妄想美術館 の商品レビュー
原田マハさんとヤマザキマリさん(テルマエ・ロマエの作者)が対談形式で美術史や画家に対する妄想を語っている本。 ヤマザキマリさんの経歴は何も知らなかったので興味深かった。今度著書を読んでみたい。 二人ともとても知識豊富で、それに裏打ちされた「こんな美術館(美術展)を作りたい」とい...
原田マハさんとヤマザキマリさん(テルマエ・ロマエの作者)が対談形式で美術史や画家に対する妄想を語っている本。 ヤマザキマリさんの経歴は何も知らなかったので興味深かった。今度著書を読んでみたい。 二人ともとても知識豊富で、それに裏打ちされた「こんな美術館(美術展)を作りたい」という妄想が爆発して盛り上がっている様子がわかって楽しかった。 お話しの中で知らなかった画家が出てきたり、その人が描いた絵画の写真もカラーで掲載されていて未知の世界を少し覗くことができた。 あとがきでマリさんが「美術館は、芸術という人間にしか生み出せない創造物を糧に生きてきた様々な人々の魂が集う緑豊かな森のようなもの」という表現をされていたのも印象に残った。
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フランスのマハさん、イタリアのマリさん、という感じでめっさ面白かった!「カノーヴァ ぶつぶつ」を私も検索してしまった。案の定、ギャーってなった。笑 マリさんのメッシーナ、ウッチェロ推しが伝わる。おかげでイタリアの画家が描いた絵についても覗きたくなった。「美術館は幸せになりに行く...
フランスのマハさん、イタリアのマリさん、という感じでめっさ面白かった!「カノーヴァ ぶつぶつ」を私も検索してしまった。案の定、ギャーってなった。笑 マリさんのメッシーナ、ウッチェロ推しが伝わる。おかげでイタリアの画家が描いた絵についても覗きたくなった。「美術館は幸せになりに行くところ」っていうのがお二方の愛情を感じた。絵を見た時の「なんかいいな」っていう感覚を大事にしたい。 ヴェネツィアのペギー・グッゲンハイム・コレクション、、、行ってみたし!
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この本、図書館の『司書のお勧め』コーナーにあって、マハさんの名前があったから借りてみたけど、駄目です。これは借りる本ではない。 自分で買って、手元に置いて、美術全集だのスマホだのを片手に少しずつ読む本です。 妄想美術館。その通りの1冊でした。
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アート系作家と漫画家の対談。 面白いです。 良く知られている事ですが、二人とも、いまの職業に至るまでの経緯が、なかなか興味深いんですよねぇ。人生を楽しんでいるというか、謳歌している感じです。 本書のタイトルが『妄想美術館』という事で、最後の方に、それぞれの妄想を活かした美術...
アート系作家と漫画家の対談。 面白いです。 良く知られている事ですが、二人とも、いまの職業に至るまでの経緯が、なかなか興味深いんですよねぇ。人生を楽しんでいるというか、謳歌している感じです。 本書のタイトルが『妄想美術館』という事で、最後の方に、それぞれの妄想を活かした美術館構想も描かれていますが、主には、二人のアートに関する思いとか、見方とかの内容です。
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西洋や日本の美術が詳しい人や大好きな人たちにとっては楽しめる作品。 自分はそこまで入り込めなかったけれど、ヤマザキマリさんのあとがきの「作家の人となりの味わい深さがどこからともなく露呈している作品は圧倒的に面白い」という言葉が残っている。 作風や個性はその人がどんな生き方、暮らし...
西洋や日本の美術が詳しい人や大好きな人たちにとっては楽しめる作品。 自分はそこまで入り込めなかったけれど、ヤマザキマリさんのあとがきの「作家の人となりの味わい深さがどこからともなく露呈している作品は圧倒的に面白い」という言葉が残っている。 作風や個性はその人がどんな生き方、暮らし方、感じ方をしてるかが滲み出てきて生まれるもののように感じる。 見方まで個性、ぐらいに自分の生き方を楽しみながらものづくりに生かしたいなと思う。
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アーティストたちの血と汗と涙で創り出された美術品たちを観に行きたくなります。ヤマザキさんのイタリア愛が強く、新婚旅行で行ったシスティーナ礼拝堂を思い出したりして本当行って良かったと思えました。欲を言えば、フィレンツェやヴェネツィアの美術館も行きたかった…。 ヤマザキマリさんの漫...
アーティストたちの血と汗と涙で創り出された美術品たちを観に行きたくなります。ヤマザキさんのイタリア愛が強く、新婚旅行で行ったシスティーナ礼拝堂を思い出したりして本当行って良かったと思えました。欲を言えば、フィレンツェやヴェネツィアの美術館も行きたかった…。 ヤマザキマリさんの漫画読んでみたくなりました…!
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好きなものを語り合う っていいですね♪ 気になった作品は調べ ながら読み進めました。 アートって敷居の高い ものと捉えてましたが、 マハさんとマリさんに よる、 いい意味で俗世な案内 を通じて、 グッと身近に感じられ るようになりました。 家に飾りたいのは私も モラン...
好きなものを語り合う っていいですね♪ 気になった作品は調べ ながら読み進めました。 アートって敷居の高い ものと捉えてましたが、 マハさんとマリさんに よる、 いい意味で俗世な案内 を通じて、 グッと身近に感じられ るようになりました。 家に飾りたいのは私も モランディかな。
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個人的に1〜2章はあまり面白くなかったが、3章以降は「さすがプロのお二人だな」という読み応えのある対談だった。 私も美術館や博物館に行くのが好きで、お二人が言及されている美術館の多くは行ったことがあった。でも、ヤマザキさんが挙げられた画家の絵は、収蔵されている美術館には行ったこと...
個人的に1〜2章はあまり面白くなかったが、3章以降は「さすがプロのお二人だな」という読み応えのある対談だった。 私も美術館や博物館に行くのが好きで、お二人が言及されている美術館の多くは行ったことがあった。でも、ヤマザキさんが挙げられた画家の絵は、収蔵されている美術館には行ったことがあるのでおそらく見たことがあるのだけれど、全く認識をしていなかった。ヤマザキさんの目の付け所が独特というのかマニアックで、そういうことを考えながら楽しんでいらっしゃるのかぁと、新鮮に感じた。 美術館に行くとたくさん歩くので途中で疲れてしまってなかなか細かいところまで見る余裕がなくなっていくのだけれど、私ももっともっと楽しみたいなと思った。
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