メルケル 世界一の宰相 の商品レビュー
人生に恐れるべきことは何もありません。ただ理解するだけで良いのです。キュリー夫人 恩師コールに対してきちんとものを言い、さらに時を経て和解をするとは互いに素晴らしい関係であると感じた。 私は話が得意ではない。私にできることは真実を伝えることだ。ソクラテス メルケルの信念は、...
人生に恐れるべきことは何もありません。ただ理解するだけで良いのです。キュリー夫人 恩師コールに対してきちんとものを言い、さらに時を経て和解をするとは互いに素晴らしい関係であると感じた。 私は話が得意ではない。私にできることは真実を伝えることだ。ソクラテス メルケルの信念は、静寂の中にこそ力がある。 暴力に暴力で対抗してはならない。 多文化主義は偽善。と述べたことは当初移民を推進していた彼女にとっては深い言葉だと思う。ドイツを異なる民族集団がバラバラに存在し続ける国にはしたくない。という著者の解説。 道徳的人間の要素しか持たない人がいれば、それは馬鹿であろう。ハンス・モーゲンソー。ドイツの政治学者
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・「権力自体は悪いものではありません。…権力とは”何かを可能”にしてくれるものー何かをするためのものです。…権力の反対は”無力”です。良いアイディアも実行できなければ意味がありません。」 ・2015年、カリフォルニア州で過激派イスラム教徒が半自動小銃を乱射する事件があり、下院(共...
・「権力自体は悪いものではありません。…権力とは”何かを可能”にしてくれるものー何かをするためのものです。…権力の反対は”無力”です。良いアイディアも実行できなければ意味がありません。」 ・2015年、カリフォルニア州で過激派イスラム教徒が半自動小銃を乱射する事件があり、下院(共和党が過半数)はシリア難民のアメリカ入国を実質的に不可能にする法案を可決。 ・ドイツほど中国の市場とロシアのエネルギー、アメリカの安全保障を必要とする国は他にない。 ・フランスの大統領は西側民主主義諸国の中でも最大の権力を憲法によって与えられているのに対し、ドイツの首相は政党組織と連邦制度のもとで説得と合意に頼る必要がある。 ・マクロンの最終目標は自給自足できるヨーロッパ。それは欧州大陸をNATOに頼らずに済ませることも含まれる。
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女性リーダーとしての生き方が、ただただ格好良くて・・素晴らしい かつてのホロコーストを引き起こした国が、今や世界的な道徳の中心地と見られてるのだ。これは驚愕以外のなにものでもない。エピローグより
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予備知識ほぼゼロの中で読んでみた本でした。 生い立ちから、東西冷戦を経て、首相となり、その後の人生まで波瀾万丈の政治生活だったと思います。 女性であることを始め、周りはいろんなレッテルを貼ってくるが、メルケルさん自身は自分は自分という想いと自分なりの信念をもって、ドイツはもとより...
予備知識ほぼゼロの中で読んでみた本でした。 生い立ちから、東西冷戦を経て、首相となり、その後の人生まで波瀾万丈の政治生活だったと思います。 女性であることを始め、周りはいろんなレッテルを貼ってくるが、メルケルさん自身は自分は自分という想いと自分なりの信念をもって、ドイツはもとよりヨーロッパを率いてきたのだなと感じました。 自分のその時々の居場所、出来事、感情が、後々の自分の人生を作っていくのだと思う。その時々を大切にしたいです。
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トランプにもプーチンにもエルドアンにも、その他の曲者にも立ち向かったメルケルさん、お疲れさまでした。フラフラかもしれませんね。歩ける? メルケル…?
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特に派手なパフォーマンスをするわけではなく、確実に、ゆっくりでも成果を上げていく人。功績や人気ではなく、結果を重視する人。 淡々としているため、人間らしさがなさそうに見えるが、実は非常に人間らしさがある。きっと信念を貫く気持ちがあるからそう見えているのか。 コロナというパンデ...
特に派手なパフォーマンスをするわけではなく、確実に、ゆっくりでも成果を上げていく人。功績や人気ではなく、結果を重視する人。 淡々としているため、人間らしさがなさそうに見えるが、実は非常に人間らしさがある。きっと信念を貫く気持ちがあるからそう見えているのか。 コロナというパンデミックが起きた時に、メルケルの性格が人々に安心感を与え、またその時の、人間味があるメッセージにより人の心を動かすことができた。 個人的に魅力のある、非常に面白い人だと思った。
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読む奇きっかけ、ロシアによるウクライナ侵略 世界が直面している問題に関心を向けられる内容 ヨーロッパの一国であるが、近年の独裁、侵略、分断の歴史がメルケルのスター性を自身に求めない人柄を作った 特に気づいた点 •外国目線で世界の歴史を振り返ると、日本など殆ど存在しない。 •...
