むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 の商品レビュー

青柳碧人(著者)

2025/02/05

昔ばなしシリーズ第2弾！！
今回も短編集なのでサクサク読むことができたし面白かった( ˶'ᵕ'˶)最後にぞくっとするのもなんだか癖になりそう(笑)

かぐや姫→密室殺人！？かぐやは月の探偵だった。ヤスさん…。。
おむすびころりん→タイムリープしてて面白かった！ほんと米八じいさんと同じようにすればこんな何度も繰り返さなくて良かっただろうに。欲深いとダメですね。ご～～～ん！笑
わらしべ長者→ 多重殺人事件！！剣健布によって3度生き返った男。すっかり勘違いしてたけど半太は老人だったのか。
さるかに合戦→さるかに合戦の真相が明らかに。南天丸悪すぎる。。狸の交換犯罪がはじまる？！
ぶんぶく茶釜→冒頭に今まで出てきたお話が！！前回のお話の2人が交換犯罪をしてお互いの不在証明を確固たるものにする。。と思ったら真犯人はエテ作。なるほどなと思ったら本当の犯人は別に…？とりあえず茶太郎かわいそう。

2024/10/19

今回の作品は、話に若干のつながりみたいなものがあって、さらに面白かった。
こういう作品が作れる人の頭の中は、一体どうなっているのやら。

2024/10/09

読みやすいのに本格ミステリーで面白かった！
原作からずれずに「昔話✖️ミステリー」が実現されてた。

とくに、「7回目のおむすびころりん」はミステリーのクオリティが高い上にどきどきハラハラのストーリーで主人公を応援したくなった。
「何回飛ばしの繰り返し」とよく知られる原作との繋がりが綺麗に伏線回収されて感動した。

「真相・猿蟹合戦」もみんなが知ってる猿蟹合戦の真相を、猿(？)が話す関係のないように感じるエピソードと、yes or noの質問から導き出される過程はとても綺麗だった。

「猿六とぶんぶく交換犯罪」の1番の面白みは狸じゃないと成し得ないという新しいトリック。
最後のどんでん返しも最高だった。

2024/09/02

1、2話目はあんまりだったが、3話目のわらしべ多重殺人は最後の落ちが予想出来なかったので面白かった！
最後の交換犯罪も字のごとくの展開かと思ったら、犯人が予想と違ったので、また楽しめました。
このシリーズはまだ3冊しか読めていないので、他のも読みたいです。

2024/08/24

猿蟹合戦からの交換殺人は複雑過ぎて、最後には結局誰が真犯人だったのか分からなくなってしまいました…
いろいろな昔話が絡み合って、この話はあの昔話かな？と思いながら読むのは面白いです^_^

2024/05/12

昔話の中でしか出来ないトリック、うまく利用されていてなるほど！と驚かされる
南天丸が嫌な猿すぎて…復讐されるほど恨まれるのわかる。でも茶太郎やエテ作は気の毒になるな
カチカチ山のうさぎ、知っている昔話だと人間の味方だからか良い印象だけれど、この作品では嫌なヤツ扱いなの面白い

2024/05/09

相変わらず青柳碧人先生の本はおもしろい。
ちょっぴりゾワッとする感じがクセになる。
これからもこういうテイストの本を書き続けてほしい。

2024/04/25

シリーズ2作目。
本作も前作に引き続き、昔話を題材としたショートミステリーで、読みやすさと謎解き要素のバランスがちょうどいい。
特に｢わらしべ多重殺人｣が面白く、もう一度読み返したくなるお話だった。

2024/03/26

(初めて読む方に)童話✕ミステリーという新しい本!どうミステリーまで展開するのか、
全く違う童話をどう一つのミステリー小説にしたのかを楽しみながら読んでください!

普通に面白いし表紙とタイトルも面白い！仲良しの友達に勧めるといいです！Yは勧められて好きになりました。『人気』なので読んで見て下さい

2024/03/22

昔話×ミステリーの第2弾。
「かぐや姫」が探偵ものに。
「おむすびころりん」がタイムリープSFものに。
「わらしべ長者」が多重殺人ものに。
「さるかに合戦」と「ぶんぶく茶釜」が交換殺人ものに。
もともとのストーリーは崩さず、新たな方向からの視点を加えてミステリーにしてるのが本当にすごい！
タイムリープの「おむすびころりん」面白かった。
短編集でどのお話も読みやすい！気分転換に読むのがいいかも。