踏み込む気になれないってやつ。分かる気もしなくもないけど、振り返って損失に気付いたときには何もかも取り戻せなくてダメージがでかいやつ。 ◎DV加害者である男性の話。 『男という立場を利用して楽をしていた部分が確実にあった』 →家事も育児も見ない振りをしていれば楽だが、それは対等な関係でも何でもなく、もはやパートナーとしての資格を自分から放り出しているようなもの。後悔先に立たず。
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10人の男性の体験談、人生観が赤裸々に綴られている。 マジョリティなりの苦労、気持ちなど、マイノリティ(シス女性も含む)には理解できない知り得ないことがたくさんあって勉強になった。
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特殊に感じるような人もいて、この方々が「一般男性」なの??か!?と考えさせられた。 それから、あっ!この感じ...わたしが男の人に対してイラっとしたり、何考えてるの?とか何も考えてないでしょ?何故黙る?などなどと思った瞬間のやつだ!と感じる箇所がいくつかあった。 まぁ男性側から見...
特殊に感じるような人もいて、この方々が「一般男性」なの??か!?と考えさせられた。 それから、あっ!この感じ...わたしが男の人に対してイラっとしたり、何考えてるの?とか何も考えてないでしょ?何故黙る?などなどと思った瞬間のやつだ!と感じる箇所がいくつかあった。 まぁ男性側から見た女性でも似たようなことはあるのだろうなぁ。
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