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挑戦 常識のブレーキをはずせ の商品レビュー

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2023/10/16

iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中さんと当時将棋のタイトルを三冠手に入れていた藤井さんの対談。 それぞれ異なる分野のトップを走る、年齢も違う二人の対談は興味深いものでした。 異分野に触れる事の大切さが書かれていました。 社会人になると、同じ職業や同世代、また家族といった狭い...

iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中さんと当時将棋のタイトルを三冠手に入れていた藤井さんの対談。 それぞれ異なる分野のトップを走る、年齢も違う二人の対談は興味深いものでした。 異分野に触れる事の大切さが書かれていました。 社会人になると、同じ職業や同世代、また家族といった狭いコミニティーで過ごす事になり、考え、価値観が固まってしまいます。 違う職業、違う年代の方と関わり、違う考え、価値観を経験することは大切だなと思いました。 本書で藤井さんは 「強くならなければ見えない景色は確実にあると思うので、そうした景色を見るところまで行きたい。」 と語っています。先日八冠を達成し、弱冠21歳で名実ともに将棋界のトップに君臨した藤井さんに、今どのような景色が見えているのか知りたいです。

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2023/08/06

山中伸弥氏と藤井聡太氏の対談本 終始、山中氏が藤井氏をリスペクトしていることが感じられて好印象。AIとの関わり方が科学、将棋の観点から語られていて、エンジニアリングにも応用できそう。AIに考えさせる(考えてないか、あくまで計算か) ことにより得られた結果を自分なりに捉えてみるこ...

山中伸弥氏と藤井聡太氏の対談本 終始、山中氏が藤井氏をリスペクトしていることが感じられて好印象。AIとの関わり方が科学、将棋の観点から語られていて、エンジニアリングにも応用できそう。AIに考えさせる(考えてないか、あくまで計算か) ことにより得られた結果を自分なりに捉えてみることが強く推奨されているように感じた。 まずはChatGPTでも多く使ってみることから始めるのが良いですね。この夏季休暇の間にNotion+chatGPTで簡単な習慣を始めてみようと思っており、それを後押ししてもらえた感じがします。

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2023/06/15

山中教授と藤井棋士。 年齢が離れているのにその差を感じさせない。 研究と将棋に「挑戦している・する」という 共通点。それがあるから年齢を感じさせない のかもしれない。 ときには、セオリーではない見方をする。 凝り固まらずに、柔軟な考え方・見方をする ことで気づけることもある。 ...

山中教授と藤井棋士。 年齢が離れているのにその差を感じさせない。 研究と将棋に「挑戦している・する」という 共通点。それがあるから年齢を感じさせない のかもしれない。 ときには、セオリーではない見方をする。 凝り固まらずに、柔軟な考え方・見方をする ことで気づけることもある。 また、業種・年齢・性別などに関係なく、積極 的に色んな人と関わることでも、新たな気付き や発見につながり、自身の成長にもつながる。 AIの話題も多かった。 将棋は駒の動かし方くらいしか知らないレベル だけど、藤井棋士の対局を見たりすると、AIが 好手や悪手、どちらが優勢か、、など評価して くれるので、本格的に将棋をしたことがない私 でも楽しんで見れる。 山中教授の研究話も興味深かった。 「光免疫療法」は先日テレビで紹介されていた のを観て知った。早期に広まってほしい。 付箋、いっぱいつけたんだけど。 この程度の感想で申し訳ない気がするな、、 集中して読めれば、短時間で読了できると思う。

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2023/03/19

AIについての章は読み応えあり。将棋とAIの愛称はいいと思う。 しかし、最後は創造力、人間力ではないか。

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2022/09/21

おっとりとした雰囲気の素敵な人柄が伝わるような二人。穏やかに対話が進み、時々山中先生が話し過ぎるのもご愛嬌で、とにかく和む。だけど、この二人が雑談する意味とか、二人の専門や才能を深く探るような踏み込んだ質問が無いのは残念。お互いに遠慮を見せたまま、静かに対談が終わる。 話は逸れ...

おっとりとした雰囲気の素敵な人柄が伝わるような二人。穏やかに対話が進み、時々山中先生が話し過ぎるのもご愛嬌で、とにかく和む。だけど、この二人が雑談する意味とか、二人の専門や才能を深く探るような踏み込んだ質問が無いのは残念。お互いに遠慮を見せたまま、静かに対談が終わる。 話は逸れるが、AIとゲームを争う事が一つの娯楽として成立しながら、既に一部のAIは我々には辿り着けぬ所まで来てしまった。藤井聡太氏はAIに学ぶ事もあるという。最近では、VRで手術を訓練するようなテクノロジーとの関わり方もある。反復練習で再現性を高め、AIと同じ領域に辿り着く事が目標となるならば、人間の価値とは何か。目標の到達地点がAIや機械を目指すなど何ごとか。人間よりもロボットの方が再現性は高く、いずれ、娯楽は謎解きからよりリアルな全能系へ、労働はロボットへ移行せねばなるまい。あるいは、人間は多少の苦悩を所与の条件として、自ら、縛りゲーを楽しむ生き物という気もする。全能系は子作りの快楽を上回り、人間は生殖を忘却する。縛りと全能、どちらがお好み?滅びゆく。複雑な思いである。

