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一万円選書 の商品レビュー

4.4

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

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2024/09/23

鉄板3冊 ・カーテンコール! ・田村はまだか ・トリツカレ男⭐︎ ・パリのすてきなおじさん⭐︎ スケッチ ・朗読者⭐︎ 世界的名作・薄い ・アーモンド⭐︎ 最高傑作 ・ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために 余命・息子1才半 ・キャベツ炒めに捧ぐ 惣菜屋の ・昨夜のカレ...

鉄板3冊 ・カーテンコール! ・田村はまだか ・トリツカレ男⭐︎ ・パリのすてきなおじさん⭐︎ スケッチ ・朗読者⭐︎ 世界的名作・薄い ・アーモンド⭐︎ 最高傑作 ・ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために 余命・息子1才半 ・キャベツ炒めに捧ぐ 惣菜屋の ・昨夜のカレー、明日のパン 日常の切なさ

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2024/07/28

さて、これはご存知、日本における選書のパイオニア「いわた書店」店主・岩田徹さんの自伝。 選書業の末席に身を置く者として、もっと選書が好きになれればと拝読。 「一万円選書」に当選した記念の意味もあり。 まず、振りかざしていないところが素敵でした。 次に、好きなことを気持ち良く進...

さて、これはご存知、日本における選書のパイオニア「いわた書店」店主・岩田徹さんの自伝。 選書業の末席に身を置く者として、もっと選書が好きになれればと拝読。 「一万円選書」に当選した記念の意味もあり。 まず、振りかざしていないところが素敵でした。 次に、好きなことを気持ち良く進めていく「自身へのルール化」が学びになりました。わたしもずっも続けようと思っているから。 数字に結びつくまでの忍耐もありつつ。やっぱり粘るってホントに大切なのね。 個人的には、読んだ本の記憶と記録をどうやって管理しているのかを伺ってみたいんだな。 20年前に読んだのとか、危ういときがある。 読むことを優先したくて、おざなりになっちゃうこともあるし。 読後に思ったのは、これだけの「信用」を集めていらっしゃることがどれだけすごいことか。 苦悩と決断の先がお客様へのよろこびにつながってるって、生き方として素敵です。

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2024/07/07

こんな本屋や図書館が増えてくれるとうれしい。 でも、人にすすめられて読みたくなる場合と、そうでない場合の違いって何なんだろう。

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2024/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 第1章  いわた書店の店主になるまで 第2章  「1万円選書」の極意 第3章  僕はこうやって本を選ぶ~いわた書店の珠玉のブックリスト 第4章  北海道砂川だからできる「やりたかった本屋」 <内容> 北海道の元炭鉱町、砂川。ここにある「いわた書店」は、全国の読者から依頼された「選書カルテ」に基づき、1万円相当の本を選び送り返すという、売り方で7年を過ぎ、黒字化している。「カルテ」には、今まで読んだ本とか人生の概要とか、さまざまなこと、でも多すぎない質問が書かれている。それだけをヒントに、面識のない店主が本をチョイスするのだそう。すでに1万人以上の人に本を紹介している、リピーターも多いそう。そんな仕事に憧れるな…

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2024/06/13

こないだ一万円選書を頼んだときに、選書とは別に注文した本。 これまでの苦労やブレイクを綴った半生をはじめ、選書のポイントや思いについて書かれている。 選書に手をつける前に読んでおいてよかった。

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2024/06/08

 ブックリストには、どんな本が紹介されているのか興味がありました。読んだ本があると、うれしい気持ちになりました。  普段全くと言っていいほど手にしない、詩集や歌集を読んでみようかなと思いました。  『パリのすてきなおじさん』『深呼吸の必要』『手から、手へ』が特に気になりました。

Posted byブクログ

2024/05/26

北海道砂川市の小さな本屋が一万円選書を始めてから広く認識されるまで7年かかっている。店主は70歳で1万冊を読んだ中からカルテを元に読者に合わせて厳選して選んでくれる。 おすすめの本も紹介されていたので、読んでみたい。

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2024/05/09

◆北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語 「一万円選書」をご存じですか? 2018年にNHKの番組「プロフェッショナル」でも紹介されましたが、北海道は砂川市にある、いわた書店の岩田徹さんによる選書サービスです。 書店がどんどんなくなっていくなか、いわた書店も経営難に。 ある...

