挑戦 常識のブレーキをはずせ の商品レビュー
将棋は不思議なゲームです。 勝ってもスポーツのように派手なガッツポーズはしません。それどころか首をかしげたり、苦虫をかみつぶしたような顔すらしています。 最大の特徴は〈感想戦〉です。試合を振り返り、ポイントとなった局面を研究するのです。 * 本書は将棋と医療について、それぞれ共通...
将棋は不思議なゲームです。 勝ってもスポーツのように派手なガッツポーズはしません。それどころか首をかしげたり、苦虫をかみつぶしたような顔すらしています。 最大の特徴は〈感想戦〉です。試合を振り返り、ポイントとなった局面を研究するのです。 * 本書は将棋と医療について、それぞれ共通する課題や展望を語り合います。 一番の話題はやはりAIです。AIが出したか答えを鵜呑みにするのではなく、いかに自分で解釈するかをお二人とも重要視されていました。 藤井さんの「無極」(限界を決めないこと)、山中さんの「人間万事塞翁が馬」ということばが印象的でした。
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iPS細胞の山中先生と将棋の藤井聡太さんとの対談ということでとても興味深く読んだ。年齢差の大きいお二人だが山中先生がとても丁寧な口調で話されているのが印象的。様々なテーマで話されているが特にAIに関する議論は長くされており科学、将棋界ともにAIとの付き合い方が大きな関心となってい...
iPS細胞の山中先生と将棋の藤井聡太さんとの対談ということでとても興味深く読んだ。年齢差の大きいお二人だが山中先生がとても丁寧な口調で話されているのが印象的。様々なテーマで話されているが特にAIに関する議論は長くされており科学、将棋界ともにAIとの付き合い方が大きな関心となっていることがわかる。 印象的だったのは、山中先生が自分の人生を振り返り語っていた、人生何が良くて何が悪いかわからないといった”人間万事塞翁が馬"。ジョブズのConnecting the dotsにも似ている。 また藤井さんが語っていた、悪手を打った時の気持ちの切り替え。悪手を打ってしまうとかなり落ち込みが、マイナスにしかならないのでぱっと切り替え、今の局面での最善手を探す、とのこと。これは将棋に限ったことではないだろう。他の仕事でも失敗したりトラブルが起きると気持ちがへこむが、へこんででもマイナスにしかならないので"その局面での最善手を探す"という心意気が重要だと思う。 "その局面での最善手"という表現が気に入った。
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世の中何が正解かわからない、何も挑戦しないが1番の失敗という言葉が印象に残った。 私たちは、一般的に正しいとされることが絶対的に正しくて、間違いはしたくないと心の奥底で思ってしまっている気がしている。 しかし、本当の正解なんて誰もわからないし、あるのかもわからない。正解のないもの...
世の中何が正解かわからない、何も挑戦しないが1番の失敗という言葉が印象に残った。 私たちは、一般的に正しいとされることが絶対的に正しくて、間違いはしたくないと心の奥底で思ってしまっている気がしている。 しかし、本当の正解なんて誰もわからないし、あるのかもわからない。正解のないものをずっと続けていらっしゃる2人だからこそ出てくる言葉だなと感じた。
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藤井聡太さんと山中伸弥さんが対談形式で「自分を見つめ直す」「視野を広く持つ」「発想力を高める」「失敗から学ぶ」「これからのAIとの付き合い方」「挑戦していくこと」などを論点に、将棋や研究の話を軸に事の本質に迫っていく。 藤井聡太さんの聡明さや洞察力、将棋に対する情熱、勝負に対す...
藤井聡太さんと山中伸弥さんが対談形式で「自分を見つめ直す」「視野を広く持つ」「発想力を高める」「失敗から学ぶ」「これからのAIとの付き合い方」「挑戦していくこと」などを論点に、将棋や研究の話を軸に事の本質に迫っていく。 藤井聡太さんの聡明さや洞察力、将棋に対する情熱、勝負に対する心得、様々な角度から分析する思考力、確固たる哲学を感じた。 山中伸弥さんもまた聡明であり視野が広く、ユーモアも兼ね備え、とても気さくな雰囲気で、例え話しがうまい方だと感じた。 失敗を分析して改善してフィードバックしていくこと、失敗をポジティブな方向に持っていく重要性を継続して行きたいと改めて思う。両者ともに人間味のある方で読みやすく、「気付き」があり興味深い内容であった。
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iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中さんと当時将棋のタイトルを三冠手に入れていた藤井さんの対談。 それぞれ異なる分野のトップを走る、年齢も違う二人の対談は興味深いものでした。 異分野に触れる事の大切さが書かれていました。 社会人になると、同じ職業や同世代、また家族といった狭い...
iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中さんと当時将棋のタイトルを三冠手に入れていた藤井さんの対談。 それぞれ異なる分野のトップを走る、年齢も違う二人の対談は興味深いものでした。 異分野に触れる事の大切さが書かれていました。 社会人になると、同じ職業や同世代、また家族といった狭いコミニティーで過ごす事になり、考え、価値観が固まってしまいます。 違う職業、違う年代の方と関わり、違う考え、価値観を経験することは大切だなと思いました。 本書で藤井さんは 「強くならなければ見えない景色は確実にあると思うので、そうした景色を見るところまで行きたい。」 と語っています。先日八冠を達成し、弱冠21歳で名実ともに将棋界のトップに君臨した藤井さんに、今どのような景色が見えているのか知りたいです。
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山中伸弥氏と藤井聡太氏の対談本 終始、山中氏が藤井氏をリスペクトしていることが感じられて好印象。AIとの関わり方が科学、将棋の観点から語られていて、エンジニアリングにも応用できそう。AIに考えさせる(考えてないか、あくまで計算か) ことにより得られた結果を自分なりに捉えてみるこ...
山中伸弥氏と藤井聡太氏の対談本 終始、山中氏が藤井氏をリスペクトしていることが感じられて好印象。AIとの関わり方が科学、将棋の観点から語られていて、エンジニアリングにも応用できそう。AIに考えさせる(考えてないか、あくまで計算か) ことにより得られた結果を自分なりに捉えてみることが強く推奨されているように感じた。 まずはChatGPTでも多く使ってみることから始めるのが良いですね。この夏季休暇の間にNotion+chatGPTで簡単な習慣を始めてみようと思っており、それを後押ししてもらえた感じがします。
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山中教授と藤井棋士。 年齢が離れているのにその差を感じさせない。 研究と将棋に「挑戦している・する」という 共通点。それがあるから年齢を感じさせない のかもしれない。 ときには、セオリーではない見方をする。 凝り固まらずに、柔軟な考え方・見方をする ことで気づけることもある。 ...
山中教授と藤井棋士。 年齢が離れているのにその差を感じさせない。 研究と将棋に「挑戦している・する」という 共通点。それがあるから年齢を感じさせない のかもしれない。 ときには、セオリーではない見方をする。 凝り固まらずに、柔軟な考え方・見方をする ことで気づけることもある。 また、業種・年齢・性別などに関係なく、積極 的に色んな人と関わることでも、新たな気付き や発見につながり、自身の成長にもつながる。 AIの話題も多かった。 将棋は駒の動かし方くらいしか知らないレベル だけど、藤井棋士の対局を見たりすると、AIが 好手や悪手、どちらが優勢か、、など評価して くれるので、本格的に将棋をしたことがない私 でも楽しんで見れる。 山中教授の研究話も興味深かった。 「光免疫療法」は先日テレビで紹介されていた のを観て知った。早期に広まってほしい。 付箋、いっぱいつけたんだけど。 この程度の感想で申し訳ない気がするな、、 集中して読めれば、短時間で読了できると思う。
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AIについての章は読み応えあり。将棋とAIの愛称はいいと思う。 しかし、最後は創造力、人間力ではないか。
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二人の対談。藤井さんは若いのに対等な人として話が展開されていて、好感がもてる。 何も挑戦しないのがいちばんの失敗の言葉が残ったし、正直耳が痛い笑 やってみないと何が起こるか分からない!だからやってみようということ。
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▼なかでも印象に残ったのは、異分野の知識に触れることがiPS細胞発見への弾みになったという体験談、それから成功確率が低くても人間が信念や直感に基づいて進んだ道が別の新しい発見につながることがある、というお話でした。 (中略)「失敗を恐れずに挑戦する」という先生の言葉がとくに心に...
▼なかでも印象に残ったのは、異分野の知識に触れることがiPS細胞発見への弾みになったという体験談、それから成功確率が低くても人間が信念や直感に基づいて進んだ道が別の新しい発見につながることがある、というお話でした。 (中略)「失敗を恐れずに挑戦する」という先生の言葉がとくに心に残っています。簡単なことではありませんが。その姿勢を失わずに今後、何事にも臨んでいきたいと思っています。(p.2、「はじめに」藤井聡太) 2021年12月に出た本。藤井さんは、21世紀生まれなのだ!とあらためて気付く。いま、「研究」や「研究者」の近くで仕事をしていて、この本は、とくに若い研究者にとって、目次の項目を見るだけでもいいかもなと思った。「プレゼン力でわかりやすい情報発信を」「異分野の知に触れる」「自分の専門分野に閉じこもらない」等々。 個人的には、iPS細胞になるであろう遺伝子をつきとめていくところがおもしろかった。候補を24個の遺伝子にまで絞り込んだあと、どんな組み合わせだったら細胞の多能性が発現するのか? そこでの1個ずつ除けて、残りを細胞に入れてみる実験をくりかえす、という発想!(これは山中さんではなく、チームの別の方の発想!) 24個のうち、1個を除いて23個の遺伝子を送り込み、また別の1個を除いて23個の遺伝子を送り込み…を繰り返していって、最終的に4個の遺伝子がつきとめられた。他の本などでも語られているのかもしれないが、ここのところがわくわくした。 (2022年7月4日了)
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