今夜、君と愛に溺れる の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
大手菓子メーカーで働く結は、仕事ができて見た目もいい同期・和真のことが苦手。女性関係も軽そうに見えるし、何かと自分のライバル心を刺激してくる存在でもあって、できれば深く関わりたくない相手だった。ところがある出来事をきっかけに距離が縮まり、今まで見えていなかった和真の一面に触れるうちに、結の気持ちは少しずつ揺れ始める――という、同期同士のじれったくて甘い恋のお話でした。 まずヒロインの結のキャラクターがとても良かったです。男に媚びず、仕事に真面目で、さっぱりしているのに、本質はちゃんと傷つきやすくて女の子らしい。そのバランスが絶妙で、すごく魅力的でした。恋愛に対して鈍感というより、自分の気持ちに慎重で、そこがまた共感しやすかったです。 そしてヒーローの和真。最初はクールで恋愛にも淡泊そうに見えるのに、結を好きになってからはどんどん余裕がなくなっていくのが可愛くてたまりませんでした。今まで受け身の恋愛しかしてこなかった彼が、自分からアプローチして、嫉妬して、必死になっていく姿がすごく良かったです。特に、元カレの存在や結の言動に振り回されながらも、ちゃんと彼女の気持ちが追いつくのを待てるところに好感が持てました。 ヒロイン視点とヒーロー視点が交互に描かれている構成も面白くて、二人の温度差やすれ違いがよく伝わってきます。普通なら後からヒーロー視点で明かされそうな心情を、リアルタイムで楽しめるのがこの作品の魅力だと思いました。会話のテンポもよく、同期ならではの遠慮のないやりとりも楽しかったです。 派手な設定や大きすぎる事件があるわけではないのに、社会人同士の恋愛としてとても自然で、感情移入しやすい作品でした。御曹司ものとはまた違う、等身大のオフィスラブの良さが詰まっていて、読んでいて何度もキュンとしました。仕事も恋も頑張るヒロインと、本気の恋に振り回されるヒーローの組み合わせがとても良かったです。
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仕事ができるイケメンでモテる来栖。同期で自分に無関心な結に女性との付き合い方に指摘を受けたことから結に関心が向き親しくなろうとするが鈍ちんの結には全く通じず空回りするのが面白くてもう少しこの状態を楽しみたかった。クールだった来栖が結には甘々になって元カノ戸川にまで堂々と惚気してて...
仕事ができるイケメンでモテる来栖。同期で自分に無関心な結に女性との付き合い方に指摘を受けたことから結に関心が向き親しくなろうとするが鈍ちんの結には全く通じず空回りするのが面白くてもう少しこの状態を楽しみたかった。クールだった来栖が結には甘々になって元カノ戸川にまで堂々と惚気しててかわいかった。来栖と結の進展を後押ししてくれた和田先輩、素敵な人だった、彼女のお話をスピンオフかなんかでやってくれないかな。
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この作者さんの主人公、2冊読んだだけだけど、結構好きかも。いいですね。それにしても、にぶすぎる(笑)。和真さんも大変だったね。。周りの登場人物も良かったけど、二人いる仲良し同期のうち、同性ではなく、異性の方に結婚式のスピーチを頼むのはどうなの?
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過去の経験で恋愛から離れてしまっている結と、来るもの拒まず去る者は追わず来栖。全く違うタイプに見えるのに、恋愛初心者(?)なところが同じで楽しい。初恋同士なのか?と言いたくなるほどの必死さや初々しさも。裏表がない結の真っすぐさに惹かれながらも、鈍さに振り回される来栖を見ていると、...
過去の経験で恋愛から離れてしまっている結と、来るもの拒まず去る者は追わず来栖。全く違うタイプに見えるのに、恋愛初心者(?)なところが同じで楽しい。初恋同士なのか?と言いたくなるほどの必死さや初々しさも。裏表がない結の真っすぐさに惹かれながらも、鈍さに振り回される来栖を見ていると、今までの相手とは全く違うんだろうなぁ。。。ということが伝わってきて面白い。来栖の気持ちに全く気が付かない結にはヤキモキしたけれど、気持ちが通じ合ってからは一緒にいるのが日常になっていくのが嬉しくなった。
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