読む奇きっかけ、ロシアによるウクライナ侵略 世界が直面している問題に関心を向けられる内容 ヨーロッパの一国であるが、近年の独裁、侵略、分断の歴史がメルケルのスター性を自身に求めない人柄を作った 特に気づいた点 •外国目線で世界の歴史を振り返ると、日本など殆ど存在しない。 •プーチンの厄介さをヒットラー独裁の歴史と東ドイツで育ったメルケルはとても理解していた。 •目を引くような事はしないが科学者らしく、着実で正確な措置ができ支持されていた。 •先端分野でトップに立つ中国の脅威 印象的な章 シリア難民の受け入れ 国民の不安、反対の声が相次いでも受け入れる意志を貫いた、生い立ちとも深い関わり感じる章です。 意外に面白い点 サッカー好きとしては熱狂的サッカーファンのメルケルチャーミングさ溢れ話も◎
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たまたま図書館から年末年始をはさんで借りることができたのでなんとか読み切れた。たいへん大部な本であるが、これくらいないと超人メルケルの業績を振り返ることは難しい。 頭脳明晰身体頑健な人間が強い信念と信仰心を持って仕事をするというのはこういうことかと思わせられる内容だった。それはこ...
たまたま図書館から年末年始をはさんで借りることができたのでなんとか読み切れた。たいへん大部な本であるが、これくらいないと超人メルケルの業績を振り返ることは難しい。 頭脳明晰身体頑健な人間が強い信念と信仰心を持って仕事をするというのはこういうことかと思わせられる内容だった。それはこの著者にも共通することなのであろう(信仰心についてはわからないが)。 それにしても、やはりプーチンはメルケル不在の時を待っていたのだと思わずにはいられない。言葉が通じる相手を失ったプーチンは孤独な裸の王様である。同情には値しないが、お互いに不幸なことだと改めて思う。
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こういう本をメルケルが現役のときに読んでいたら、興味を持って世界の動向を観ることができたと思う。プライベートを明かさない主義のメルケル、その分、より一層、政治家としてのキャラクターの強さが際立っている。 この本は生い立ちから、16年務めた首相を退任するまでが描かれている。政治家...
こういう本をメルケルが現役のときに読んでいたら、興味を持って世界の動向を観ることができたと思う。プライベートを明かさない主義のメルケル、その分、より一層、政治家としてのキャラクターの強さが際立っている。 この本は生い立ちから、16年務めた首相を退任するまでが描かれている。政治家、首相として何が稀有なのか、何がベースなのか、どうやって特別な存在になったのか。 プーチン、オバマ、トランプとのやり取りは、とても興味深かった。 第二次世界大戦後の1954年に西独で生まれたメルケル。牧師の父は布教のために東独へ渡り、1961年にはベルリンの壁が築かれた。秘密警察国家・東独で育ったメルケルは、キュリー夫人に憧れて科学者の道へ。現実から逃げるために、科学に没頭した。敬虔なクリスチャンで、こうやって生涯の強さの源が培われた。頭脳明晰で、東独では堪能なロシア語も身につけた。 ベルリンの壁崩壊に衝撃を受けたメルケル。ナチス時代と共産主義の圧政の反動から、多くの東ドイツ人は政治活動を始める。メルケルもその一人で、西ドイツの巨大政党「キリスト教民主同盟(CDU)」に加わる。そして、東ドイツの女性として機を得たメルケルは、チャンスを逃さずに政治家としての地位を上げていく。そして51歳で初の女性首相に。 難民受け入れ問題で大きく支持率を落とし、引退を決めていたことから死に体という見方もされたメルケルだったが、コロナ禍への対応で指導力を発揮して再び輝いた。支持率は80%まで上がった。あのスピーチは、言葉巧みでない政治家・メルケルとしては珍しいものだったらしい。当時、メルケルと比べて日本の総理大臣や政治家のスピーチに失望したことを思い出す。
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THE CHANCELLOR: The Remarkable Odyssey of Angela Merkel https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163914732
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