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アイスランド の商品レビュー

3.1

16件のお客様レビュー

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2024/09/17

旅行先の物や出来事を単に書くだけでは紀行文にならないのかもしれないが、挿入されたエピソードが日本批判であったり飛行機で隣になった人の靴下の臭いであったりで、個人的には余計に感じた。ところどころカタカナ表記されるのも読みづらかった。著者は多くの国にいった経験があるということなので、...

旅行先の物や出来事を単に書くだけでは紀行文にならないのかもしれないが、挿入されたエピソードが日本批判であったり飛行機で隣になった人の靴下の臭いであったりで、個人的には余計に感じた。ところどころカタカナ表記されるのも読みづらかった。著者は多くの国にいった経験があるということなので、もっと色んな国との比較で書いてくれるとよかったのに。 ジュールヴェルヌの『地底旅行』という本がアイスランドを舞台にしているとのこと。読んだことがない作品だったので、読んでみようと思う。

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2024/06/28

アイスランドの美しい自然や素朴な人々の様子が写真とともに描かれている。 椎名誠さんの本を初めて読んだが、日本のことが大嫌いなのか、警鐘を鳴らしたいのか、日本サゲが随所に出て来て、気分が悪かった。 私も海外旅行が好きで今までに30カ国ほど巡ったが、確かに日本の景観は悪いなあと思った...

アイスランドの美しい自然や素朴な人々の様子が写真とともに描かれている。 椎名誠さんの本を初めて読んだが、日本のことが大嫌いなのか、警鐘を鳴らしたいのか、日本サゲが随所に出て来て、気分が悪かった。 私も海外旅行が好きで今までに30カ国ほど巡ったが、確かに日本の景観は悪いなあと思ったりすることもある。でも外国で綺麗な景観を見た時の感想としてわざわざ日本を酷評するという、比較行為が、そもそもこの本で取り上げている幸福からは程遠い気がする。 ★ふたつとしたいが、アイスランドの美しさや魅力は十分伝わり、訪れたい気持ちが大きくなったのも事実。よって★みっつ。

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2024/06/13

寒いという印象だったけど、真実は火と水の島とのこと。北米、ユーラシアプレートが生み出される島ってのがすごい。写真がカラーで美しい。氷河の氷でウイスキーでも飲んでみたいものです。

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2023/10/13

久し振りに椎名さんのエッセイを読んだ。2015年発行の書籍なので旅は2010年以降だろうか。 昔の怪しい探検隊等の素朴旅な要素は無く、ビジネス(ファースト?)クラスに現地ガイド付きの旅行記である。 一通り読み終えて、アイスランドに訪問し1か月ほど過ごしてみたい気持ちになった。つ...

久し振りに椎名さんのエッセイを読んだ。2015年発行の書籍なので旅は2010年以降だろうか。 昔の怪しい探検隊等の素朴旅な要素は無く、ビジネス(ファースト?)クラスに現地ガイド付きの旅行記である。 一通り読み終えて、アイスランドに訪問し1か月ほど過ごしてみたい気持ちになった。つまり読んでよかった一冊であった。どれくらいの自然が残ってるのかトレッキングしたら楽しいのか、現地の人はどんな時間感覚で日々を過ごしてるのかとか色々気になりました!

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2023/01/15

北北西に曇と往けを読んでアイスランドに興味が湧き、椎名さんのこの本を読んで今、行ってみたい国No. 1です。

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2022/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 君よ 知るや 北の国 とゲーテの詩も南を北に変えたくなるあこがれの国です!  幸福度がとても高い国であること、女性の社会進出も他の国を抜いて抜群な所。    本好きの私にとっては言葉を愛する国でもあります。  その国へ出かけた椎名さんのエッセイ。  行きたい! 若い頃のように身一つでどこでも出かけられるなら、真っ先に行きたい国です。この状態になる前に入っておけばよかった。  自分が元気でも、簡単に出歩けなくなりますからね。  本当に行動に起こすのは大変な場所でもあるんですが、それだけの価値があるなぁと読みながら思うことしばし。  絶対に行くんだ、アイスランドへ。そしてアイスランド語のサマースクールで勉強するのだよ!

Posted byブクログ

2022/08/27

読んで思ったのは、取材でいろいろな所へ行けていいなぁということ。 現地の方が通訳兼ドライバーで、一般の方のお宅を訪ねてお話を聞くことができたりとか。 普通の旅行者も雄大な自然を見ることはできるけど、観光以外のことをするのはそんなに簡単ではない。 アイスランドは大自然の国、というイ...