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2022/09/11

二人の対談。藤井さんは若いのに対等な人として話が展開されていて、好感がもてる。 何も挑戦しないのがいちばんの失敗の言葉が残ったし、正直耳が痛い笑 やってみないと何が起こるか分からない!だからやってみようということ。

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2022/08/12

▼なかでも印象に残ったのは、異分野の知識に触れることがiPS細胞発見への弾みになったという体験談、それから成功確率が低くても人間が信念や直感に基づいて進んだ道が別の新しい発見につながることがある、というお話でした。  (中略)「失敗を恐れずに挑戦する」という先生の言葉がとくに心に...

▼なかでも印象に残ったのは、異分野の知識に触れることがiPS細胞発見への弾みになったという体験談、それから成功確率が低くても人間が信念や直感に基づいて進んだ道が別の新しい発見につながることがある、というお話でした。  (中略)「失敗を恐れずに挑戦する」という先生の言葉がとくに心に残っています。簡単なことではありませんが。その姿勢を失わずに今後、何事にも臨んでいきたいと思っています。(p.2、「はじめに」藤井聡太) 2021年12月に出た本。藤井さんは、21世紀生まれなのだ!とあらためて気付く。いま、「研究」や「研究者」の近くで仕事をしていて、この本は、とくに若い研究者にとって、目次の項目を見るだけでもいいかもなと思った。「プレゼン力でわかりやすい情報発信を」「異分野の知に触れる」「自分の専門分野に閉じこもらない」等々。 個人的には、iPS細胞になるであろう遺伝子をつきとめていくところがおもしろかった。候補を24個の遺伝子にまで絞り込んだあと、どんな組み合わせだったら細胞の多能性が発現するのか? そこでの1個ずつ除けて、残りを細胞に入れてみる実験をくりかえす、という発想!(これは山中さんではなく、チームの別の方の発想!) 24個のうち、1個を除いて23個の遺伝子を送り込み、また別の1個を除いて23個の遺伝子を送り込み…を繰り返していって、最終的に4個の遺伝子がつきとめられた。他の本などでも語られているのかもしれないが、ここのところがわくわくした。 (2022年7月4日了)

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2022/07/29

異業種で結果を出している二人の対談。 最初の方は?山中さんの熱量が凄くて藤井さんが少し冷めているように感じたのですが、それは元々棋風でもある冷静さの現れなのかなと読み進めるうちに改めることに。 「AI」の活用などの話にもなり、新しいことを取り入れる、試してみる、ということの大切さ...

異業種で結果を出している二人の対談。 最初の方は?山中さんの熱量が凄くて藤井さんが少し冷めているように感じたのですが、それは元々棋風でもある冷静さの現れなのかなと読み進めるうちに改めることに。 「AI」の活用などの話にもなり、新しいことを取り入れる、試してみる、ということの大切さ、素晴らしいさを二人の話から受けとりました。わかっていても、なかなかできない部分でもありますかね。 藤井さんが「無極」(極めることはない)ということを認めるという言葉が心に残りました。極めた、と思った時点で成長が止まると勝手に解釈(笑)

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2022/05/28

棋士の藤井聡太さんと山中伸弥さんとの対談本。お二人はもともと面識があったようです。 対談の最初のほうは山中先生ばかりが話してましたが、中盤くらいから藤井さんも話すようになりました。 藤井さんはAIをかなり活用して強くなっている棋士で、「将棋ではこれまでずっと強くなるための方法論が...

棋士の藤井聡太さんと山中伸弥さんとの対談本。お二人はもともと面識があったようです。 対談の最初のほうは山中先生ばかりが話してましたが、中盤くらいから藤井さんも話すようになりました。 藤井さんはAIをかなり活用して強くなっている棋士で、「将棋ではこれまでずっと強くなるための方法論があまり確立されてこなかったんです」と話されていて、やはり新時代の棋士なのだなと思いました。 山中先生はiPS細胞を発見されるまでは苦労の連続の人生だったようです。 お二人の本はそれぞれ何冊か出版されているので、また読んでみたいと思います。

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2022/03/20

2012年のノーベル生理学•医学賞受賞者である山中伸弥と2022年3月20日現在5冠の将棋棋士である藤井聡太の、2021年4月以降は出版を前提としたオンラインでの対談をもとに2021年10月時点でまとめられた本。

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