傘のさし方がわからない の商品レビュー

岸田奈美(著者)

2024/11/05

一万円選書７冊目

岸田奈美さんのことはコロナ禍でツイッター知り、母親とも少し話したことがある。

装丁は祖父江慎さんが担当され、その時に弟さんにページ番号を書いてもらえばいいのではないかと素敵なアイディアを貰っていて、当たり前にあるページ番号が、なんかかわいらしく思えた。
帯分には、私も好きな矢野顕子さんや阿川佐和子さんもあったとのこと。

・いい部屋とは、暮らす人と見守る人の愛しさが重なり合っている。
岸田さんが、お父さんが海外で買ってきてくれたお土産はあの頃の自分の欲しかったものではなかったと、大人になって残してくれたものの大切さに気づくというのがあって、
それが、
“こどもが欲しいものと、大人があげたいものには、マリアナ海溝よえい深い隔たりがある”と表現してて面白かった。

感想はすぐ書かないとだめですね。
だいぶ忘れている涙

この本を読んでいた印象は、どん底のことでも前向きに面白おかしく考えれていた。

自分に重なるフレーズがあり、
物でともだちを釣っていただ。
わたしは高校のころ、好きな友達がいたのかな。そのともだちとはもう連絡も取っていないし連絡先さえもしらない。
コミュニケーションの取り方を知らなかっただろいうな。化粧品とか買ってあげてた。
思い返すと、引いてしまう自分が多いな汗

また読み返したい本

2024/10/27

ドラマも好きだし、前作のエッセイも好きで絶対読みたかった一冊。自分自身の変化に気づき、受け入れること、思い込みを捨ててパインバーグを食べてみる(笑)今作も随所に笑いあり、ぐっとくる言葉ありであっという間に読み終えました。

2024/10/17

物事を多方面から見ていて、読んでいてなるほど〜と思いました。
名探偵コナンの話がお気に入りです。優秀な光彦が輝く瞬間がたくさんありますように。

2024/09/18

笑える

これだけ自分を見つめて深堀りしていてすごい

書くことが好きでずっと続けていて
軽快な文章が読みやすく
表現力が面白い

2024/09/08

「カゾカゾ」と略されているけど、今、話題のテレビドラマ。その作家さんのエッセイ。ドラマの題名になっているのは読んでないけれどこちらも家族のこと。
大変なことを大変と書かずに笑顔でこなしてゆく彼女。ますます応援してゆこう。

2024/09/06

ご自身と家族のことを書いたエッセイ本

「東京てひとり暮らす話」では大笑いした。
「おすそわけをもらう話」では涙した。
感情が追いつかない！
岸田ファミリーのパワフルなエネルギーをもらったような気がする。

あとがきで「好きで愛しくて楽しいことをたくさん書くことができました」と書かれていて、飾らない明るい奈美さんの家族の幸せのあり方を感じることができ、優しい気持ちになった。

さくら丸さんのレビューで出会えた本です。
笑って泣けました。ありがとうごさいました。

2024/08/28

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の続編。

タイトルからして、眼からウロコ。
たしかに、車いすに乗っている母は、両手で傘を支えられない。そんな小さな一点からでも、気づきと感謝となぜか笑いを生み出す岸田さんが大好きです♪

わたしのイチオシは、『名探偵コナン』のなかでいちばん賢いのは誰か？　と岸田さんがつらつら考えるところ。笑いましたｗ

2024/08/28

前作「かぞかぞ」は笑い転げた記憶だが、今作は、岸田さんの素の悩みやマイナスな気持ちも多く、それらが、「同じように考えちゃうなぁ」「私もそうだったなぁ」等とても共感できるものだった。困難に負けず「すごい」印象の岸田さんが、普通に悩み生きる存在であることを感じ親近感が高まった。
とりあえず、素敵な人と出会って素敵な新たな家族ができますように。岸田さんに幸あれ。もちろんこれからの作品も楽しみ。

2024/07/17

久しぶりに岸田さんの本！
やっぱり笑けて泣けて岸田さんの書く文章が大好きなんだな〜〜〜

めちゃくちゃ笑ったのは、銀河鉄道と三匹の夜
すごく好きだったのは、優しい人が好きだけど、人に優しくされるのがおそろしい
これ読んで近内さんの贈与の本も読んでおります

2024/07/03

やっぱりこれも読ませるパワーがすごかった。
自分の中にもある名前のないうまく説明出来ないモヤモヤした気持ちがめちゃくちゃわかりやすく文章化されてて頷きポイントが沢山あった。