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婚活戦略 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2023/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は、結婚28年になる主婦。娘も2人います。 なんで、こんな本を読むのでしょうね…。 最近、家庭不和のネット記事なども読んでいます。 う~ん、娘たちが年ごろなので、彼女たちの恋愛や結婚を心配しているからなのかな? 43歳で婚活を始め、2年半でやめた筆者の体験を基にした論文? 研究に没頭して、趣味も充実させていた独身の著者。経済学者として大学で教鞭をとり、年収1000万円以上…婚活市場では有利とされるスペックですが、経験した婚活市場の難しさを書いた本。自己分析としては、自分はイケメンじゃないから、女性に選ばれなかった…と。はたしてそうなのかな? 経済学者の目線で、難しく分析しているかな。 たまたまマッチングした2人の女性が酷すぎる。 ■1人目 若い幼稚園教諭は、マッチングの後、ランチ行くのに、いきなり高いイタリアンに行き、2万円のコースを食べる。でも、愛想よくするでもなく、ランチの後は、高いブランドショップで、20万円のバッグを買わそうとするが、逃げた。 え~っと…初対面で、2万円のランチをおごらせようとした段階で、逃げるべきでは?結婚を前提に考えるのであれば、年収1000万円の自分だとしても、普段いかないような高い店は、入店拒否しても…。ケチと思われたくない、男のプライドなのかな。 その前の段階の、婚活パーティーの一巡目ですべての女性に「いいね」して、二巡目で「いいね」が一致した女性に機械的にマッチングの申込をする。 この戦略を、何度か試したら、もう少しましな人に出会っているような…まあ、出会った人が衝撃的過ぎて、ショックで立ち直れないのはわかりますが…。 ■2人目 彼女の趣味に合わせ、、2カ月ほどデートを繰り返し、結婚を見据えた交際を申し込んだ。 彼女は、彼が大切にしてくれることで、自意識過剰になって、もっと条件が良い人と巡り会えるかもと思った。挙句の果てに、彼の若い同僚を紹介して欲しいと。 酷い女です。ひっぱたいて良いのでは?身の程知らずにもほどがあります。 著者が優しいジェントルマンだから、貴女を優しくエスコートしてくれていたのに…。 自分が一番若くなるような年齢設定の婚活パーティーに参加するのは、戦略的にベストなのではないでしょうか?これも、何回か参加すれば、もう少しましな人と出会えそうですが…。 婚活市場は、 「陳列棚に並べられたバッグでしかない」 そうかもしれないと思いました。 清潔感と相手の気持ちに共感する… テクニックの問題なのかなぁ…。 なんか気持ち悪いですね。婚活のアドバイスって…。 結婚だけが人生ではないですが、どうせやるなら徹底的に、欲しいものを取りに行きましょう! と言うことで、下記の本をお勧めします。 『ブスのマーケティング戦略』 https://booklog.jp/item/1/4866510951

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2023/06/06

婚活の意味が「お互いの条件や価値観を摺り合わせ認め合う活動」から「女性が高収入の男性を配偶者として捕まえる活動」になってしまったらしい。 イケメンは様々な意味で得だと感じた。 まさに題名が表す通り男性は収入、学歴、年齢が詰まった商品となっていた。女性はそこに並ぶ商品(男性)を見て...

婚活の意味が「お互いの条件や価値観を摺り合わせ認め合う活動」から「女性が高収入の男性を配偶者として捕まえる活動」になってしまったらしい。 イケメンは様々な意味で得だと感じた。 まさに題名が表す通り男性は収入、学歴、年齢が詰まった商品となっていた。女性はそこに並ぶ商品(男性)を見てショッピング感覚で選んでいた。気に入らなければクーリングオフを。 婚活では、男性は女性に選んでもらうのを待つしかない悲しい現実。男女共に沢山の候補から選ぶ側が強い。選ばれる側は、婚活市場からの退場か選ばれる確率を上げるための自分磨きをするしかない。 作者の婚活での経験と経営学的視点からみることができた。この本からシビアな世界を大学生の私は見た。

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2023/01/01

話題になってた本。婚活をアカデミックな観点で考察し、オートエスノグラフィーの手法で描いた本。 自分が婚活をうっすら考えていること、そして男性側であることからなかなかに読むのが辛い場面もある。 が、本格的に婚活をやる前に知れて良かったし、読み物としても面白かった。

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2022/06/09

40代、高収入、高学歴の男性が実際に経験した”婚活”から考えたイマドキの男女の結婚という市場リポート いや~なんというか… 大学の先生だからかもしれないけど… 論文を読んでる感じで…固い文章と内容 あとは、もうなんというか… 行間からにじむ恨み節というかグチというか… 筆者は...

