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岸田ビジョン 分断から協調へ の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2024/03/21

3章までは根拠に乏しい理想論的な政策が述べられていて、現在の岸田首相(宏池会の現実主義によるもの)の『何がしたいのかわからない』に通底するものがあったように思える。ただし、戦後最長の在任期間を誇る外相としてのエピソードは読み応えがあり、本人も自信をのぞかせているようであった。 4...

3章までは根拠に乏しい理想論的な政策が述べられていて、現在の岸田首相(宏池会の現実主義によるもの)の『何がしたいのかわからない』に通底するものがあったように思える。ただし、戦後最長の在任期間を誇る外相としてのエピソードは読み応えがあり、本人も自信をのぞかせているようであった。 4章以降は自身の人生・選挙戦が細かく分析されてあり、あまり知られていない政治家以前の人生を知る事ができる。非常に興味深い。

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2023/11/26

岸田さんの人となりはよく分かりました。政策についても考えていることは分かったが問われるのは実行力だと思う。

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2023/11/19

今や増税クソメガネと化した岸田文雄ですが、元々はどういうビジョンを持っていたのかを知りたいと思い読んでみました。 政治的なビジョンについて語られているのは序盤の2章程度で残りは家柄を背景としたプチ自伝、外務大臣時代の功績の自慢(主に米ケリー元国務長官等との親交がメイン)、そして...

今や増税クソメガネと化した岸田文雄ですが、元々はどういうビジョンを持っていたのかを知りたいと思い読んでみました。 政治的なビジョンについて語られているのは序盤の2章程度で残りは家柄を背景としたプチ自伝、外務大臣時代の功績の自慢(主に米ケリー元国務長官等との親交がメイン)、そして自身が所属する宏池会への忠誠心と誇りがくどくどの書き連ねられています。 家柄、海外要人との親交、そして宏池会。これが岸田文雄を構成する三大要素だという事がわかります。 要は自己というものがとても薄弱なからっぽな人なんですね。

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2023/10/04

岸田さんの人間味を垣間見ることのできる内容でした。前半の政治観は、確かに具体性にかける部分があるものの平易な言葉でわかりやすく伝えるための工夫と感じました。一貫して、現実主義的で対話と課題解決を重視した活動から、ビジネスマンとして役立つマインドが得られました。

Posted byブクログ

2023/01/20

現総理の岸田さんという政治家が、いかに誠実なお人柄なのかよくわかった。ただ個人的には「平時の」と揶揄されるように、混迷を極める現代社会でのリーダーには不適だと思う。この本には当然ないけど、政調会長時代の30万円給付の調整失敗等、枚挙に暇がない。 この本も天下国家を語ることなく、単...

現総理の岸田さんという政治家が、いかに誠実なお人柄なのかよくわかった。ただ個人的には「平時の」と揶揄されるように、混迷を極める現代社会でのリーダーには不適だと思う。この本には当然ないけど、政調会長時代の30万円給付の調整失敗等、枚挙に暇がない。 この本も天下国家を語ることなく、単に百花繚乱、敵を作らないことに終止し、お育ちの良さを随所に感じる。

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2022/06/17

テレビの中でしか見ない総理大臣が書いた本ということで読むと不思議な感覚があった。 岸田総理について意外だったのは東大を2回落ちて早稲田に入り、麻雀と飲み会三昧の大学時代を送っていたという事。なぜか共感が持てた。 その他にも色々なエピソードが書いてあるが、ドライマティーニの回は思わ...

テレビの中でしか見ない総理大臣が書いた本ということで読むと不思議な感覚があった。 岸田総理について意外だったのは東大を2回落ちて早稲田に入り、麻雀と飲み会三昧の大学時代を送っていたという事。なぜか共感が持てた。 その他にも色々なエピソードが書いてあるが、ドライマティーニの回は思わずツッコミを入れてしまった。 案外お茶目な一面もある人なんだと感じた。

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2022/03/05

誠実な内容で好感が持てるが、読み物として河野太郎『日本を前に進める』と比べると少し面白みにかけるかなという印象。親族、兄弟に東大出身者多数というプレッシャーの中、自身は二度東大を落ちたという話には、苦労してるんだなと親近感を感じる。昔見た「あなたは大将なんですから」という映像は印...

誠実な内容で好感が持てるが、読み物として河野太郎『日本を前に進める』と比べると少し面白みにかけるかなという印象。親族、兄弟に東大出身者多数というプレッシャーの中、自身は二度東大を落ちたという話には、苦労してるんだなと親近感を感じる。昔見た「あなたは大将なんですから」という映像は印象に残っている。

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2022/02/05

総理としての政策、ビジョンについてはメディア以上に書かれておらず、何を考えているかは分かりにくい。富裕高齢者からの課税や、賃上げは徹底。ただ、岸田さんの人となりや原点が語られ、そこについては、実に人間らしい挫折も経験した、良くも悪くもノーマルな印象だ。外交関連の成果がとりわけ語ら...

総理としての政策、ビジョンについてはメディア以上に書かれておらず、何を考えているかは分かりにくい。富裕高齢者からの課税や、賃上げは徹底。ただ、岸田さんの人となりや原点が語られ、そこについては、実に人間らしい挫折も経験した、良くも悪くもノーマルな印象だ。外交関連の成果がとりわけ語られる。 メディアでよく知られた話ではあるが、親族に東大卒、官僚が多く、三度受験を失敗して早稲田へ。その後の行員経験。広島出身で父の赴任で海外生活をした幼少。それらルーツが語られ、この経験が少なからず外交に活きたと。オバマ大統領を平和記念館訪問の実現、ロシアのラブロフ外相とのお酒の関係。とりわけ、緊張関係にある中国の王毅外相との話は興味深い。宏池会。これは、一つキーワード。それと、韓国に対する嫌悪感。後半は選挙論や派閥についての話。 しかし、日本の平均年齢47.8歳、この本で改めて気づかされた。

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2022/02/02

ターニングポイントでその時強い人についていく。こつこつタイプかつ広島愛。 核兵器ない平和な世の中は是非使命だと思って取り組んでいただきたい。

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2021/12/27

岸田さんの人となりが良く分かる。 なによりも聴くことを重要視し、協調・協力していく。 それ以外にも、やはり人と人との繋がりの重要性を様々な過去のエピソードより感じた。

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