わたしの美しい庭 の商品レビュー
作家読み。学校の図書室で読んだけど手元に置きたくて文庫本買った。 凪良さんの作品ってどの作品にも言えることだけどどこか苦しくても全体的には暖かく感じられてとても好き。百音ちゃんと統理くんの関係性が好きだし個人的には基さんの話を何回か読み直しちゃう。 私の家の近く、近くとは言えな...
作家読み。学校の図書室で読んだけど手元に置きたくて文庫本買った。 凪良さんの作品ってどの作品にも言えることだけどどこか苦しくても全体的には暖かく感じられてとても好き。百音ちゃんと統理くんの関係性が好きだし個人的には基さんの話を何回か読み直しちゃう。 私の家の近く、近くとは言えなくても縁切り神社欲しいな。私だったら「自分が成長するため」に不必要なものを断ち切りたい。 おもしろかった!
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凪良ゆう作品初だったけどすごく良かった。 少しずつ不幸せな人が、ちゃんと救われる物語で読んでてほっこりできた。 家族とも違うコミュニティっていいな。 熨斗目花色とか、他の作家で聞かない語彙があったのもよかった。 フリーサイズの恋のワードも良き
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妹は質感的な本、って表現してた。 この小説の中に出てくる茨木のり子の「歳月」って詩集も読みたい 人からの評価、家族や恋人からどう言われるか期待に応えたいという気持ちと自分らしくあるためにそれができない人たちの葛藤 完璧じゃなくてもいいからありのままで生きる勇気と、自分で自分...
妹は質感的な本、って表現してた。 この小説の中に出てくる茨木のり子の「歳月」って詩集も読みたい 人からの評価、家族や恋人からどう言われるか期待に応えたいという気持ちと自分らしくあるためにそれができない人たちの葛藤 完璧じゃなくてもいいからありのままで生きる勇気と、自分で自分を受け入れることが結局のところ楽に生きられるところなのだと思った。 そのために形代を使うことが1つの気持ちの切り替えにもなっているのだと思う ここに限らず縁切り神社に行く人は、本当に神様にお願いしているのではなく縁切り神社に行くという行為で、自分自身のそれを気にしている感情と別れられているのかもしれない
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色んな人間がいて色んな感情があって事情があって、人間って面倒くさいなーけど人間っていいなぁってなった
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凪良ゆうさんて、どうしてこんなに人間の心情を言葉として紡ぎ出す才能に溢れてるんだろう。 文体が読みやすくて美しくて、スーッと心に入ってくる。 「兄の恋人」は、自分の病気の状況と重なっていて、食い入るように読んでしまった。 表紙の美しいイラストもストーリーによく合っている。 ...
凪良ゆうさんて、どうしてこんなに人間の心情を言葉として紡ぎ出す才能に溢れてるんだろう。 文体が読みやすくて美しくて、スーッと心に入ってくる。 「兄の恋人」は、自分の病気の状況と重なっていて、食い入るように読んでしまった。 表紙の美しいイラストもストーリーによく合っている。
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過ぎたるは及ばざるが如し みんなそれぞれの過去を抱えて生きている。 失ったり、持っていないからこそ得るものがある
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凪良ゆうさんの作品本当に綺麗…それぞれ抱えている悩みや不安事、重い話なのにも関わらずそれが凪良ゆうさんの言葉選びによって綺麗に浄化されるような感覚になる。 特に桃子さんの章は泣いてしまう。鬱陶しいお節介者たちと縁が切れ、穏やかに幸せに過ごせることを願います。
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それぞれが抱える生きづらさが、完全になくなるわけではなかったとしても、周りにいる人とのつながりの中で、少しずつ癒え、整理されてゆく。魅力的な登場人物たちの言葉や姿勢が丁寧に描写されていて、人が救われてゆく過程を見事に言語化した小説だと思いました。 特に統理さんの、子供相手でも...
それぞれが抱える生きづらさが、完全になくなるわけではなかったとしても、周りにいる人とのつながりの中で、少しずつ癒え、整理されてゆく。魅力的な登場人物たちの言葉や姿勢が丁寧に描写されていて、人が救われてゆく過程を見事に言語化した小説だと思いました。 特に統理さんの、子供相手でもごまかさず、きちんと言葉で説明する姿勢に胸を打たれました。
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世間からの偏見を受けて、自分らしく生きるのが難しくなってしまった人たちが、自分を優しく取り戻していく話。 基くんの話は、鬱になった恋人を思い出して少し泣けた。真面目で思いやりのある人は、誰よりも自分に厳しいんだよね。 どうかあの人も、もう一度自分を愛せていますように。
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世界観が心地良い。押し付けがましくない多様性。そのままで良いという優しさにあふれた物語。 登場人物がとても魅力的です。 疲れてる人にも元気な人にもおすすめの名作です!
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