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珍名ばかりが狙われる 連続殺人鬼ヤマダの息子 の商品レビュー

2.7

16件のお客様レビュー

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2024/10/18

探偵役は不倫と一(マブタ 判子屋)。着想と珍名に擬えた殺し方が面白い。ある舞台装置で,まんまと誘き寄せられる犯人。実行犯には同情するが,首謀者の暴露本出版は狡い。

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2024/05/12

結婚前後でどちらも全国5位以内の苗字の自分は一度は珍しいというか、格好いい苗字に憧れた。でも、突飛すぎる苗字に現実味は湧かなかった。

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2024/02/05

珍しい名字の人ばかりが狙われる連続殺人事件。 犯人はヤマダの息子と名乗っている。 一見、ユーモアのある作品かと思いきやシリアスな感じ。 ただ、いろんなことが詰め込まれ過ぎてるというか、話があちこちに飛ぶというか… 特に後半がちょっと忙しい感じがした。 2024.2.5

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2023/11/03

連続殺人鬼ヤマダの息子に殺された被害者の共通点はなんと『珍名』。 大学生・不倫 純の叔父が殺された。 世間から言われのないバッシングを受けるなか、純は、珍名専門の判子職人・一(まぶた)と出会い、店の常連客との交流を通じて、自分のアイデンティティを見つめ始める。 しかし、犯人からの...

連続殺人鬼ヤマダの息子に殺された被害者の共通点はなんと『珍名』。 大学生・不倫 純の叔父が殺された。 世間から言われのないバッシングを受けるなか、純は、珍名専門の判子職人・一(まぶた)と出会い、店の常連客との交流を通じて、自分のアイデンティティを見つめ始める。 しかし、犯人からの新たな殺人予告もあり... 果たして、純は真相に近づけるのか?

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2022/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

根は真面目だと帯に書いてあったが、感動とまではいかなかった。そもそも反抗を犯したヤマダは別に殺人犯のヤマダとは関係なかったし、それさえ分かっていればそもそも起きなかった事件。真犯人に関しては、ただエンタメ性を求めていたような感じで釈然としなかった。最後の書籍の部分でベストセラーになるだろうと言う予測を書いていたが、そのくらい誰だって思いつく当たり前なことだし、人の殺人を自分の手柄のようにしているあたりが気に食わなかった。

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2022/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「キラキラネーム〜」と同様に珍しい名前の人ばかりが登場するお話で、そこがとても印象に残りました。本当にこんな名字の人いるの?と突っ込みたくなります。(ですが、実際に存在する名字もあると思います。)そんな珍しい名字の人ばかりを惨殺する連続殺人事件が発生。実行犯の山田の息子が真犯人に唆されて珍しい名字の人ばかりを狙うという設定には少々無理があるような気がします。殺害された被害者についての描写はあまり無く、殺人事件等が起こって、それを解決していくミステリー小説というよりは、珍名に重きを置いたギャグっぽい物語という感じがしました。とにかく珍名ばかりが出てきて、ミステリー感があまり無かったです。ただ、最後に出てきた狡井の告白本にあった陰惨な事件や事故の被害者の実名報道の行には、何となくですが、人間ってそういうところがあるのかもしれないと、お昼のワイドショー等を思い出してそう感じました。物語としては、もうひと工夫して欲しかったです。それから、物語の終わり方が何となく中途半端な感じがしました。

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2022/07/18

ハラハラする恐ろしい推理小説というよりは、珍名を用いたギャグ、珍名に対する悩みや所々の会話のテンポや掛け合いが印象的な部分が良かった。

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2022/07/15

自分がそこそこ珍しい苗字(でも本書に出てくるメンバーほどではない)なので、つい気になって購入。 なんとなくこの人が怪しそう、って思っちゃってたので、ストーリー的にはさらっと読めてしまったけど、笑える要素がいろいろツボだったのと、珍名さんならではの苦悩が共感できて面白かった。

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2022/06/22

珍名というたいへん身近に感じるテーマの本だったので読んでみました。 うーん、サクッとはよめるし、珍名が続々と出てくるので楽しいけど、珍名も生かし切れてなければ、珍名で事件を起こした時の世間の反応もやや未消化。ちょっと惜しかった。 知り合いにかなり珍しい名字の子がいて、名字検索で全...

珍名というたいへん身近に感じるテーマの本だったので読んでみました。 うーん、サクッとはよめるし、珍名が続々と出てくるので楽しいけど、珍名も生かし切れてなければ、珍名で事件を起こした時の世間の反応もやや未消化。ちょっと惜しかった。 知り合いにかなり珍しい名字の子がいて、名字検索で全国で○人がでるので、自分のが多かった(珍しさ負けた)話を飲み会でしてたときに、一緒に飲んでた田中君が「全く俺には関係ない話っすね」と言ってたのを思い出しました。

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2022/05/20

珍しい苗字の人たちが、それに見立てて殺される連続殺人事件。そして「ヤマダの息子」と名乗る連続殺人鬼。叔父を殺され、いわれのない中傷を受けることとなった大学生の不倫純。同じような悩みを持つ人たちと知り合うことで生活を立て直すものの、やむ気配のない連続殺人。犯人の正体と目的は何なのか...

珍しい苗字の人たちが、それに見立てて殺される連続殺人事件。そして「ヤマダの息子」と名乗る連続殺人鬼。叔父を殺され、いわれのない中傷を受けることとなった大学生の不倫純。同じような悩みを持つ人たちと知り合うことで生活を立て直すものの、やむ気配のない連続殺人。犯人の正体と目的は何なのか。ライトな感覚で読めるミステリです。 とにかく珍しい苗字がてんこ盛り。それ読むだけでも楽しいです。これらの苗字は実際にあるんですよね。自分はどちらかというと平凡な方なので、ちょっとうらやましく思える部分もあるけれど……そりゃあものによっては、悩んじゃいますよね。切実なものなのかも。 犯人の正体……この人怪しいかも、というのは思っていましたが。そういう動機だったのか。そして彼の俗悪な策略、腹は立つけれど分からないではないです。実際気になるから、嫌悪は覚えつつも手に取ってしまうのかもしれません。

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