40代、高収入、高学歴の男性が実際に経験した”婚活”から考えたイマドキの男女の結婚という市場リポート いや~なんというか… 大学の先生だからかもしれないけど… 論文を読んでる感じで…固い文章と内容 あとは、もうなんというか… 行間からにじむ恨み節というかグチというか… 筆者は女性が男性を選んでる(イケメン、高収入的な基準で…)的に思ってるけど、女性からしたら、年齢で男性からバサバサ切られていくツラさとかわかってないよね~ つまり、逆もしかり~よってこと。 それに女性には子供を産めるか埋めないかというタイムリミットがあるんだから精神的にもキツいったらありゃしないのよ。筆者は知らんと思うけど… 自分で「イケメンじゃないから~」なんて言ってるけど そんな嘆くほどではないしふつうなんじゃないかな? あと、筋トレとか釣りとかバイクの趣味が女性ウケしないから~って思ってるかもですが、趣味の世界なんて人それぞれだし気にしなくていいと思う。 私の友人は自分の彼氏が筋トレしている姿に一目ぼれしたって言ってたし、彼氏のバイクに乗る姿がイイ!っていう人もいたよ~。 バッグを買わされそうになった話もお気の毒とは思うけどそんな悪徳な女性ばかりじゃないよ~ 釣りでいうと、今回は釣る場所が間違ってたのよ~ 川釣りの準備で海釣りに行っただけ。 それだけだと思う。 筆者の高橋さんに素敵な伴侶が見つかりますように~

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2022/04/05

インスタでよく見る婚活愚痴アカウントをまじめに論文調にしました、って感じ。 筆者が大学教授だから、という前置きが何度も出てくるので、意識に刷り込まれているのもあるけど、 なんだか筆致が固くて、けど婚活市場へのグチがあふれてて、あんまり参考になる部分はないです。 筆者に良い人が...

インスタでよく見る婚活愚痴アカウントをまじめに論文調にしました、って感じ。 筆者が大学教授だから、という前置きが何度も出てくるので、意識に刷り込まれているのもあるけど、 なんだか筆致が固くて、けど婚活市場へのグチがあふれてて、あんまり参考になる部分はないです。 筆者に良い人が見つかりますように。 そして私も。

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2022/02/01

蚊帳の外から婚活市場の狂騒を覗いてみたく。 市場経済に連なるシステム下での最適化を目論むプレイヤーの行動としては、いくらかグロテスクでありながら一貫したものが存在しているのだなぁと。

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2022/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

婚活女性は、男性の19%の年収400万以上を争っている。 婚活パーティーの多さは、女性の「もっと良い人がいるかもしれない症候群」を生み出している。 男性は陳列棚に並んで、女性に選ばれるのを待つ。 婚活サービスによるデータ化の弊害。女性は自分を開示しない。 結婚は、スペックが合わなければ成立しない、という結婚情報サービス会社の戦略の上に成り立っている。 男性にとって結婚はリスクを伴う通過儀礼。アメリカでは結婚カウンセラーへの支払いがあると、クレジットカードが止められる、というジョークがある。 結婚した男性は、結婚というリスクを背負う覚悟をしたという意味で、信頼される。 女性は、人生を取り戻すことを意味する。結婚から得られる効用が大きいからこそ、相手にこだわる。人生を取り戻すショッピングとしての婚活。 男性は婚活市場の外で、恋愛によって経済の壁を突破する、必要がある。 婚活するなら相対優位に着目する。

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2021/11/03

婚活とは何か、男性心理女性心理、行動方針や残酷さが記載されていた。 筆者は43の男性で大学准教授なのもあり、 整理されており婚活を知らない人からしても読みやすいものではあった。 婚活についてある程度知見のある自分からするとほぼ全てが既知の知識であったが、改めてその構造を再確認...

婚活とは何か、男性心理女性心理、行動方針や残酷さが記載されていた。 筆者は43の男性で大学准教授なのもあり、 整理されており婚活を知らない人からしても読みやすいものではあった。 婚活についてある程度知見のある自分からするとほぼ全てが既知の知識であったが、改めてその構造を再確認出来るものであった。 婚活初心者やおっさんにおすすめの一冊であり、 恋愛市場/婚活市場にそれなりに知見のある方は読まなくていい一冊でもある

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2021/10/31

学術書の体裁が取られているが、第3、4章の著者自身の婚活の実体験が一番の読みどころ。 高収入だが、容姿に恵まれない男性の、43歳からの婚活体験記。ここでは男性の年収と女性の若さが100万円=1歳差で交換可能な価値とされているという。 婚活総合サービス企業に「清潔感」を教えてもらう...

学術書の体裁が取られているが、第3、4章の著者自身の婚活の実体験が一番の読みどころ。 高収入だが、容姿に恵まれない男性の、43歳からの婚活体験記。ここでは男性の年収と女性の若さが100万円=1歳差で交換可能な価値とされているという。 婚活総合サービス企業に「清潔感」を教えてもらう姿に笑えたり、あまりに目的意識がはっきりした女の人の割り切りに戦慄したりする。 果たして著者は結婚できるのか。

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