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遊廓と日本人 の商品レビュー

3.2

24件のお客様レビュー

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2022/04/26

裏と表が良く描かれており、一つの流行発信基地であることが分かった。蔦屋書店の由来も何となくわかった。

Posted byブクログ

2022/03/31

経済が廻る一端としてとても興味深く読了。 京都の島原に伝えられていることとは違う論点で解説するのは大変結構だが、著者の価値観[人権擁護]をところどころ挟んでくるのが面倒くさい。 一方的な観点によりいろんなところに齟齬が発生し、そこで働く人たちが苦労しているのも事実。 その人たちの...

経済が廻る一端としてとても興味深く読了。 京都の島原に伝えられていることとは違う論点で解説するのは大変結構だが、著者の価値観[人権擁護]をところどころ挟んでくるのが面倒くさい。 一方的な観点によりいろんなところに齟齬が発生し、そこで働く人たちが苦労しているのも事実。 その人たちの人権は? 地下に潜り込むことにより余計にややこしくなる。

Posted byブクログ

2022/03/30

遊郭は日本の文化を作りました。喜多川歌麿や蔦屋重三郎などがここから誕生は非常に興味深いです。誰もがもっている遊女のイメージ。実際のところどうだったがわかりました。

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2022/03/23

「遊郭と日本人 田中優子著」読了。なんとなく、AV業界に似ているのではと思った。庶民の手の届かないはかない存在。

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2022/03/22

以前から興味のあった分野だったので読んでみた。 前知識は多少あったものの、詳しい遊郭の成り立ちであったり、芸者な一面だったりが見れて面白かった。特に遊郭が廃れていく歴史は全く知らなかったのでつい唸ってしまった。気づくの遅くない?!って思った。井戸の中の蛙状態だったのかなぁ。 ...

以前から興味のあった分野だったので読んでみた。 前知識は多少あったものの、詳しい遊郭の成り立ちであったり、芸者な一面だったりが見れて面白かった。特に遊郭が廃れていく歴史は全く知らなかったのでつい唸ってしまった。気づくの遅くない?!って思った。井戸の中の蛙状態だったのかなぁ。 あと歌舞伎とは切っても切れない関係みたいで、さらに興味が増した。著者によって見方・考え方に差が出てきそうだなと思ったので、もっと色々読んでみたいと思う。

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2022/03/19

鬼滅の刃の放送でも「子供に説明できない」と、疎まれる遊郭。炭治郎のいる大正時代ならそうかもしれない。でも江戸時代には、文化人がこぞって足を運ぶ、格式高い社交場があったという。光と闇が混ざり合う、白黒つけられない存在で、いいじゃないか。 ※※※※※ ■ Before(本の選定理由...

鬼滅の刃の放送でも「子供に説明できない」と、疎まれる遊郭。炭治郎のいる大正時代ならそうかもしれない。でも江戸時代には、文化人がこぞって足を運ぶ、格式高い社交場があったという。光と闇が混ざり合う、白黒つけられない存在で、いいじゃないか。 ※※※※※ ■ Before(本の選定理由) 遊郭が江戸の文化発展に寄与したって? 何故そんなことを言えるのか、気になった。 ■ 気づき 遊郭は、歌の文化、もてなしの文化、文芸にも影響を及ぼした。トップ層だけの話だが、そんな時代もあった。食事が芸術を言えるのと同様、欲求を昇華した匣が、遊郭という存在だったと思う。 ■ Todo 印象だけで毛嫌いしない。でも制度上の闇もあるので賞賛しない。白黒つけない。

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2022/02/19

遊郭を現代日本文化が構築された場所として話が展開。文化的な目線で遊郭を捉えた内容で非常におもしろい。 タブーだけど、そうじゃない。けど、二度と現れない。 芸と性とが一緒だった時代から、 芸は男へ、性は女へ。 日本の男尊女卑の考えの根幹にも繋がる。 太夫たちが文化人だったとい...

遊郭を現代日本文化が構築された場所として話が展開。文化的な目線で遊郭を捉えた内容で非常におもしろい。 タブーだけど、そうじゃない。けど、二度と現れない。 芸と性とが一緒だった時代から、 芸は男へ、性は女へ。 日本の男尊女卑の考えの根幹にも繋がる。 太夫たちが文化人だったということもまたおもしろき。

Posted byブクログ

2022/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> はじめに 第1章吉原遊郭の誕生 第2章遊郭とはどういう場所か 第3章遊女とはどんな人たちか? 第4章男女の色道と吉原文化 第5章吉原遊郭の365日 第6章近代以降の吉原遊郭 終章遊郭をどう語り継ぐべきか おわりに 芝居、芸事のスタート地点でもあった、吉原。

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2022/02/07

江戸の捕物帳、人情もの等々に出てくる色街の裏表について整理して書いてあるのだが、いちいち説明されなくても知ってたよ〜、というぐあいに読めてしまったのが驚きというか、時代小説の効能とでもいうか…

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2022/01/13

●なぜ読んだか →遊廓というものがどんな場所なのか、 遊女とはどんな女性たちだったのか気になったから。 ●感想 →遊廓とはどんな場所でどんな遊女たちがどんな理由で働いているのかを知れた。歴史には疎いため少々聞きなれない用語が多く何度も読んでしまう部分もあったが、大まかに遊廓とい...

●なぜ読んだか →遊廓というものがどんな場所なのか、 遊女とはどんな女性たちだったのか気になったから。 ●感想 →遊廓とはどんな場所でどんな遊女たちがどんな理由で働いているのかを知れた。歴史には疎いため少々聞きなれない用語が多く何度も読んでしまう部分もあったが、大まかに遊廓というものを知りたい人にはいいと思う。

Posted byブクログ