読んで思ったのは、取材でいろいろな所へ行けていいなぁということ。 現地の方が通訳兼ドライバーで、一般の方のお宅を訪ねてお話を聞くことができたりとか。 普通の旅行者も雄大な自然を見ることはできるけど、観光以外のことをするのはそんなに簡単ではない。 アイスランドは大自然の国、というイメージだけど、大自然に関する描写は割と少なめな感じだった。 自分が過去訪れた国々の話がよくでてきて、それらの国とアイスランドと日本を比較する、という描写が結構多かった。 一番印象に残ったのはあるパン屋さんの話。 「アイスランドには危ない動物もいないし、犯罪もない。警官は拳銃を持ってない。一番危ないのが大自然」だというのだ。火山の噴火と雪崩、海の事故。 日本でも自然の力を感じ、畏怖の念を覚えることはもちろんあるけど、アイスランドのそれはまたスケールが違うのだろうか。

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2022/05/27

椎名誠さんの作品は今作が初読み。私の好きな小説や漫画の舞台でもあるアイスランドを取材した紀行文で、大自然に囲まれた島国の文化や特色を大まかに知り得ることが出来る。世代的に著者の全盛期は存じ上げないが、今回は三週間の駆け足旅とあってか、内容的には些か物足りない仕上がり。幸福度ランキ...

椎名誠さんの作品は今作が初読み。私の好きな小説や漫画の舞台でもあるアイスランドを取材した紀行文で、大自然に囲まれた島国の文化や特色を大まかに知り得ることが出来る。世代的に著者の全盛期は存じ上げないが、今回は三週間の駆け足旅とあってか、内容的には些か物足りない仕上がり。幸福度ランキング上位の国である所以を探るというテーマだが、幸福度という言葉を日本下げの手段に用いており、興覚めしてしまった。我が国の悪い部分を論うのは容易だが、そういった内容を読みたくてこのタイトルを手に取る人が果たしてどれ程いるのだろうか。

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2022/04/23

椎名誠”最後のでっかい旅”と銘打たれた「アイスランド」を旅する椎名さんのエッセイ。日本と同様、火山が活発な島国。そこには日本と似たものもあれば、異なるものもあって、駆け足で回っただけではきっとアイスランドという国の本質は掴めない。あくまでも椎名さんが「幸福の国」アイスランドに興味...

椎名誠”最後のでっかい旅”と銘打たれた「アイスランド」を旅する椎名さんのエッセイ。日本と同様、火山が活発な島国。そこには日本と似たものもあれば、異なるものもあって、駆け足で回っただけではきっとアイスランドという国の本質は掴めない。あくまでも椎名さんが「幸福の国」アイスランドに興味を持って、駆け回ったエッセイで、椎名さんのフィルターがかかっているわけで、アイスランドの紹介ではない。危険な動物がいない島、危険なのは自然であり、地震であり、火山。というのは興味深かった。

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2022/03/11

夫が図書館で借りたので私も読んでみました。 ナショナルジオグラフィック社のカラー写真が素晴らしく、鮮やか過ぎてデザイン画にみえたり、音まで聞こえてきそうな迫力に釘付けでした。 また、椎名さん自身が撮ったモノクロ写真に写る人物達は皆生き生きと語りかけるようで、彼との人間関係が伝わ...

夫が図書館で借りたので私も読んでみました。 ナショナルジオグラフィック社のカラー写真が素晴らしく、鮮やか過ぎてデザイン画にみえたり、音まで聞こえてきそうな迫力に釘付けでした。 また、椎名さん自身が撮ったモノクロ写真に写る人物達は皆生き生きと語りかけるようで、彼との人間関係が伝わるあたたかい写真でした。 写真に反してエッセイはいつものシーナ節で、くだけた独特な口調が懐かしく、アイスランドとは関係のない思い出話や雑談も楽しく読みました。 ただ、時々痛烈な日本批判が入り、それが日本への愛の裏返しというよりは本当に日本を見捨てたような口調に感じ、言いたいことはわかるけどあまり良い気分ではありませんでした。 また、本書はアイスランドにおける幸せについて考えることをエッセイのメインテーマにしているのですが、その過程で他人の記事の取材の甘さや間違いをほぼ名指しで指摘し批判する姿にはちょっと幻滅してしまいした。 自身も、今回の旅で関わった少人数の方々へのインタビューと個人的印象を基に書かれているだけでした。取材、充分甘いよね? それはそれで構わなかったのに、他人の批判なんてされると、ねえ・・・

Posted byブクログ