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サーカスから来た執達吏 の商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

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2024/09/09

思ったより普通?の話だった。 財宝も隠し場所もそれほど意外性はなく、 「あ〜なるほど。でも納得」位の感想だった。 『方舟』の作者だから、もっとすごいどんでん返しを期待してしまった…。

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2024/09/05

タイトルも 表紙も・・・流石です とてもポップで、かわいくて これってシリーズ化される?? されてもおかしくないし もっとユリ子ちゃんの活躍を読みたい

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2024/05/30

夕木春央の第二作目。『絞首商會』と同じ世界線だけど、別の主人公たち。推理は突飛すぎて全然見当もつかなかったけど、暗号はなかなか面白かった。前回主人公との共演を望む。

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2024/04/20

ユリ子の独壇場だったなという印象。 頭の回転が凄まじくて、謎解きも鮮やか。でも、鮮やかすぎるのか、私は逆に物語に入り込めなかった。 暗号の解読のシーンは思考が止まってしまって、全然頭に入ってこなかった。 この現象はなんだろう?

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2023/09/11

面白かった。方舟より救いのある終わり方だった。 時代は明治から大正、華族の面々が絡む盗難事件が縦軸に、サーカスにいた事のある執達吏(借金取り)のユリ子と子爵令嬢の鞠子が事件の解決に切磋琢磨するのを横軸にしたミステリ。江戸川乱歩を彷彿させた。

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2023/09/06

ユリ子、鞠子、かつよのトリオが可愛いいだけじゃなくて聡明で自由でかっこよくて、魅力的だった。財宝(大金)を手に入れるために何でもしようとする執念がすごかった。また欲に目がくらみ、選択肢があっても1つの方向しか見ない、見ようとしない、それを集団で思い込むという一種の洗脳状態というか...

ユリ子、鞠子、かつよのトリオが可愛いいだけじゃなくて聡明で自由でかっこよくて、魅力的だった。財宝(大金)を手に入れるために何でもしようとする執念がすごかった。また欲に目がくらみ、選択肢があっても1つの方向しか見ない、見ようとしない、それを集団で思い込むという一種の洗脳状態というか、バイアスがかかるというか、人間ってこわいなって思う。

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2023/08/25

密室から忽然と消失した財宝の謎。 14年前の真実が明かされる 怒涛の30ページに目が離せない。 メフィスト賞作家、圧巻の純粋本格ミステリー! 「あたし、まえはサーカスにいたの」 大正14年。莫大な借金をつくった樺谷子爵家に、晴海商事からの使いとしてサーカス出身の少女・ユリ子が取...

密室から忽然と消失した財宝の謎。 14年前の真実が明かされる 怒涛の30ページに目が離せない。 メフィスト賞作家、圧巻の純粋本格ミステリー! 「あたし、まえはサーカスにいたの」 大正14年。莫大な借金をつくった樺谷子爵家に、晴海商事からの使いとしてサーカス出身の少女・ユリ子が取り立てにやって来た。 返済のできない樺谷家は三女の鞠子を担保に差し出す。ユリ子と鞠子は、莫大な借金返済のため「財宝探し」をすることにした。 調べていくうちに近づく、明治44年、ある名家で起こった未解決事件の真相とはーー。 子爵の三女の鞠子ちゃんとサーカスから逃げ出して借金とりをしているユリ子ちゃんの冒険譚みたいで面白かった。何も考えていないようで、何か考えているユリ子ちゃん。結構、自由な感じでいい。お上品な性格の鞠子ちゃんが、振り回されてるかんじがいい。 財宝探しに二つの子爵家が参加し、そこに借金を返すために参戦する2人。最初の頃に、鞠子ちゃんが今更参戦しても大丈夫なのか心配していたけど、私も心配だった。正直、得体の知れないユリ子とお嬢様育ちの鞠子ちゃんの2人で本当に探し出すことができるの?って。 しかし、2人は冒険していろんな危険を乗り越えてお宝探しを続行。鞠子ちゃんとユリ子ちゃんには、だいぶハラハラさせられたし、お宝のありかが気になってしまった。 お宝のありかは本当に意外だったし、彼の正体も意外だった。私は、鞠子ちゃんと同じように驚いてしまった。しかし、ユリ子ちゃん。どの時点でどこまで見抜いていたの?ってなった。 最後は、本当にサーカスが去るみたいにもの悲しかった。鞠子ちゃんの冒険は終わってしまい、日常に戻ったんだな。またユリ子ちゃんと鞠子ちゃんのコンビが見たいな。 2023.8.25 読了

Posted byブクログ

2023/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったー。 ユリ子すごすぎ! 彼女がいたら、どんな問題も解決できる気がする。 華族の見栄とか欲望とかいろんな物が複雑に絡み合った結果の物語。 暎広がとんでもない人物かと思いきや、切なかった。 私は筆者の「方舟」よりもこちらの作品の方が好みだったな。

Posted byブクログ

2023/07/15

著者初読み。 新刊を読む前に、こちらを先に。 明治、大正時代のハイカラ文化が垣間見える、この設定だけでも目新しい。謎解きよりも、ユリ子と鞠子のコンビを楽しめる。 さてさて、新刊はかなりの厚さだが、期待して読めそうだ。

Posted byブクログ

2023/07/06

方舟が秀逸だったのでこれも期待して読んでみたけど、謎解きはイマイチ、謎解き解説も読者を置いてきぼりでよく分からず進んでいき終了。途中面白くないのに我慢して読んだだけに、うーん、残念。

Posted byブクログ