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島のエアライン(上) の商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2022/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天草エアラインを舞台にした小説(というか、ほぼ実話)。 紆余曲折あって、ようやくできあがった島の空港。 地元の話だけど、どんな人たちのどんな苦労があってできあがったものなのか、意外と知らないものだ。

Posted byブクログ

2022/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

様々な人たちが色々な苦労をした上でようやく作られた天草エアライン。この先も頑張ってほしいと応援したくなる内容です。フェリーフライトでダッシュ8が飛んでくるシーンはとても感動的でした。この本を読んでから天草エアラインに乗りに行ってしまいました。

Posted byブクログ

2022/02/19

現場の努力、奮闘はそれだけでまぁドラマだし面白いけど、どう考えても持続困難な事業を根性だけで始めてしまうのは「そこもっと詰めなくていいの?」ってイライラしちゃう。そこら辺、作品として残すネタが何もなかったんでしょうかね?分厚いのに読みたいところが物足りない、なんか隔靴掻痒感あふれ...

現場の努力、奮闘はそれだけでまぁドラマだし面白いけど、どう考えても持続困難な事業を根性だけで始めてしまうのは「そこもっと詰めなくていいの?」ってイライラしちゃう。そこら辺、作品として残すネタが何もなかったんでしょうかね?分厚いのに読みたいところが物足りない、なんか隔靴掻痒感あふれる上巻です。 でも長いなー。細切れエピソードが時系列で並んでる感じなのでのめり込んで行くリズムも作り辛いし、正直もうちょっとドラマチックにならないものだろうかとも思います。

Posted byブクログ

2021/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天草エアラインの誕生から就航、そして一年の経営までを書いたドキュメンタリー。航空会社を新規で立ち上げるには色々とハードルが多く、やはり既存の航空会社の協力なしにはできないと感じた。天草エアラインは日本航空系の旧JASやJTA、RACなどが絡んでいたのを知る。(マスコットの件でANA系が横槍入れてきたのはさすがとは思ったが)あと、霞が関や公務員との交渉はやっぱり根回しなんだなと実感した。 下巻も楽しみにしたい。

Posted byブクログ

2021/11/17

人口15万人の島が空港とエアラインを持つ!? 天草空港と天草エアラインの苦難の道を描いたノンフィクションノベル(実録小説) 細川護煕の一言から、空港ありきで立ち上がったプロジェクトは航空会社の撤退などで自治体が航空会社を運営することを決意。時はバブルがはじけて倒産するリゾート会...

人口15万人の島が空港とエアラインを持つ!? 天草空港と天草エアラインの苦難の道を描いたノンフィクションノベル(実録小説) 細川護煕の一言から、空港ありきで立ち上がったプロジェクトは航空会社の撤退などで自治体が航空会社を運営することを決意。時はバブルがはじけて倒産するリゾート会社などもどんどん出てきた時代。マスコミからは「税金の無駄使い」「典型的なバブル思考」と非難された空港プロジェクトをクローズアップした小説。 すべて実名で、ノンフィクションノベルというちょっと珍しいスタイルの小説。 だからなのかしら? すごく淡々と書かれているような感じが… ドラマチックな内容なのにノンフィクションノベルだから? 挫折を繰り返しながらも空港プロジェクトを成し遂げた人々の話がすごくおもしろいのになあ… この小説をもとに朝ドラとかになったらおもしろそう。 下巻を読もうかどうか…悩む…

Posted byブクログ