TAKE NOTES! の商品レビュー
解説本としてはわりとイマイチ。ツェッテルカステンを実際にどう書いているのか、という実例がないのでイメージができないまま終わってしまう。1つの概念につき1枚のノートにするなど、要素要素は参考になるのだが。これを上手く落とし込んでるのは個人的にはScrapboxかな、と思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
メモは毎日書くもの。書くことは仕事の合間にある。 白紙からのアウトプットは難しい。何かのメモをスタートにするほうが楽。 学問の世界はIQは関係ない。必要な仕事を賢くやる技術だけ。 ツェッテルカステンという名前のメモ術(紙の箱) 書評情報と本のメモを両方入れる。 索引のメモもつくる 走り書きのメモは、永久保存版のメモに変換していれる デジタルの場合は、リンクをそれぞれのボックスに入れる 走り書きのメモはなんでも思いつくものは書く 永久保存版のメモは他のメモの番号を書く(リンク) 新しいやり方は、慣れるまで時間がかかる 読書のメモを同じ形の紙に書いて、隅に数字を振る。 メモは思考を構造化し発展させるのに役立つ。 一つのアイデアで本を書かない。書き興すよりもっと多くのアイデアを生み出す。 メモの力で大量の本を執筆できる。 一つの箱は、メモが入っている。もう一つは文献管理用=内容に関する短いメモが入っている 読書のメモは、そのままのことばではなく、自分の言葉で同じ意味のことをかく。消化して自分のものにする。 トピック別には区別しない。代わりに番号を振る。メモを識別するために使う メモを追加するたびに、関連するメモを探してつながりをつくる。メモにリンクを張る。メモ同士にリンクを張ることが画期的。 索引をつくる=メモが迷子にならないため。キーワードを選び索引にする。索引で起点のメモがわかればリンクをたどれば関連情報が出てくる。 計画を立てる人は、学び続けない。専門家は計画を立てるだけでなく続ける。 優秀な人は書くテーマを見つけるのに長くかかる。 ツェッテルンカステンは、対話のパートナー、アイデアの生成装置、生産性のエンジン。思考を構造化する。 メモに番号を振って、リンクを貼る。 走り書きメモ 文献メモ=本の内容を自分の言葉で、 1日一回、これらを見て、自分の思考に関連しているかを考えながら書き直す。 文献メモにリンクを貼り、他のメモとのリンク付けをして、永久保存用メモをつくる 走り書きメモは捨てる 文献メモは文献管理システムに入れる 永久保存用メモは、自分の知識の上に蓄積する いくつもの文章のアイデアがいまれたら、それも取っておくかリンクを作る NASAは宇宙で使えるボールペンを発明しようとしていたが、ソ連は鉛筆をつかった=シンプルにする。紙とペンは持ち歩く。 文献管理システムの目的は、文献を集めること、読書中のメモを集めるコト。zeteroを使う。 紙とペン、文献管理システム、ツェッテルンカステン、エディターがあればOK 本に書き込む人は、新しいやり方を面倒くさいと思って今までのやり方を踏襲する。コンテナを使おうとしなかった昔の船主と同じ。 メモが増えるほど価値が増す。 走り書きメモは、1~2日のうちに処理する。 のちのち役に立つことがある。 書き始める前にテーマを決めるのは無理 メモは、内容を理解して自分の言葉で書く マルチタスクはやればやるほど生産性が下がる。 原稿のアウトラインは印刷して目の前に置く。 読書メモは自分の言葉で書く。元の本の意味を忠実に、自分の言葉で。 重要なのは、永久保存用メモに変換できるか。 手書きのメモのほうが記憶に残りやすい。 バイアスがかかったものしか覚えていない。 入門講義ができれば理解している。 主張を自分の言葉で書こうとすると、理解の穴が突きつけられる。 単純な再読は、理解にも学習にも意味がない。 百科事典的な知識は不要。事実と情報の保管はツェッテルカステンが引き受けてくれる。 週休1日で毎日1ページを書けば、1年で博士論文が書ける。 ツェッテルカステンに永久保存用メモを格納するのは、複利で投資して回収するようなもの。 一日3枚メモを取れば十分。一日1ページより楽。 書くことは写すのではなく、翻訳すること。自己テストと同じ。 書いたものは自分の思考。 キーワードをつける=自分の取り組んでいる問題から考える。 新しいメモがどの分野に貢献できそうか、考える。 ブレーンストーミングは時代遅れ。脳は最近遭遇した情報を思い出しやすい。 メモを貯めると執筆テーマは自然に見つかる。ブレーンストーミングの必要はない。 何を書くべきか、という問いには毎日答えているから。 行動を予測できる指標は意志。ペンを取るという新しい習慣を作る。
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[出典] https://publish.obsidian.md/knowledgestack/Public/Zettelkasten%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F https://publish.obsidian.md/knowledgestack/Pu...
