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ペイント の商品レビュー

3.2

15件のお客様レビュー

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2022/08/13

作者の後書きにグッときた。 子育ては突然本番がやってくる。 子どもが親を選べるなら… 私がこの世界に立った時、自分に合う完璧な親を探し選ぶだろうかと一度は考えた。そう思い至った時に、私の中には家族との思い出がたくさん浮かんできた。そのどれもが楽しいものばかりではない。家族とは決...

作者の後書きにグッときた。 子育ては突然本番がやってくる。 子どもが親を選べるなら… 私がこの世界に立った時、自分に合う完璧な親を探し選ぶだろうかと一度は考えた。そう思い至った時に、私の中には家族との思い出がたくさん浮かんできた。そのどれもが楽しいものばかりではない。家族とは決して最初から今まで完璧ではなかった。時にぶつかり合い、怒り、悲しみ、どうして自分を分かってくれないのかと嫌になることもあった。しかし、そんな家族との時間で自分を知り、相手を知ったことは、他の何者にも変え難い時間と感じた。 子どもも親も、その立場での自分自身を知るには努力と時間がいる。子どものためにという思いの本質には、叶わなかった願いを叶える親のエゴがあるかもしれない。また、子どもが親に求める気持ちもあって当然だと思う。 ただ、家族というものは完璧でないもの同士が補い合って、お互いや自分自身を理解するためにあると思えば、今の親や子との関わり方が間違っているのではないかと悩む人たちも、きっと気が楽になるのかな、と思った。 あとは、私も親になった時に、完璧でなくちゃ!と気を張りすぎず、でも、命令せず子どもや自分に問いかけ反省できる人になりたいなと感じた。

Posted byブクログ

2022/05/04

自分が思春期真っ只中だったら、刺さるところがあったのかな?話の流れがとても明快で、さらさらしていて、読みやすかった。 SFは読み慣れていないので、最初にSF的要素でつまずきそうだったけれど。 青少年文学とは知らずに読み始めたので、少し軽いなーという印象。

Posted byブクログ

2022/04/15

面白かったけど、そこまでかな、という気はする。ただ、読みやすかったし、家族の在り方を考えるにはいい本なのかな。

Posted byブクログ

2022/04/02

親子とは?家族とは?その非対称的になりがちな関係についての思考実験。「親ガチャ」を語る場からは、よい意味でも悪い意味でも遠いところにある。もちろん、通り一遍の道徳的な家族論でもない。韓国では中学生の課題図書(必読書)になっているらしいが、それにふさわしい作品であることは間違いない...

親子とは?家族とは?その非対称的になりがちな関係についての思考実験。「親ガチャ」を語る場からは、よい意味でも悪い意味でも遠いところにある。もちろん、通り一遍の道徳的な家族論でもない。韓国では中学生の課題図書(必読書)になっているらしいが、それにふさわしい作品であることは間違いない。皮肉でなく。よい本です。

Posted byブクログ

2023/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このラストか。 ジェヌはNC出身者への差別をなくすための行動を起こすんだろうという気がした。 アキは幸せに暮らしてほしい。

Posted byブクログ