◆北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語 「一万円選書」をご存じですか? 2018年にNHKの番組「プロフェッショナル」でも紹介されましたが、北海道は砂川市にある、いわた書店の岩田徹さんによる選書サービスです。 書店がどんどんなくなっていくなか、いわた書店も経営難に。 あるときクラス会で、友人から「自分のためにお勧めの本を見繕ってくれ」と1万円を渡されます。 これをヒントに「商売として成り立つのでは」と思い立ち、2007年からサービス開始。 「選書カルテ」という詳しいアンケートを書いてもらい、岩田さんがそれを読み込み、その人に合った新刊本約1万円分を選び、本代と送料のみで提供するというもの。 しかし、月に1,2件依頼がある程度で7年が経過。 いよいよ閉店の覚悟をしていた頃、深夜のテレビ番組の取材・放映があり、それがSNSで広がり、依頼が突然殺到。希望者3000人待ちの状態に。 1日に選書できるのは数人ですので、やむなく募集期間は年に1週間だけに。しかも抽選。 いまや、このサービスのおかげでいわた書店は息を吹き返し、このサービスが売上のメインになっています。 数万冊の読書量を誇り、いまでも毎日早朝1時間以上のの読書を欠かさず、依頼者の声に真摯に向き合い寄り添う、岩田さんならではのサービスといえます。 本書は、そのサービスに至るまでの岩田さん半生記のほか、 選書サービスでの依頼者とのやり取りも紹介され、最後には、岩田さんお勧めの本の選び方やブックリストも掲載されていますので、次に読む本を探すときの参考にもなります。 私も本書で、新たに4冊の本を読みました。

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2024/04/29

岩田さんの本への愛が詰まってる。それは本だけでなくその本の著者や編集者、本屋さんの店員さん、読者に至るまで。経営やライバルとかそんなじゃなく自分以外の本屋さんにも一万円選書をやろうって働きかけ、本界隈を盛り上げているのがすごい。なのに周りのおかげという岩田さんの人柄が素晴らしい。...

岩田さんの本への愛が詰まってる。それは本だけでなくその本の著者や編集者、本屋さんの店員さん、読者に至るまで。経営やライバルとかそんなじゃなく自分以外の本屋さんにも一万円選書をやろうって働きかけ、本界隈を盛り上げているのがすごい。なのに周りのおかげという岩田さんの人柄が素晴らしい。著書のなかでたくさんの本を紹介してくれるのもよかった。本好きを肯定してくれて心が温まる本でした。

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2024/04/29

本のことがより愛おしくなり、本を読みたくなる本。 一万円選書の存在をつい最近知りました。 応募してみたいと思いながらも、倍率の高さに敷居の高さを感じた私。 そんな私でしたが、この本を読んで、まるで自分に向けてアドバイスをいただいているような気持ちになりました。応募してご縁がつ...

本のことがより愛おしくなり、本を読みたくなる本。 一万円選書の存在をつい最近知りました。 応募してみたいと思いながらも、倍率の高さに敷居の高さを感じた私。 そんな私でしたが、この本を読んで、まるで自分に向けてアドバイスをいただいているような気持ちになりました。応募してご縁がつながったら嬉しいし、でもそこまでいたらずとも、この本や、一万円選書の際の問いとともに本と出会っていくことで、一層充実した読書体験ができそうだと感じました。 あたたかくて、胸にじわーっと沁みてくる本でした。 一万円選書、次の募集期間にぜひ応募してみようと思います。

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