[出典] https://publish.obsidian.md/knowledgestack/Public/Zettelkasten%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F https://publish.obsidian.md/knowledgestack/Public/%F0%9F%93%8B%E3%82%A8%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88 https://publish.obsidian.md/knowledgestack/data/Book/%E3%80%8EHow+to+Take+Smart+Notes%E3%80%8F https://goryugo.com/20220204/obsidian_zettelkasten/
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前半は特に冗長的な印象で、全部読んでもツェッテルカステンという言葉に馴染めなかった。 ただ、メモをとる時はつながりを意識し、自分の言葉で書くことで理解を深めるのいうことは、最近読んだ「アイデアのつくり方」にもあった情報を集め咀嚼する事と同じことだと思う。 思考しなければ書くこと...
前半は特に冗長的な印象で、全部読んでもツェッテルカステンという言葉に馴染めなかった。 ただ、メモをとる時はつながりを意識し、自分の言葉で書くことで理解を深めるのいうことは、最近読んだ「アイデアのつくり方」にもあった情報を集め咀嚼する事と同じことだと思う。 思考しなければ書くことができない、書くことで自分の主張を客観的に見れるというのは実感しているので、これからも意識して取り入れていきたい。
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・感想 ペンは剣よりも強しではないが、メモ魔の力をあらためて思い知らされた本。 常に気づきをメモをとることで自分の考えや言葉に書き直し、そして理解に繋げることはすごく納得いった。 ・気付き 自分のメモは引用も多かったのでこれからは理解したことを言い直す習慣をつけていこうと思った。...
・感想 ペンは剣よりも強しではないが、メモ魔の力をあらためて思い知らされた本。 常に気づきをメモをとることで自分の考えや言葉に書き直し、そして理解に繋げることはすごく納得いった。 ・気付き 自分のメモは引用も多かったのでこれからは理解したことを言い直す習慣をつけていこうと思った。 ・Todo メモは自分の言葉を活用してとること。 理解を深めて、自分の言葉で何事も語れるようにすること。 理解が進まない場合は助けをこう、素直にわからないことを恐れず聞くこと。
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書籍や論文などを読んだときに、そこから得られた情報を貯めていくにはどうしたらいいだろうかと前々から考えていた。特にトピック間で関連性を見出したときそれをどう整理するか悩ましかった。しかし、本書を読んでその悩みは一気に解決された。ここで紹介されている『ツェッテルカステン』では、あえ...
書籍や論文などを読んだときに、そこから得られた情報を貯めていくにはどうしたらいいだろうかと前々から考えていた。特にトピック間で関連性を見出したときそれをどう整理するか悩ましかった。しかし、本書を読んでその悩みは一気に解決された。ここで紹介されている『ツェッテルカステン』では、あえてメモをトピックごとにまとめずある程度自由な順番で 1 つの箱に入れてリンクをつけることで、思考を発展させていくことができる。このやり方では、その時に取り組んでいるトピックだけでなく、将来トピックが新たに増えたときにもリンクを追加して新しい関連性を見出すこともできる。 また、私はアウトプットするときに大きな時間と労力がかかることを辛く感じていた。しかし、この『ツェッテルカステン』にメモを日々貯めていけば、アウトプットは関連あるメモを集めて構成し、多すぎる場合は削除していくだけでアウトプットが完了するというのは、目から鱗だった。 本書では、人間は計画をたてることが苦手だという研究結果にも触れ、計画をたてることに対して否定的である。私自身、計画をたてることに対して苦手意識があったが、それは仕方のないことであり、そこに無理に労力をかけるよりもコツコツとメモを貯めていくことのほうが重要であると認識できた。 同じような悩みを抱えている人も多いのでないかと思うし、学生の学習方法としても役に立つと思う。非常にオススメな一冊。是非読んでみて欲しい。
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この本で書かれているメモを取る最大の理由は執筆のため。 個人的にはツェッテルカステンを構築する具体例が読みたかった。たぶんツェッテルカステンの知識があると得るものが多いのかも知れない。
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よくわからんけど、一般的なノート術と同じ。 ツェッテルカステンとは結局なんなのか? Evernoteと読み替えると割としっくり来た。 ×思考を記録する ○ノートは思考そのもの ノート同士のつながりを意識する 他 マルチタスクはNG
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非常に示唆に富む書籍であった。 が、趣味で本を読む読者であっても本書で推奨する方法でメモを取れば何かが得られるのか? 学者や、論文を執筆しようと思う方はテーマがおおよそ決まっているので、本書のツールは有効なように思えた。私も何かまとめなければいけない時に挑戦してみようと思う。
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「ツェッテルカステン」という言葉が、頭にスーッと入ってこない。 大事なワードだと思うけど、日本語用に4文字ぐらいに改良してくれた方が、 スーッと読めた気がする。 2 書かない限り、体系的にとらえることはできない 88 たとえ今後1行も原稿を書かない人生を選んだとしても 1...
「ツェッテルカステン」という言葉が、頭にスーッと入ってこない。 大事なワードだと思うけど、日本語用に4文字ぐらいに改良してくれた方が、 スーッと読めた気がする。 2 書かない限り、体系的にとらえることはできない 88 たとえ今後1行も原稿を書かない人生を選んだとしても 119 セルフイメージが傷つくことを恐れ、フィードバックから逃げてると、たちまち置いていかれる 129 執筆に伴う作業 130 書く場合と校正する作業は全然違う 255 まるで格闘技のように、抵抗や反力にあったら、真っ向から押し返すのではなく、 受け流してより生産的なゴールに向かうべきなのだ。
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