お金のむこうに人がいる の商品レビュー
著者の「きみのお金は誰のため」を先に読んで面白かったため他の作品も気になって本書も読んでみた。概ねの内容としては「きみのお金は誰のため」と同調で、さらに深掘りしたような内容。「きみのお金は誰のため」を読んで著者の考えに興味・関心を持った方には2冊目としておすすめ。
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買ってから数年寝かせていた本。 うーん、なんかそれはそうなんだけど、 結論に対してのHOWこそが 大事な気がしてモヤモヤした。 とはいえお金(紙幣)が万能でないのは事実。 金銭的なことばかりで張り合っている コミュニティを見るとそれはそれで 貧しく見えてくることもある。 目的が...
買ってから数年寝かせていた本。 うーん、なんかそれはそうなんだけど、 結論に対してのHOWこそが 大事な気がしてモヤモヤした。 とはいえお金(紙幣)が万能でないのは事実。 金銭的なことばかりで張り合っている コミュニティを見るとそれはそれで 貧しく見えてくることもある。 目的が間違ってきちゃうんだろうなあ。 中高生への金融教育活動もされているようなので そういう目線での話だったのかな。 スライドとか動画ありきのほうが 伝わりやすそうだなと感じた。
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2026/03/22 今までは家計目線のお金について学んできたが、社会という視点に立った時に、お金の役割、労働の役割を考えることができた。 目から鱗なことも多く、また、タイミングを見て読みたい本
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お金の仕組みを通して、社会や人とのつながりを考え直す一冊。お金を単なる数字や資産としてではなく、その背後にある人の営みや社会の仕組みという視点から説明している。 本書で印象的だったのは、お金とは本来、人と人との協力関係を円滑にするための道具だという考え方である。私たちは日常的に...
お金の仕組みを通して、社会や人とのつながりを考え直す一冊。お金を単なる数字や資産としてではなく、その背後にある人の営みや社会の仕組みという視点から説明している。 本書で印象的だったのは、お金とは本来、人と人との協力関係を円滑にするための道具だという考え方である。私たちは日常的にお金を使って生活しているが、その裏側には必ず誰かの労働や価値の提供がある。お金だけを見るのではなく、その向こう側にいる人の存在を意識することで、経済の見え方は大きく変わるという視点が示されていた。 また、お金を「貯める」「増やす」といった個人の視点だけでなく、社会全体の中でどのように循環しているのかを考えることの重要性も語られている。経済は単なる数字の集まりではなく、人々の協力によって成り立つ社会的な仕組みなのだという点が印象に残った。 お金の仕組みを改めて考えることで、社会や人とのつながりについても考えさせられる一冊だった。
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Audibleの聴き放題期限が迫っていたので、駆け込みで聴いた。 本書が出版されたのは2021年、コロナ禍のさなか。エッセンシャルワーカーの社会的価値の重さと給与の低さが社会問題としてクローズアップされ、彼らへの給付金20万円に異論の声はほとんど上がらなかった。そんな時代背景の...
Audibleの聴き放題期限が迫っていたので、駆け込みで聴いた。 本書が出版されたのは2021年、コロナ禍のさなか。エッセンシャルワーカーの社会的価値の重さと給与の低さが社会問題としてクローズアップされ、彼らへの給付金20万円に異論の声はほとんど上がらなかった。そんな時代背景のもとで書かれた本書は、「労働が価値を生み、その労働を人が担う」という前提を土台に、ミクロからマクロまで経済を俯瞰していく。金融経済も金融政策も年金も、突き詰めれば誰かの労働とお金の交換によって回っている——その視点は、読んでいて「そうだ、その通りだ」と膝を打つものだった。 しかし、AIエージェントが登場した2026年以降、この議論の土台は揺らぎはじめている。本書のタイトルを今の時代に合わせて書き直すとすれば、「タダみたいなお金のむこうにAIと、減り続ける人が少しだけいる」とでもなるだろうか。田内さんがAIエージェント時代の経済をどう論じるか、続編を読んでみたい。
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これまで経済という言葉を聞くと、どこか自分とは無縁な、数字やグラフの世界の話だと思っていました。しかし、田内学さんの『お金の向こうに人がいる』を読み終えた今、私の目に見える景色は少し変わりました。経済とは、決して冷たい数字の羅列ではなく、私たちの「労働」と「助け合い」の循環そのも...
