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恐怖 の商品レビュー

3.4

17件のお客様レビュー

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2022/04/17

坂東眞砂子さんの『正月女』と恒川光太郎さんの『ニョラ穴』が印象的。 平山夢明さんと小林泰三さんのはもう何度も作品読んだことあるけど、相変わらず好き。

Posted byブクログ

2023/12/25

 前巻にあたる『再生』が心霊系、怪談寄りの作品が中心だったのに対し、こちらはSFやノワール、ダークファンタジー的なラインナップだという。確かに逸品揃いで、個人的には第一弾よりもさらに愉しめた。収録8編の内3編が女性作家の作品であり、そのどれも憎悪や執着や妄執など「過去に囚われる」...

 前巻にあたる『再生』が心霊系、怪談寄りの作品が中心だったのに対し、こちらはSFやノワール、ダークファンタジー的なラインナップだという。確かに逸品揃いで、個人的には第一弾よりもさらに愉しめた。収録8編の内3編が女性作家の作品であり、そのどれも憎悪や執着や妄執など「過去に囚われる」女性に纏わる怪異や恐怖が描かれているのが興味深く、そしてどれも怖い。 詳しくはこちらに。 https://rene-tennis.blog.ss-blog.jp/2022-01-16

Posted byブクログ

2021/10/16

角川ホラー文庫ベストセレクション第二弾。全部読んだことがあるので再読かな。しかし何度読もうと、どれもこれも文句なしの名作です。 何度読んでも恐ろしいのは坂東眞砂子「正月女」です。どこからどこまで全部怖い。柱時計の音が怖い。登場する人たちもみんな怖い。可哀想に思えるヒロインのキャラ...

角川ホラー文庫ベストセレクション第二弾。全部読んだことがあるので再読かな。しかし何度読もうと、どれもこれも文句なしの名作です。 何度読んでも恐ろしいのは坂東眞砂子「正月女」です。どこからどこまで全部怖い。柱時計の音が怖い。登場する人たちもみんな怖い。可哀想に思えるヒロインのキャラも、実はなかなかの恐ろしさなんですよね……。 久しぶりに読んだ服部まゆみ「雛」も、再読でさらに恐ろしくなったかも。そしてラスト、小林泰三「人獣細工」で締めるとは!

Posted byブクログ

2021/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人獣細工が個人的には1番ぞっとした。自己同一性や自身の出生、自分が自分ではないかもしれないということはどの時代にも共通する恐怖なのではないだろうか。 角川ホラーはお洒落なホラーというか気付いてしまうことによる嫌悪や畏れを扱うものが多いのかなと思っており、私はそういうものが大好きなのでとても楽しめた。短編集なので電車などの移動のお供にもちょうどよかった。

Posted byブクログ

2021/10/10

「再生」はよかったのにこっちはダメダメ。最悪。 帯にはレジェンドたちの名作短編あつめたぜ!的なことをうたっているけれど、文章が古くさすぎて本当に読みにくい。いつの時代の話なのかすらよくわからなくて、読んでいて苦痛だった。おまけにまったく怖くない。角川ホラー文庫は「ホラー」という看...

「再生」はよかったのにこっちはダメダメ。最悪。 帯にはレジェンドたちの名作短編あつめたぜ!的なことをうたっているけれど、文章が古くさすぎて本当に読みにくい。いつの時代の話なのかすらよくわからなくて、読んでいて苦痛だった。おまけにまったく怖くない。角川ホラー文庫は「ホラー」という看板を下ろしたほうがいいとおもう。そういうレベルのアンソロジーだった。怒

Posted byブクログ

2021/10/03

前回のベストセレクション「再生」よりもこっちのほうがずっと好み。 であるが故に、過去に読んだ話が半分くらい… 平山夢明氏と小林泰三氏が一冊に入ってるアンソロジーだから買って後悔はない。 背表紙の著者名が小林泰三氏になってて、新しく本棚に氏の本が並んだのも嬉しい。

Posted byブクログ

2021/09/26

あまり好みの内容ではなかった。 ただ、正月女の話はばあちゃんに聞いたことある話に良く似ていた。「正月」という所が「西の女」という話だった気がするけど、昔話なんてそんなもんか。ちょっとゾッとしたけど。

Posted byブクログ