世界のアーティスト250人の部屋 の商品レビュー

サム・ルーベル(著者),ヤナガワ智予(訳者)

2024/11/25

図書館にて。

図書館で見つけて借りたのだが
素晴らしく美しいばかりでなく、
名だたるアーティスト達の部屋が
1人1ページずつ載っていて、資料としても圧巻！

その人の住む空間は、その人そのものなんだなぁと思わずにはいられない。感動。

小物の置き方、色の合わせ方だけでもものすんごい
刺激的なものばかり。

手元に置こう、と、
10ページ目くらいでAmazonで購入した。

2024/09/12

図書館で見て楽しむ本。眼福。
ありとあらゆる分野のアーティスト250人の部屋の写真。
もちろん、どんな主人のこだわりとか説明の文章もあるんだけど、それは気になった人の分だけ読むって感じ。
美しい部屋、クラシックな装飾、近未来の落ち着かない部屋、真っ赤な部屋。
何か天才的な人の部屋はとんがってるなぁ。
ファッションデザイナーの部屋は納得するっていうか、そのブランドの服着てたら似合うねって思ったり。
個性あふれる部屋にアーティストの性格も現れてる。

2024/06/11

ページを捲るだけで楽しい。
一流のアーティストの部屋は、これもまた拘りのある空間なんだと実感させられた。

2024/03/06

有名人、画家、デザイナー、建築家などの部屋の一部を写真で紹介。ハイセンスで驚かされるような素敵な部屋がたくさん収められている。建築物大好きな子と一緒に読んでどの部屋が好き？と話す時間も楽しかった。どことなく、部屋の様子でその人の職業や人となりがわかるような気がする。芸術に秀でている人が部屋を作ったらこんな感じになるのかと関心しながら読んだ。

2023/10/29

さすがアーティストたちのお部屋だけあって、美しい。調度品の置き場所一つ一つにもこだわりを感じる（案外、本人たちは無造作に置いたのかもしれないし、そうだとしても美しい配置になってしまうのかもしれない）。
美術館や博物館、すごく宿泊代が高いホテルの如きお部屋が並ぶ。
美しいんだけど、これ、落ち着くのかな。いや、歴史に名を残すアーティストともなるともしかしたら、部屋に落ち着きなど求めていないのかもしれない。謎の彫刻と同居し、部屋の壁には皿を並べかけまくり、重々しい柄の壁紙に包まれてこそ、インスピレーションが沸くのだろうし、あるいは沸きまくってしまうインスピレーションがこういう形で表出しているのだろう。
などと、勝手に思いながら一軒一軒、堪能した。どの家にも暮らしてみたいと思えなかったが、もしかして私はアーティストに向いてないのか。そもそも普段から何か嗜んでいるわけでもないので、それもそうか。
たまにこの本のことを思い出して、開いてみて「おお、心の友よ」とか思えたら、アーティスト気質が1％くらいは芽生えているのかもしれない。

1泊してみたいな、と思うのは建築家さんのお部屋。
あと、作家さんのお部屋。本が多くて居心地良さそう。どんな本が並んでいるのかも気になるところ。

2023/07/24

1年かけた部屋の模様替えの最中にセンスを浴びようと思ってVogueのセレブ部屋探訪シリーズ（YouTube）を視聴。もっと浴びたくなってこちらの本を。まぁ真似は出来ないですし私の空っぽの美的才能の井戸からはインスピレーションは湧きませんでした。でもみなさんの「住」に対するこだわりから発する光はなんとも優しいですね。みたいな。うちの家からもこういう柔らかい光が出てるといいなぁ。

2023/04/17

つまらない本だった。
芸術家の部屋を見ても作品を理解できるわけではないのは当たり前で、自分のミーハーさを反省した。

2022/11/10

この部屋の主はアーティストなんである、成功して名を遺した。お金あるんだなあ。載っているのは客間やアトリエ。広い！そして高そうな家具調度品。彼らがかつてそこにいた、その豪華な部屋に・・　物品が、業績が、おしよせてくる・・

表紙はケネス・ジェイ・レーン（1932-2017）の客間。初めて知った人なのだが、ジュエリー・デザイナー。芸術性の高いイミテーションジュエリーを創作し、ジャクリーン・オナシスやダイアナ妃も愛用したとか。彼のこのアパートはマンハッタンのパークアベニューにあり、1892年建築の5階建ての邸宅が1970年に分譲され1，2階を買い取ったという。

250人の中で日本人は河井寛次郎、イサム・ノグチ、坂茂（バンシゲル　1957－　建築家）、ジョージ・ナカジマ（1905-1990　米ワシントン州生まれの日系２世の家具職人）

アルファベット順に載っている。デヴィッド・ボウイのグレナディン諸島の別荘のリビング。ピエール・カルダンのコートダジュールの泡の家と呼ばれる別荘のベッドルーム。ベッドはピンクで丸い。アガサ・クリスティのデボン州のギャンプトンの別荘。ヘンデルのロンドンの部屋。その隣のアパートの最上階にはジミ・ヘンドリックスが亡くなる前の数か月を過ごした部屋。いまはふたつの建物が統合され「ヘンデル＆ヘントリックス・イン・ロンドン」という博物館になった。ヴィクトル・ユーゴーのパリの部屋。「世界の文豪の家」という本の表紙もユゴーの部屋だった。レオナルド・ダ・ヴィンチのパリでの部屋。アンボワーズ城の隣のクロ・リュセ城で過ごした。

2021.11.18初版　図書館

2022/08/21

インテリアとアートのどちらも好きな私にとって、夢のような企画。
どのページも興味深くて見入ってしまう。
作品を知っているアーティストの部屋の写真では、作品との共通項を探し、
知らないアーティストの部屋を見て、作品を知りたくなったり。
もうとにかく楽しくて星5つでは足らない。

これ、3D写真にしたデジタル版になったら最高だな。

2022/07/27

趣の異なる綺麗な部屋がたくさん見られて嬉しい！ピカピカしてるも、部屋、物がごちゃごちゃしてる部屋、やたら天井が高い部屋……（ほとんどは「地震が来たら終わりやんけ」と思わされるのも良い）。
こんな本に出てくるような人は大体が長生きしてるな、とか、吹き抜けがゴージャスな部屋はアメリカが多いな、とか、いろんな視点で楽しめる。

何順の掲載なんだろ、とよくよく見たら家名順だった。ファーストネームからの表記なのに…この本に限らずそういうもんなんかな。