これまで経済という言葉を聞くと、どこか自分とは無縁な、数字やグラフの世界の話だと思っていました。しかし、田内学さんの『お金の向こうに人がいる』を読み終えた今、私の目に見える景色は少し変わりました。経済とは、決して冷たい数字の羅列ではなく、私たちの「労働」と「助け合い」の循環そのものだったのです。 特に印象に残ったのは、現代社会が「GDP(国内総生産)を増やすこと」を目的化してしまっているという指摘です。著者はこれを「勉強の目的」に例えて説明しています。本来、勉強の目的は知識を蓄え豊かになることですが、いつの間にか「テストで高得点を取ること」にすり替わってしまうことがあります。経済も同じで、本当の目的は私たちが豊かに暮らすこと(効用)のはずなのに、いつの間にかGDPという数字を追うことが目的になってしまっている。バブル崩壊後、経済が成長していないと言われますが、それは「価格」や「数字」の話であり、私たちの生活の質や「便利さ」という効用は、確実に上がっているのだと気づかされました。 私はこれまで、お金を「単なる支払い手段」や「貯めるべきもの」として捉えていました。しかし、この本は「お金の価値とは、将来誰かに働いてもらう予約券のようなものだ」と教えてくれました。私たちが喉が渇いた時にコンビニで飲み物を買えるのは、誰かがトラックを運転し、誰かが棚に並べてくれたからです。お金で解決しているように見えることの裏側には、必ず「誰かの労働」が存在しています。 「人は一人では生きられない」という言葉は使い古された表現かもしれませんが、経済という視点からその意味を再定義できたことは、私にとって大きな収穫でした。お金が回るということは、誰かの労働が誰かの幸せ(効用)につながり、その循環が社会を支えているということです。 経済に疎いと感じていた私ですが、この本を通じて、社会の温かい仕組みを少しだけ理解できた気がします。これからは、お金を使うとき、その向こう側にいる「誰かの働き」に思いを馳せ、感謝の気持ちを持って社会の一員として歩んでいきたいと感じました。
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経済の仕組みを、人を中心に語りなおした秀作。 それも精神論や社会科学的なアプローチではなく、元ゴールドマンサックスの視点で物事の本質を把握した上で、 論理的に、かつ矛盾なく「経済は人のためにある」を説いていてとても腹落ち感がある。 どんなシチュエーションでビジネスや経済、資本主義...
経済の仕組みを、人を中心に語りなおした秀作。 それも精神論や社会科学的なアプローチではなく、元ゴールドマンサックスの視点で物事の本質を把握した上で、 論理的に、かつ矛盾なく「経済は人のためにある」を説いていてとても腹落ち感がある。 どんなシチュエーションでビジネスや経済、資本主義を考える際にも、 考え方の根底に持っておかねばならない知識であると思う。
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人のむこうにお金があるじゃなくて、 お金のむこうに人がいる。 まず人々の幸せを増やすこと。 つまり人を見ようと。 誰かが働いてモノを生産してくれてるからお金に価値が生まれる。 まぁそういう考え方も一理あるよねとなる1冊。 個人的にここが良かったとなったのはワインの話で… ...
人のむこうにお金があるじゃなくて、 お金のむこうに人がいる。 まず人々の幸せを増やすこと。 つまり人を見ようと。 誰かが働いてモノを生産してくれてるからお金に価値が生まれる。 まぁそういう考え方も一理あるよねとなる1冊。 個人的にここが良かったとなったのはワインの話で… 『1本10万円のワインは、いいワインです。いいところを100個も200個も持っています。1本1000円のワインも、いいワインです。1個か2個はいいところがあります。1000円のワインがおいしいと感じる人は、味がわからない人ではありません。その逆です。たった1個か2個しかない、いいところに気づくことのできる幸せな人です。いいワインかどうかは、あなたが決めればいいのです。』
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【Audibleで読了】 ◾️読む前の印象 一見するとやさしめの本に見えるものの、著者がいくつかのメディアに出演された際に話していた“さわり”の内容が印象的で、面白そうだなと思っていた。 私自身、金融について多少の知識はあるが、それでも十分に新しい気づきがありそうだという期待を...
【Audibleで読了】 ◾️読む前の印象 一見するとやさしめの本に見えるものの、著者がいくつかのメディアに出演された際に話していた“さわり”の内容が印象的で、面白そうだなと思っていた。 私自身、金融について多少の知識はあるが、それでも十分に新しい気づきがありそうだという期待を持って読み始めた。 ◾️読んだ後の感想 もしかすると、経済やお金をこの文脈で語る本は他にもあるのかもしれない。けれど、少なくとも私にとっては初めて触れる切り口が多く、とても新鮮で面白かった。 お金というと、つい証券口座や預金残高など、アプリ上の数字ばかりを追ってしまいがちだが、この本はタイトルの通り、その背景には「人間の労働」や「誰かの営み」があることを、さまざまな角度から丁寧に示してくれる。 また、あるべき社会の姿や、普段見落としがちな観点にも気づかせてくれる。 たとえば少子高齢化にまつわる年金問題では、「少ない若者で多くの高齢者を支える」という構図が語られやすい。一方で、その高齢者たちが若い頃に、社会の中で担ってきた貢献の中には、お金としては可視化されず、定量化されていないものも多い(近所の子どもの面倒を見る、地域で支え合う、など)。 そうした“数字に表れない価値”に目を向けさせてくれる点も、この本の魅力だと感じた。 ◾️余談 これからはAudibleでも本を読んで(聴いて)いこうと思う。 もちろん、一定以上に難解な本や、キーとなるエッセンスが図で表現されている本、そもそも図表が多い本には向き不向きがあるとは思う。 ただ、今回くらいの分量・難易度の本は、Audibleとかなり相性がいいと感じた。
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表面的な価格ばかり注目されるが、そもそもの本質的なことことから考えさせられる経済入門書 例え話は非常にわかりやすい。図はいまいち。文章も初心者向けに優しく書かれてはいるが、もう少し専門用語を使った方がわかりやすいように感じる。 国とお金の関係、預金と借金のしくみ、投資と投機、...
表面的な価格ばかり注目されるが、そもそもの本質的なことことから考えさせられる経済入門書 例え話は非常にわかりやすい。図はいまいち。文章も初心者向けに優しく書かれてはいるが、もう少し専門用語を使った方がわかりやすいように感じる。 国とお金の関係、預金と借金のしくみ、投資と投機、経済効果と効用を生む労働、効率と蓄積、インフレの原因、日本の借金など、労働に注目していて経済用語の概念が変わる お金の交渉力と伝達力 価値 効用と価格 空間軸と時間軸で考え方は変わる
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