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傘のさし方がわからない の商品レビュー

4.2

63件のお客様レビュー

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2024/06/13

岸田さんの作品のノリツッコミは自分と似てるな〜って恐れ多いけど思ったりします。 思いこみってこわい。相手にされるのは悔しいって思いますし、自分がしてたらって思うとなお怖い。

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2024/05/27

お初の作家さんだけど、とても面白かった。なかなか波瀾万丈な人生みたいだけども一気読み。語彙力がないのでありきたりな事しか書けないのがもどかしいが、読んでいて笑えて、ほんわかしてしまう。またこの方の本を読みたい。

Posted byブクログ

2024/08/23

岸田奈美さん、好きだ。 壮絶な人生を歩んできた人、それでもいつも前に進もうとする人。それは、周りを見て自分自身を見て、日々いろんなことを感じて考えるから、どんな日常でも、きめ細やかに言葉に映し出せる力を持っているから、そう思った。 岸田さんの言葉は、映像として鮮明に思い浮かぶ。お...

岸田奈美さん、好きだ。 壮絶な人生を歩んできた人、それでもいつも前に進もうとする人。それは、周りを見て自分自身を見て、日々いろんなことを感じて考えるから、どんな日常でも、きめ細やかに言葉に映し出せる力を持っているから、そう思った。 岸田さんの言葉は、映像として鮮明に思い浮かぶ。お会いしたことないけど細かな表情すらよく見える。すごい、唯一無二だけど、すっと読み手に響く表現力。 自分自身も何気ない毎日でも見逃さずに捕まえようとすれば、言葉にできるのかな。岸田さんのエッセイを読むと、私も日常を残したくなる。

Posted byブクログ

2024/04/13

岸田奈美さんについては色んな意味でスゴイなぁと思うのだけれど、まだまだ苦しかった時期の方が長くて、やっとここにたどり着いたんだなぁ。信頼できる人に囲まれて良かったなぁとしみじみ思う。 「世界は贈与でできている」読まねば。

Posted byブクログ

2024/04/07

泣いたり笑ったり大忙しだった。 著者はとても優しい人なんだろうと思う。 デビュー作「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」が有名で、この本にも家族のことが出てくる。 デビュー作はまだ読んでいないけれど、機会があったら読みたいと思う。

Posted byブクログ

2024/03/14

最後にあった「思いこみの呪い」に関しては、気付かぬうちにたくさんの呪いをかけてるんだろなーと思いました。 その呪いを解けるかどうかは置いといて、自分もかかってるかもしれないとと思えるかどうか。

Posted byブクログ

2024/02/19

一冊目よりも笑えるところが多かったが、それだけじゃなく奈美さんの辛かっただろうこと、大変だったんだなぁということも知れる内容だった。 ダウン症と花粉症の例えがとても良かった。

Posted byブクログ

2024/01/06

いわた書店さん選書本。 第一弾のエッセイを読んだ方が楽しめるのかも? コナンの話はコナン好きなので笑いました。

Posted byブクログ

2023/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほんといろんな感情にさせられる本。 今回はおもしろ以外も多かった。父親の話やベンチャー企業の話は重い。 いろいろあるけどでもやっぱ著者の言葉の選び方とか思考の深さがあるからどれも読み応えある。 タクシードライバーさんや読者さんが特定の思想で自分を否定してきても、 「「そんなわけないだろ、なにをいってるんだこの人は」と思うことをやめた。返事はしない。ただ、そこに至るまでにどんな悲しみや怒りがあったのか、想像をする。」 そうだ、そうなのだ。 普通の環境で生きてきて特定の思想になる可能性は低い。 大きな悲しみや怒りはなかなか目に見えない。 想像しないとだよね。 あと学生時代所属していたベンチャー企業のブラックさ加減ね。 学生や若い社員のメンタルをここまで追い詰める企業は淘汰されてほしいものだ。 以下引用は心打たれた。 「ほどよい嫉妬は、自分を向上させる燃料ですよ」 「大切なのは、火を整えること。」 「勲章はわたしがわたしに与えるのだ。 その方が、生きていて楽しい。」 「わたしはこの先で、希望を見つけなければ。 人間は希望がないから死ぬんじゃない。死にたくないから希望をつくるんだ。大好きな人たちがいない世界を、それでも生きるだけの価値といえる希望を。」

Posted byブクログ

2023/09/06

岸田さん3冊め 短期間で同じ作者の方の作品を3冊も読むなんていつ以来ぶりだろう だけどどれもやっぱり読みやすくて、どれも「なんでこんなことが?」てことが起きていて、でも岸田さんの根本みたいなあたたかさとユーモアが常にあって、今回もいい意味で浸り過ぎずに読めた 1番好きだったのは...

岸田さん3冊め 短期間で同じ作者の方の作品を3冊も読むなんていつ以来ぶりだろう だけどどれもやっぱり読みやすくて、どれも「なんでこんなことが?」てことが起きていて、でも岸田さんの根本みたいなあたたかさとユーモアが常にあって、今回もいい意味で浸り過ぎずに読めた 1番好きだったのは ⚫︎寿司屋でスマホの画面が割れてたから のラスト 『愛はどこにでも芽生えるのだから、芽生えさせなきゃ損なのだ。 わたしはスマホが割れていても平気だ。そこへ愛を見いだしたから。勲章はわたしがわたしに与えるのだ。 その方が、生きていて楽しい。』 と、 ⚫︎わたしが未来永劫大切にする、たったひとつの花束 私の「豊かさ」は、「芯」はなんだろう。それは、どんなふうにこれまで変わってきて、これからどんなふうに変わっていくんだろう。 エッセイはその人が頭の中で話していることを聞かせてもらっているようで、やっぱり楽しい

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