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知的文章術入門 の商品レビュー

3.4

17件のお客様レビュー

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2024/10/12

 長い時間をかけて読み終えたが、得るものは何もなかった。  いろいろな書籍を参考にしているのはよく分かるが、この本の独自性はどこにあるのだろうか。  表題からは分かりにくいが、知的文章というのは、大学生や大学院生の書くレポートや論文を指しているようだ。   Eメールに使える例文も...

 長い時間をかけて読み終えたが、得るものは何もなかった。  いろいろな書籍を参考にしているのはよく分かるが、この本の独自性はどこにあるのだろうか。  表題からは分かりにくいが、知的文章というのは、大学生や大学院生の書くレポートや論文を指しているようだ。   Eメールに使える例文も掲載されているが、文法的に間違っているものがあり、信頼が置けない。    論文・レポート作成術の類書はいくらでもあるので、他のもっと優れた書籍を参照することを強く薦める。

Posted byブクログ

2023/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パラグラフが決める論理の流れ 「簡潔」「明解」と並んで重要なのは、「論理的」な文章構成だ。論旨を展開するときに意識したいのが、パラグラフである。日本語で言えば段落だが、オックスフォード英語辞典では“paragraph”は「文章における明瞭なセクション。たいていは一つのテーマを扱い、改行や字下げ、番号によって区切られる」と定義されている。 パラグラフは「論理単位」であり、一つの論理テーマをもつ一つのセクションでなければならない。一つのパラグラフにいくつもの論理を押し込むと、本来のパラグラフの役割から離れてしまい、文章全体の論理の流れが分かりにくくなるのだ。 パラグラフの順序が全体の論旨の流れをつくる。文章を読み直して話がぎくしゃくしていると感じられたら、流れを見直してパラグラフごと入れ替えるだけですっきりと筋が通ることがある。 論理が一貫している限りは、一つのパラグラフは1行でも100行でも問題がないという理屈になる。しかし、実際のところあまりに長いパラグラフは読みにくい。逆に、短すぎるパラグラフは論理の弱さにつながる。目安として、一つのパラグラフは10~15行くらいに収めたいところだ。

Posted byブクログ

2023/03/31

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC09877756

Posted byブクログ

2022/06/04

後半の英語作文の件が面白かった.ただ、日本語がうまく書けないことは、ふつうに生活するにしても、致命的なことになると感じている.ツールとしてEndNote, iThenticate, SkELL, DeepL Translatorなどの紹介があり、参考になった.DeepL Tran...

後半の英語作文の件が面白かった.ただ、日本語がうまく書けないことは、ふつうに生活するにしても、致命的なことになると感じている.ツールとしてEndNote, iThenticate, SkELL, DeepL Translatorなどの紹介があり、参考になった.DeepL Translatorは何度か使ってみたが、素晴らしい性能だ.

Posted byブクログ

2022/04/05

慶応1年生向けの「レポートの書き方」講座が元ネタになっているようなので、タイトルはやや大げさに思えるが、コロナ時代を反映した最新のマニュアル本にはなっているので、これから大学生活を始める新入生には手ごろで調度よいかもしれない。著者の「非常識」としては、ウィキペディアを賢く使い、授...

慶応1年生向けの「レポートの書き方」講座が元ネタになっているようなので、タイトルはやや大げさに思えるが、コロナ時代を反映した最新のマニュアル本にはなっているので、これから大学生活を始める新入生には手ごろで調度よいかもしれない。著者の「非常識」としては、ウィキペディアを賢く使い、授業中のスマホ検索もOKとのこと。

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2022/01/28

後半の英語学習については、今のところ必要がないので流し読みとなりましたが、わかりやすい文章を書く基礎が詰まった良書です。文例が多く、どのように書けば良いのかをわかりやすく示しているので、高校生にもちょうど良い内容になっています。

Posted byブクログ

2022/01/24

社会人必須スキルの事実と考えを分けた表現方法を分かりやすく解説している。 情報収集とパワポ活用。英語学習を網羅しつつも、読者に寄り添った文章が心地よい。親しい人に買って配りたくなる名著。

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2022/01/04

本書は、2021/9/17に初版が発行された新しい「文章術の本」だ。医学者である著者がすべての読み書きを日常的に行う人々に向けて、そのコツをざっくばらんに簡潔に書いた良書である。 理系に片寄った内容になっておらず、そのバランス感覚が著者の凄みの一つではないか。 タイトルは『知...

本書は、2021/9/17に初版が発行された新しい「文章術の本」だ。医学者である著者がすべての読み書きを日常的に行う人々に向けて、そのコツをざっくばらんに簡潔に書いた良書である。 理系に片寄った内容になっておらず、そのバランス感覚が著者の凄みの一つではないか。 タイトルは『知的文章術入門』でありながらも、実際には広く知的発信者としての姿勢や、プレゼンテーションのやり方、パワーポイント資料作成のコツ、さらには英語学習についてまで触れている。 タブーとされるWikipediaの利用についても、「どんなことにどれくらいどのように使うべきか、または使わないべきか」を正面から述べている。 医学者である著者は、本書を書くに当たって、これまでのありとあらゆる「文章術」に関する蓄積を踏まえて、それらを現代版にアップデートしようとした。 その試みは個人的に、ある程度うまく行っていると思う。 今後求められる「言語コミュニケーション」に向けて、誰が読んでも役立つ内容になっている。分量も多くなく、文体がフランクで読みやすい。 筆者は、大学にて毎年1年生向けに「これから一生レポートを書き続ける君たちへ」と題する講義を2016年から毎年行っているという。レポートは、ここではつまり、もっと広く「文章」という意味で使われていると思われる。 本書での学びや発見はまさしく一生ものである。 「読むこと、書くこと、話すこと」に少なからずこだわりを持つ全ての方にオススメする。

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2021/12/30

主語がはっきりしているか。曖昧な表現はないか。論理的に表現しているか。述語は明快か。 簡潔、明瞭、論理的。 「思われる」というあいまいな表現をしない。

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2021/12/25

分かりやすい文章を書きづらいと思っている人、日本語の文章の書き方を教わっていない人におすすめ。 【概要】 ●正しく理解できる日本語 ●分かりやすい文章、論理的な流れ ●文章を書き始める前、書いた後、引用 ●ウィキペディアの使い方、正しい情報、数字での思考 ●パワーポイントによる...

分かりやすい文章を書きづらいと思っている人、日本語の文章の書き方を教わっていない人におすすめ。 【概要】 ●正しく理解できる日本語 ●分かりやすい文章、論理的な流れ ●文章を書き始める前、書いた後、引用 ●ウィキペディアの使い方、正しい情報、数字での思考 ●パワーポイントによるスライドの作成、オンライン授業への参加 ●英語の読み、聞き、話し、書く ●英語でのメール 【感想】 ●大学生・社会人にかかわらず、一読する価値があると思った。仕事の役に立つときがくるであろう。 ●文章を書くことは難しく大事なことであるが、情報化社会において日本語に関わる能力が低下し放置されたままである、という問題認識の下、どのようにすれば知的文章が書けるか丁寧に書かれている。 ●図書館で借りて読んだが、よい本でありこれからも使えると思ったので購入した。

Posted byブクログ